2007年09月20日

環境教育のあり方

小学生から大学生を中心とした環境学校や公演を行っている野口健さんですが、子供たちには環境オタクにはなってほしくないそうです。自然に触れたことがない子供たちが増え、頭の中だけで環境問題を考えてしまいがちです。現代社会において環境というキーワードは非常に力を持っています。そえ故、使い方を間違えると大変。環境学校では自然を守ろうと呼びかけるだけではなく、色んな現場に行ってそこの自然をみながら、そこで起きている環境問題を考えようというのがコンセプト。人々が住んでいるところでの環境問題なのでバランスが大切とおっしゃっていました。

今夜の選曲: THE SIMPLE LIFE / CHRIS PIERCE

2007年09月19日

山の日記

日ごろペンで何かを書くということはあまりないのに、山に行くと何故か日記が書きたくなるそうです。厳しい状況になればなるほど、人は何かを残したがるのかもしれないとおっしゃっていました。感性も研ぎ澄まされ豊かになり、いつもは気付かないちょっとしたことにでも気がつき、それを伝えたくなるのかもしれません。

山では雪崩も落石も突風も危険なものは音が聞こえてきます。耳が凄い敏感になるそうです。

今夜の選曲: WHAT ARE THE CHANCES / CHRIS PIERCE

2007年09月18日

エベレストと富士

エベレストに通いだしたのが10年前、ほとんど毎年エベレストに行き、今回で8回目になるそうです。嬉しいのが年々ゴミが減ってきていること、、、。多い時で3トンのゴミを回収していたのが、今回は頑張っても500キロ位だったそうです。エベレストの清掃活動が世界的なニュースになり、捨てる人も減ってきているんだとか、、、。
富士山の清掃登山に関しては、色々な企業や団体から一緒に登りましょうと連絡が来て、断ることの出来ない野口健さんは毎週登っているそうです。そのおかげもあり、富士山のゴミも相当減ったそうです。5合目から上はほぼゼロで完治、ゴミが多く世界遺産登録出来なかった富士山ですが、世界遺産の仲間入りももうすぐでは?と野口さんはおっしゃっていました。

今夜の選曲: BEAUTIFUL WORDS / RIE FU

2007年09月17日

10年ぶりのチョモランマ

今週のゲストは、アルピニストの野口健さんです。今年5月にチョモランマ(エベレスト・チベット側)の登頂に成功しました。1999年にエベレストのネパール側、サガルマータに登頂成功している野口さんは、エベレストの両側からの登頂に成功という快挙を成し遂げました。

実は10年前に初めてチョモランマに挑戦、失敗に終わったそうです、、、。強風に乾燥で、咳が止まらなくなり、肋骨を3本折ってしまったんだとか、、、。その2年後にサガルマータ側から挑戦し、成功はしたもののこの10年間チョモランマ側からの登頂失敗がずっと心のどこかに引っかかっていたそうです。そして、今回のチョモランマへの挑戦、、、今回も相当きつかったとおっしゃっていました。

今夜の選曲: SOMEDAY / CHRIS PIERCE feat. LEYONA

2007年09月14日

9月17日から9月21日のゲストは

アルピニスト、そして環境活動家の野口健さんです。
清掃登山、チョモランマへの挑戦、環境学校など、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年09月14日

日本初上陸!フェルメールの「牛乳を注ぐ女」

9月26日から国立新美術館では日本で初めてフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が公開されます。この絵は、ギリギリまでオランダの美術館で公開され、その後厳重に梱包され東京に運ばれます。東京に運んでもすぐには開けないそうです。絵が東京の湿度、温度に馴染むまで梱包したまま成田に置いておくんだそうです。

今夜の選曲: STELLA / SKETCH SHOW

2007年09月13日

エッシャーとフェルメール

不思議な絵を描くことで知られ、日本でも人気の画家・エッシャー。エッシャーはオランダ人で福岡さんはフェルメールとエッシャーの間にも何かしらの接点があったのではないかと考えています。エッシャーはフェルメールが生まれた街、デルフトを訪れ街をスケッチしている絵が何枚か残っています。その中の1枚は昔フェルメールのアトリエがあった場所を中心に描かれていて、エッシャーがフェルメールのことを思いながら描いたのではないかとおっしゃっていました。

今夜の選曲: LOTUS LOVE / Y.M.O.

