09/11 ON AIR

ゴリ押しで通った曲

「SEIKO SOUND STRAGE」は今月が最終回。
９月のマンスリーゲストは、番組ナビゲーターも務める佐藤千亜妃です。
今週は、路上ライブをしていた頃のエピソードや、
作詞作曲をする上で影響を受けているアーティストなど、
佐藤千亜妃の音楽体験を語ります。

楽器を始めたのは小学生の頃。
そして中学生の時にギターを弾く同級生に出会い、
ギターを始め、招き猫というユニットを組んで、路上ライブを地元、
岩手の盛岡駅でスタート。
高校からは軽音愛好会に入り、歌を歌わずギターを担当。
その頃から宅録機材を買い集め始め、家で宅録していました。
そして大学に入って、ついにきのこ帝国を決定する流れとなります。
様々な音楽を経ていますが、その中でも特に印象的なカバー曲を…。


OA : 「バイバイ」　ゆず


きのこ帝国では作詞・作曲ともに担当していて、
歌詞を書く上で影響を受けたのが、明治時代の詩人、室生犀星さん。
兄の本棚にあった詩集を並べてある順番に読んでいて、
その中でも特に自分にフィットしたのが室生犀星さんの詩でした。
作曲に関してはその時々でハマっている音楽に柔軟に影響を受けていて、
最近だと椎名林檎さん、Mr.Children、aikoさんなどメロディーが美しい
日本のアーティストに影響を受けています。


OA : 「最後の晩餐」　mouse on the keys


きのこ帝国で印象深い曲をあげるとすると、
「クロノスタシス」と「東京」この２曲です。
特に「東京」ができた時はバンドを取り巻く環境がガラッと変わった気がします。
「クロノスタシス」に関しては今のシティポップやChillみたいな曲が
全く流行っていない時代に、デモをメンバー効かせたら
「え？これきのこ帝国でやるの？」って一回止められるっていう…（苦笑）
「いや、やってみたら結構かっこいいと思うんだよね」って、
ゴリ押ししてできた曲なので、
「クロノスタシス」と「東京」は自分のターニングポイントになった曲だと思います。


OA : 「東京」　きのこ帝国　

佐藤千亜妃 オフィシャルサイト

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