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こどもの疑問に答えます

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2024.12.15 ON AIR

文庫本のサイズが、なんで同じなんですか?

今日は今一番好きなことは寝ることだと教えてくれた
さらちゃん(11歳)の質問に答えていきました!

さらちゃんの質問は
「 文庫本のサイズが、なんで同じなんですか? 」

今回は長年、雑誌や書籍の製造を手がけるとともに、
読者を増やす活動など、出版業界の活性化に向けた取り組みも行っています。

DNP 大日本印刷出版イノベーション事業部の長山知史さん にお話を伺いました。

文庫は、より多くの読者に読んで欲しいと考えられた大きさだと言われており
より多くの読者に読んでもらうため、2つの理由があるそう。

?「持ち運びやすい」
  例えば、カバンに入りやすいサイズで軽く、移動中にも読むことができます。

?「お手軽な販売価格」
  例えば、サイズを小さくすることで材料費をおさえて、
  みんなが買いやすいお値段ということです。



ちなみにそんな文庫本の作り方ですが、3つの行程があるそう。

?印刷用のデータを作ります。

?その印刷をするための版を作り、印刷をします。
印刷は、一般的に32ページ分を一つの大きな紙でまとめて印刷を行います。
 例えば、320ページの本を作る場合は、10回にわけて印刷する。

?印刷物をページ順にまとめて、読みやすいように製本をする。

ここまでで、一般的には1?2週間かけて作ることが多い。
初めて(初版)では1?2万部、まとめて作ることもあります。
最近ではプリンタを使った少部数、
しかも短時間で作れる作り方にも挑戦しているそうです。



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