2007年09月12日

旅のはじめ

まず最初に向かったのはドイツ・フランクフルト。フランクフルトのシュテーデル美術館にはフェルメールの絵「地理学者」があります。この絵のモデル、顕微鏡の父であるレーウェンフックという説があります。オランダ・ライデンの博物館にはレーウェンフックの様々な展示品があり、その中にはフェルメールの絵と全く同じ服と地球儀、コンパスなどがあったそうです。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」日本初公開!
http://www.milkmaid.jp/

今夜の選曲: POCKETFUL OF RAINBOWS / Y.M.O.

2007年09月11日

3人のオランダ人

この夏、小黒編集長福岡伸一さんはオランダを訪れました。
オランダというとカステラ、てんぷら、、、日本とは昔から親交の深い国です。江戸時代、日本は鎖国をしていましたが、当時唯一交易していたのもオランダで、様々な文化が入ってきました。

1632年、この年に生まれた三人のオランダ人、、、今回の旅に深く関わってくる三人です。
1人は画家・フェルメール。現存する作品は30数点しかなく、世界各地の美術館などに飾られ、全てのフェルメール作品を観ようと、フェルメール巡礼の旅をする人達も多くいます。
そして、レーウェンフック。フェルメールと同じ、デルフトという小さな町に生まれ、歴史上初めて顕微鏡を使って生物を見た人物です。
最後は、哲学者で神学者のスピノザ。ユダヤ人で家族とともにスペインを追われオランダに流れ着いてきました。当時のオランダは思想、信条に非常に開かれていたそうです。

歴史上の証拠としてはこの3人に接点があるとは言われていませんが、何らかの接点があったのではないかと福岡さんは仮説をたて、今回の旅に出たそうです。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」日本初公開!
http://www.milkmaid.jp/

今夜の選曲: EKOT / SKETCH SHOW

2007年09月10日

生命とは何か

今週のゲストは、分子生物学の第一人者で青山学院大学・理工学部・生命化学科教授の福岡伸一さんです。5月に出版された本、「生物と無生物のあいだ」が15万部を突破。生物学の知識がない人でも楽しめる内容に仕上がっています。BSE問題、鳥インフルエンザ、臓器移植などまさに生命とは何かという根本的なことが問われている時代、これは答えがあって無いような難しい題材ですが、福岡さんはこの本で生命とは何かをもう一度始めから問い直しています。

今夜の選曲: RESCUE / HASYMO

2007年09月07日

9月10日から9月14日のゲストは

分子生物学者の福岡伸一さんです。
オランダの旅、、、画家・フェルメールのお話をたっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年09月07日

英語の手遊び歌を親子で歌おう

現在発売中のソトコトの別冊「ロハスキッズ」で、英語で歌う手遊び歌「LOVE」をロハスキッズのためだけに制作してくれたタケカワユキヒデさん。親子でコミュニケーションをとってもらおうと作った「LOVE」、作曲はタケカワユキヒデさん、そして作詞は娘さんのアイ武川さんが書いてくれています。タケカワ親子による親子のための手遊び歌、携帯電話からダウンロード出来るそうです。

前立腺ガン早期発見のためのチャリティーコンサート「タケカワ・ユキヒデ・プロデュース ブルークローバー・チャリティーコンサート」が9月20日東京厚生年金会館で開催されます。

今夜の選曲1: LOVE / タケカワ ユキヒデ
今夜の選曲2: REMEMBER / アイ武川

2007年09月06日

親子のありかた

タケカワユキヒデさんには6人の子供がいらっしゃいます。一番下のお子さんは今年で17歳、、、皆もう大人ですが、子育ては子供がいくつになっても結局終わらないとおっしゃっていました。子育ては子供が成長するにつれ、子供の体の成長のサポートから子供の精神面のサポートに変わっていきます。

そして、父親と母親に違いは無いともおっしゃっていました。役目を分けたりするからギクシャクしたり気持ちが入らない。お互いに得意な事を子供たちと一緒にすればいい、、、。

