GLOBAL OPEN INNOVATION

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各分野のエキスパートを招き業界トレンドをお届け。
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2024.05.03
渡邉英徳(東京大学大学院教授)

読売新聞オンライン「令和6年能登半島地震被災状況マップ」など、「多元的デジタルアーカイブズ」と「記憶のコミュニティ」をテーマに研究・活動を行う東京大学大学院教授 渡邉英徳さんに、デジタルアーカイブの意義やご自身のキャリアについてうかがいます。

能登半島地震について、上空から見た被災状況を誰にでも見られるようにWebマップとして公開。「起伏が激しいところで起きた」地震のため、「ただ画像だけだと被害の状況が分かりづらい、そこで立体化して被害状況をわかりやすく見られるように意識して公開」したといいます。安否確認に使われたり、テレビで使われたりといった活用があったそう。
これまで、広島や長崎の原爆のデジタルアーカイブの事例ではARも活用。こちらの事例は「現実空間で何が起きたかを見られるアプリ」で、地震についても被害を受けた状況をARでわかるようにしていきたいそう。「現実空間にARで留めておくのも大事」と渡邉さん。

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