神楽坂の「Pain_des_Philosophes」

「TOKYO BREAD LOVERS」。
都内をはじめ、首都圏の注目のパン屋さんを毎週ご紹介していきます！

今回ご紹介したのは「Pain_des_Philosophes」

場所は東京メトロ東西線・神楽坂駅の出口1bから歩いておよそ５分。
赤城神社の裏手の 坂道の途中にあります。
神楽坂のメインの通りとは離れているんですが、
たくさんのファンの方が、毎日、お店の前で行列を作っています。

オーナーシェフの榎本哲さんが
自分が好きなもの、美味しいと思えるパンを
粉の選定から製法までいろいろ拘って作られています。
パンに合わせて酵母を変えたり、長時間発酵で粉の旨みを出しています。

お店には、食事パンを中心に、およそ２０種類のパンが並んでいるんですが、
毎日、ほぼ売り切れてしまうということで、
お目当てのパンがある方は、早めの来店をお薦めします。

榎本さんがお酒が好きなので、
特にチーズや料理、ワインに合うパンが多いそうです。

フィロゾフの一番人気は「アルファ・バゲット」。
湯種のバゲットで、もちもち食感とお米のような甘さが特徴です。
実は榎本さん、世界で初めて、湯種をバゲットに使った方なんだとか。
そして、香り豊かなクロワッサンも大人気！

魅力的なパンがたくさんありますが
その中でも今回は
ル・ヴィニュロン・ルージュというパンをご紹介していただきました。

仕込みの水の代わりに赤ワインを使用。
ワインはフランスのグルナッシュとシラーの品種を使っているので
スパイシーで果実味がある。それに合わせてパンを作っているそうです。
スライスして、軽めのチーズを乗せたり、お酒と合わせて美味しいと教えてくださいました。


そして、もうひとつ、この季節ならではのパンもお薦めいただきました！
「ロデヴ・ド・フレーズ」
天然酵母を使ったちょっと酸味のある生地に、ドライのイチゴをたっぷり！
水分量が多いので、見た目よりも柔らかくて瑞々しいパンになっています。

どちらも大人なおうましさ！
神楽坂の「Pain_des_Philosophes」さん。
TOKYO BREAD LOVERに認定させていただきます！！