2007年10月12日

10月15日から10月19日のゲストは、、、

新党日本代表の田中康夫さんです。
目指す政治、築地移転問題など、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年10月12日

全国の庭園

涌井先生お勧めの全国の庭園をいくつか紹介してくれました。まずは、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡。最後まで人に裏切られて滅びていった朝倉一族の残した谷、その谷全てが庭になっているそうです。そして岐阜県美濃市も素晴らしい、狭隘で誰も行かないような所に、活気があり大きな街が出来ているというのは凄い、風景と風土が対話してきた街とおっしゃっていました。最後に涌井先生が紹介してくれたのは滋賀県。滋賀県は日本の縮図、琵琶湖があり、池の周りを巡る庭園、池泉回遊式庭園が広がっています。大津や彦根、それぞれに美しい棚田があったり、お寺があったり、滋賀県は県そのものが庭園とおっしゃっていました。

今夜の選曲: NEVER ENDING SONG OF LOVE / DELANEY & BONNIE

2007年10月12日

全国の庭園

涌井先生お勧めの全国の庭園をいくつか紹介してくれました。まずは、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡。最後まで人に裏切られて滅びていった朝倉一族の残した谷、その谷全てが庭になっているそうです。そして岐阜県美濃市も素晴らしい、狭隘で誰も行かないような所に、活気があり大きな街が出来ているというのは凄い、風景と風土が対話してきた街とおっしゃっていました。最後に涌井先生が紹介してくれたのは滋賀県。滋賀県は日本の縮図、琵琶湖があり、池の周りを巡る庭園、池泉回遊式庭園が広がっています。大津や彦根、それぞれに美しい棚田があったり、お寺があったり、滋賀県は県そのものが庭園とおっしゃっていました。

今夜の選曲: NEVER ENDING SONG OF LOVE / DELANEY & BONNIE

2007年10月11日

景観、風景、風土

涌井先生の講演内容や研究サイトを見ると、「景観10年、風景100年、風土1000年」とあります。景観は目に見えるもの、心に響くものであるだけではなく、その土地に培われてきた人と自然の関わりの遺伝子のようなもの。そして自然の中で暮らして行くうちに、その地に合う形、デザインが出来上がってきます、これが風景。そして風土は目には見えないけど、人間の体の中に浸透している自然観とおっしゃっていました。景観を大切にしていかないと、その地域の風景や風土は崩れていってしまいます。この文脈を意識した空間のデザインをいつも一番に心がけているそうです。

今夜の選曲: YOU MAKE LOVING FUN / FLEETWOOD MAC

2007年10月10日

西洋の庭、日本の庭

西洋の庭園は上から下を見下ろすように造られています。王様の庭だからだそうです。そしてその王様が自分を神様に置き換えて造らせた庭で、あくまでも神の目線から観る庭なんだとか、、、。日本の庭は見上げるように造られ、一番遠くに山々などの借景の対象があり、それを中心に庭は形成されているんだそうです。

西洋の庭は王様のお部屋から撮影し一枚の写真に納まります。しかし、日本の庭は絶対に一枚の写真に収めることは出来ないそうです。串団子のように見せ場がいくつもあり、庭を歩くことで様々な景観が広がります。

今夜の選曲: BEAUTY / EARTH WIND AND FIRE

2007年10月09日

自然と社会の関わりをデザイン

これまでに多摩田園都市、全日空万座ビーチホテル、ハウステンボス、東急宮古島リゾートなど、数多くのランドスケープ計画やデザインを手がけてきた涌井先生。国により土地の価値観は違い、ドイツは自然が貧しいため、その土地の資源性を一番に考えます。土地の広さを重視する国もありますが、日本は「心に感じる土地」、見る景色ではなく観る景色を大切にしています。

自然と社会の関わりをデザインするのが造園家の仕事。日本の建築は周りの景観と建物がどう融合されていくかによってデザインが決まってきます。都市の中にどう緑を増やすか、地方の田園風景の中に建っていてもおかしくない建物のデザイン、防災や地震への対策、そういった仕掛けと仕組み、そして結果としての空間表現が造園家の仕事とおっしゃっていました。