今夜の選曲: HAPPINESS / ゴダイゴ

2007年09月05日

音楽のある家庭

お父さんは音楽大学教授、お母さんの実家はバイオリン会社という音楽一家の中でタケカワユキヒデさんは育ちました。当時、生まれた時から音楽があるのが当たり前という家庭は本当に少なかったそうです。小学校に入ると同時に譜面の読み書きを習わされ、小学校4年生の時には作曲を、、、。最初は楽器はいっさい使わずに作曲していたんだとか、、、。

小学生の時に貰った音楽とういう素晴らしい遺産のおかげで、未だに音楽をやっているとタケカワさんはおっしゃっていました。

今夜の選曲: BABY IT’S YOU / タケカワ ユキヒデ

2007年09月04日

GODIEGO CONCERT TOUR 2007 〜COLORFUL〜

来月10月26日(金)に渋谷C.C.レモンホールでゴダイゴのコンサートが開催されます。元々、ゴダイゴのファンは当時の子供達ばかり、、、。コンサートに行きたくても親に許されず行けないファンも沢山いました。親に「大人なったら行ってもいいよ。」と言われ、大人になった時にはゴダイゴはすでに解散、、、コンサートを観ることが出来なかった人たちが大勢います。その人たちにコンサートを観に来て欲しいとタケカワユキヒデさんはおっしゃっていました。

今夜の選曲: GANDHARA / ゴダイゴ

2007年09月03日

貧乏生活から一転、、、

今週のゲストは、ゴダイゴタケカワユキヒデさんです。タケカワさんは、歌手、作曲家、音楽プロデューサー、講演、テレビの司会、コメンテーターなど、幅広く活躍されています。ゴダイゴの結成から2年間はCM制作や、映画音楽を作ったり、アーティストに曲を提供したりというプロデュース業を中心としていたそうです。当時ミュージシャンの地位は低く、曲を書いてアレンジもして演奏もして全部やっても、ギャラは微々たるモノ、、、。そしてガンダーラが大ヒットし生活が一転したそうです。

今夜の選曲: MONKEY MAGIC / ゴダイゴ

2007年08月31日

9月3日から9月7日のゲストは

ミュージシャンのタケカワユキヒデさんです。
ゴダイゴのエピソード、子育てと親子の関係、手遊び歌など、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

2007年08月31日

女優、そして作家、次は映画監督?!

西山繭子さんは女優であり脚本家、小説も非常に視覚的で映像的、次は自分の本が原作で映画を作りたいとおっしゃっていました。

シンプルな生活が好き、、、エアコンは使わない、移動は極力自転車にしたり、食べ物は好きな時に好きなものを食べてはいるけどスーパーに行ったら原産地はチェックしてから買っているそうです。

- RY COODER’S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: TAMP ‘EM UP SOLID / RY COODER

2007年08月30日

BINGOで世界遺産巡り

現在、J-WAVEではラジオBINGOを実施中。特賞には世界遺産の旅をプレゼントしています。日本の世界遺産ももちろんですが、海外ではカンボジア・アンコールワット、ラスベガス&グランドキャニオン、パリ・モンサンミッシェルなどなど、、、。西山繭子さんも訪れたことがあるそうですが、一番のお勧めはパリ・モンサンミッシェルだそうです。パリ・モンサンミッシェルは最終日の9月2日のBINGOでプレゼント。まずは携帯電話からsbingo@j-wave.jpに空メールを!

去年、クロアチアのドブロブニクを訪れた西山繭子さん。要塞に囲まれた旧市街、映画「魔女の宅急便」で主人公がたどり着く街はこのドブロブニクをモチーフに描かれています。

- RY COODER’S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: DO RE MI / RY COODER

2007年08月29日

「世界遺産検定」

西山繭子さんは、一昨年にNPO法人世界遺産アカデミー「世界遺産検定」を受け合格。世界遺産には、文化遺産と自然遺産と複合遺産があり、現在851の場所やモノが認定されています。西山さんが訪れたことのあるは40箇所前後、日本には13の世界遺産があるそうです。

西山さんの同年代の友達は海外に行っても興味のあるのはショッピングなどで世界遺産巡りは誰も付き合ってくれず、仕事で訪れるか一人旅が大半だそうです。

- RY COODER’S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: COMIN’ IN ON A WING AND A PRAYER



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