2020. 1.13 mon. 18:00-20:55
vol.8沖縄
ナビゲーター
クリス智子
旅人
Anly
今回のディスティネーションは、沖縄。
沖縄の島々を訪れ、貴重な沖縄、琉球文化を知る旅に出たのは、同じ沖縄県・伊江島出身のシンガーソングライター、Anly。
かつて、15世紀から19世紀にわたり琉球王国として繁栄していた沖縄諸島。それぞれの島で、独自の言葉や文化を持ち、沖縄全体の経済発展を受け入れながら、さまざまな形で継承されています。
宮古島を代表する民謡「なりやまあやぐ」の歌碑の前。島の唄者として、民謡や古謡を唄い継ぐ、與那城美和(よなしろみわ)さんに話を伺いました。
なりやまあやぐ / 與那城美和(イムギャーマリンガーデンにて)
與那城美和さんが定期的に宮古の言葉を教えている「はなぞのこどもえん」を訪れました。
0歳から6歳まで111人が通う「はなぞのこどもえん」は、子供達のエネルギーにあふれていました。
幸せなら手をたたこう(宮古バージョン) / はなぞのこどもえんの園児たち
〈左〉園長の新城久恵(しんじょうひさえ)さん。「大人になった時、自分のルーツを感じられるようになってほしい」という思いで、ミャークフツ(宮古の言葉)を積極的に取り入れているということでした。スタッフのみなさんも素敵な笑顔。最高の時間でした。
取材に合間に「モジャのパン」へ。カリカリふわふわで、美味しかったです。
ディナーに、與那城美和さんも出演しているグルメな「島唄居酒屋 喜山」へ。飛び入りで「なりやまあやぐ」を一緒に唄いました。
宮古島から伊良部大橋を渡り、伊良部島へ。異国の雰囲気が溢れる佐良浜の集落にやってきました。
「あやぐやー」というゲストハウスで、神歌を受け継ぐハーニーズ佐良浜のみなさんと待ち合わせ。
元司だったメンバーが集まり結成された、ハーニーズ佐良浜。上原敏美さん、与儀千代美さん、長崎国枝さん、濱川美代さん。司の継承者がいないため、佐良浜では6年間、神行事が止まっているとのこと。
ゴデンポー / ハーニーズ佐良浜
祝いの席の座開きの曲として歌われるそうです。
宮古島の神歌をテーマにした映画『スケッチ・オブ・ミャーク』に、ハーニーズ佐良浜のみなさんが出演していますので、ぜひ。