今夜の選曲: ALTOGETHER ALONE / HIRTH MARTINEZ

2007年10月08日

応募殺到ケニア野生教室

今週のゲストは、桐蔭横浜大学教授で、造園家の涌井史郎さんです。涌井先生は、造園家として数々の省庁、自治体のランドスケープ計画やデザインを手がけ、2005年の愛・地球博では会場演出総合プロデューサーを担当。また、テレビのコメンテーターとしても活躍していらっしゃいます。

毎年ケニアのマサイラマで、桐蔭学園の生徒と野生教室を開催している涌井先生ですが、小さい頃から一生懸命勉強をしてきたんだけど、実感や体感のない子供達が増えているんだとか、、、。その子供達がアフリカに行って、今まで出会ったことのない自然に出会うと、これまでの自分とはぜんぜん違うものに目覚めて、新しい自分を発見しているそうです。実際アフリカでの野生教室後に進学、就職の進路を変える生徒さんが多いんだそうです。

今夜の選曲: VENTURA HIGHWAY / AMERICA

2007年10月05日

10月8日から10月12日のゲストは、、、

桐蔭横浜大学教授で、造園家の涌井史郎さんです。
造園家とは?日本の庭と西洋の庭、お勧めの庭、、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年10月05日

何もしない贅沢

アフリカ・ケニアを4度訪れている黒川社長。初めて訪れた時の方がやはり動物を見た時の感動は大きかったそうです。でも、自然の中に身を置くことの大切さ、風を肌で感じ、深呼吸すれば大地の香り、何もせずにただただ時間が過ぎていくことが最上級の贅沢とおっしゃっていました。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: WITHOUT YOU / NILSSON

2007年10月04日

お客様へのサービス

これまでの日本人の商売人の考え方は、商品は出来るだけ丁寧に包むのがお客様への心遣いであり、余計な包装紙や袋まで付けるのがサービスとされてきましたが、今はもう、お客さんで「そのままください。」という方がいたら、そのままお渡しするのも一つのサービスと黒川社長はおっしゃっていました。

風呂敷を広める為に昨年はパリで風呂敷展を開催し、実際に包んでもらったり、講義をしたり、海外でも本当に多くの方たちが風呂敷に興味をもち、多くの方が風呂敷の展覧会には訪れたそうです。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: SHE'S LEAVING HOME / NILSSON

2007年10月03日

和菓子は五感の芸術

和菓子は、目で見て美しく、そして香りも大切です。まんじゅうを割った時の手の感触、ようかんに楊枝を挿した時の感覚などの触覚も楽しんで、そして和菓子の名前も見て頂きたいそうです。名前の響きから四季を感じて、その土地の風土を感じて、、、。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: MAYBE / NILSSON

2007年10月02日

お得意様は水戸黄門

虎屋では、菓子の絵図帳や古文書、古器物などの保存、整理を行う「虎屋文庫」があり、年に2回一般公開し展示しています。次回の開催は11月1日から赤坂・虎屋ビル2階のギャラリーで「歴史上の人物と和菓子」展が開催されます。あの水戸黄門様も虎屋のお得意さんだったそうですよ。

どの業界もそうですが、古いものを守っていくだけでは衰退してしまう。虎屋でも日々新たな和菓子の形態を模索しています。商品開発の中で黒川社長が思ったのは、昔ながらの和菓子は絶対に無くならない。もし和菓子が流行らない時代が来たとしてもそれは企業のプレゼンテーションが良くないか、商品開発が上手くいっていないだけとおっしゃっていました。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: ONE / NILSSON

2007年10月01日

創業、室町時代

今週のゲストは、和菓子の老舗、虎屋17代当主、黒川光博さんです。創業は室町時代の京都、5世紀わたり和菓子作りを続けていらっしゃいます。今でこそ、ようかんやまんじゅうなどの和菓子は一般の人が買って食べていますが、昔は砂糖がかなりの高級材料で、砂糖を多く使う和菓子も高級品だったそうです。

昔からある和菓子ではなく、全く新しい和菓子を考案しようと考えてはみるものの、何百年も前から食されて来たようかんやまんじゅうと肩を並べれる新商品は中々見つからないそうです。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: THE MOONBEAM SONG / NILSSON

2007年09月27日

10月1日から10月5日のゲストは、、、

和菓子の老舗 虎屋17代当主 黒川光博さんです。
五感で味わう和菓子の魅力をたっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年09月27日

築地、歴史、未来

築地本願寺で働き始めて1年、小熊さんからみた築地は食の町、文化の町、歴史の町。築地は世界に誇れる食の町であり、日本近代演劇の発祥の地「築地小劇場」や、ブディストホールなど、文化、エンターテイメントの町でもあり、江戸や明治の香りのある木造家屋も多く海外からの旅行者も多いので、様々な複合都市として発展していければとおっしゃっていました。

築地の市場で新鮮なお魚を頂いた後は、ぜひ築地本願寺に寄ってください。お寺はお葬式や法事をしたりする時だけに行く所ではなく、もっと生活に密着した場所であるべきで、カフェ・ド・シンランもオープンし、お坊さんも遊びに来ることもあると思います。街の占い師に相談に行ったする人もいますが、お坊さんに色々なお話を聞いて、何か今までとは違う世界が見えてきたり、生きるヒントになればとおっしゃっていました。

今週は小熊さんも大好きなプログレバンド KING CRIMSON特集
今夜の選曲: ISLANDS / KING CRIMSON

2007年09月26日

様々な経歴

小熊さん小黒編集長が初めて会った時、小熊さんは編集者だったそうです。それが今はブディストホールの運営、、、。編集者を3年間勤め、その後何故かロックバンドを結成。当時主流だったのはレコードとカセットテープ。レコードを作るにはお金がかかるけどインディーズのレーベルを自分たちで立ち上げカセットテープで発売すればかなりコストを抑えられます。今ではCDになって発売されているんですって。そしてぴあに入社し退社、今はブディストホールの運営をしています。

今週は小熊さんも大好きなプログレバンド KING CRIMSON特集
今夜の選曲: CADENCE AND CASCADE / KING CRIMSON

2007年09月25日

朝の日課

マゼル・ジャパンのブティストホール事務所は、築地本願寺の敷地内にあります。小熊さんが出勤して朝一番に毎日向かうのは本堂、、、手を合わせると心が落ちつくそうです。スタッフ全員にも毎朝本堂に挨拶に向かわせ、最初は嫌々だったのが今では社員みんなの日課になっているそうです。

今週は小熊さんも大好きなプログレバンド KING CRIMSON特集
今夜の選曲: LADY OF THE DANCING WATER / KING CRIMSON

2007年09月24日

お寺でカフェ?お笑い?

今週のゲストは、株式会社マゼル・ジャパン代表の小熊一実さんです。小熊さんには今回、築地本願寺敷地内にオープンしたLOHAS KITCHEN&BAR 「カフェ・ド・シンラン」のコーディネイトをして頂きました。

小熊さんは本願寺の中でブティストホールの運営をしています。164席の本格的な劇場で、演劇やお笑い、落語など様々です。子供のための落語会「子供寄席」も企画。落語の絵本を見ているように、バックのスクリーンに分かりやすくイラストを映したそうです。

今週は小熊さんも大好きなプログレバンド KING CRIMSON特集
今夜の選曲: BOOK OF SATURDAY / KING CRIMSON

2007年09月21日

9月17日から9月21日のゲストは、、、

株式会社マゼル・ジャパン代表の小熊一実さんです。
カフェ・ド・シンラン、ブディストホールなど築地本願寺のお話を中心に伺います、、、
お楽しみに。

2007年09月21日

温暖化の影響

野口健さんが今年7月に出版された本「確かに生きる〜10代へのメッセージ〜」。慎重に慎重に、もし失敗したら、、、と、今の10代は思い切った行動が自分からとれないような気がするとおっしゃっていました。日本人は根が真面目なので、もう少し外れた行動だとしても自分の気持ちを大切にしたほうがいい、、、。

富士山もエベレストも綺麗になって、次に野口さんが取り組むのは温暖化ストップ!今、ヒマラヤの氷河が解けています。キリマンジャロに至ってはもう解けてしまいました。山の氷河が溶け、麓の村や町では水害がおき川が削られ、家が流されています。地元のシェルパ(山岳ガイド)の言葉ですが、「ヒマラヤは人間で言うと一番高い頭の部分、もし人間の頭が熱をもってしまうとその症状は体全体に出ます。ヒマラヤが暑くなっているのは地球全体の自然環境が壊れてきている、、、。」

今夜の選曲: WILL YOU MARRY ME / CHRIS PIERCE



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