Wedding
Theme is... WEDDING
「結婚式」のベスト・シーズン...
実は、日本では秋!
そこで、WeddingにピッタリのMUSIC STREAMを
お届けします。
訓市は、コペンハーゲンで体験した、
ユニークなエピソードを公開!
そこで時間を共にしたのは、
実は、著名な映画監督?!
★★★★★
番組では皆さんの「旅と音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
番組サイトの「Message」から送信できますが・・・
ハガキ、手紙も大募集!
宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
Antenna TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
★★★★★
皆さんからのお寄せ頂いた
エピソードと曲にまつわるメッセージで
Special Versionのオンエアも...
実現したいと思っています。
スタッフ一同、お待ちしてます!!!
MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Love Like A Sunset (Part1 & Part2) / Phoenix
フランスのヴェルサイユで結成された4人組のオルタナティヴ系ロック・バンド、フェニックス。この曲は2009年のアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』に収録されている曲です。
A Song For You / Leon Russel
1960年代後期から現在に至るまで、ソロ・アーティストして活躍しているアメリカのシンガーソング・ライターでキーボード・プレーヤーのレオン・ラッセル。「A Song For You」は彼の代表曲で、1970年の作品… アメリカではWedding の超定番曲となっています。
At Last / Etta James
「ついにアナタと・・・」とぴった内容の歌詞で、こちらもWedding Songの超定番曲。エタ・ジャームスはアメリカの黒人R&B、ブルース系のシンガーで、1950年代半ばに活動をスタートし、1993年には「ロックの殿堂」入りも果たしています。2012年に73歳で逝去。
Come / Lemon Jelly
DJとプログラマーの2人からなるイギリスのユニット、レモン・ジェリー。この曲「Come」は1998年から2000年の間にリリースされたEPの音源を1枚に収めたミニ・アルバム『lemonjelly.ky』に収録されています。
Grow Old With Me / John Lennon
永遠不朽の名盤『Milk & Honey』収録曲。録音は1980年で、同年に亡くなった後、1984年にリリースされたアルバム… でも・ヴァージョンの様な仕上がりがかえってリアルな雰囲気を醸し出しています。この曲もWeddingにピッタリの歌詞です。
A Little Lost / Arthur Russell
アメリカ出身のチェリスト、作曲、シンガーで、クラシックからニュー・エイジ、フォーク、ロックなど幅広いジャンルで活躍しているアーティスト、アーサー・ラッセル。訓市はコペンハーゲンで催された知人のWeddingでこの曲のカバーした生演奏を聴いて感激した・・・とか。
Nothing Compares 2 U / Stereophonics
オリジナルはプリンスが自身と関係が密なファンク・バンドThe Familyの為に書き下ろした曲で、1990年にアイルランド出身の女性ヴォーカリスト、シネイド・オコナーがカバーしたヴァージョンが世界的に大ヒットを記録しました。ステレオフォニックスのヴァージョンは、チャリティ・アルバム『War Child Music』に収録されています。
Gotta Have You / The Weepies
アメリカの男女デュオThe Weepies… この曲は歌詞が魅力!キュートです。
You Are So Beautiful / Joe Cocker
ブルース・フィッシャー、デニス・ウィルソン、ビリー・プレストンの共作による永遠の名曲!初レコーディングはビリー・プレストンで、1975年に世界的大ヒットを記録したのがジョー・コッカーのヴァージョンです。タイトルからも明らかですが、コテコテの歌詞がWeddingにピッタリ!
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
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今夜のテーマは「ウェディング」・・・ 社会人になると、中々、すぐに旅に行きたいと言って予定を作るのも大変だと思うんですけど、そんな中、海外で結婚するって招待してくれる人がいるんですけど、結構直前に言われたりして、自分たちは幸せなのかもしれないけど、人のことなんかこれっぽっちも考えてないなあと(笑)。「来月、ハワイで結婚式を挙げるから」って言われてもねえ。費用は当然こちら持ちだし、家族が多い人は本当に大変で、結婚式貧乏になってしまうと思うんですけど。ただ、文句は多いんですが、行ったらすごく楽しいのが海外の結婚式で。普段、友達と海外旅行に行くってうのは、学生過ぎるとなかなか行けないと思うんですけど、結婚式っていうのは海外ですとみんなで泊まって、酔っぱらっても帰りの心配をしなくていいっていうかね。帰る時も同じホテルに帰って、朝二日酔いのまま一緒に海に行ったり、大人の修学旅行というかね、本当に素晴らしい時間ですね。
ただ文句があるとしたら、海外で結婚するっていうと大抵、決まったようにハワイなんですけど、なんで全部ハワイなんですかね。海沿いだったら熱海とかでも良いと思うんですけど。だいたい6月とか7月に式をやるなんていうとものすごく暑くて。僕も行ったことありますけど、タキシードなんか着るともう内側が滝のように汗をかいて、写真を見ても自分の顔がテカテカなんですよね。出来れば違うところに行きたいというか、ハワイでもオアフ島以外にもあるんですけど、だいたいオアフ島ですよね。もうちょっと近いとか、時差が少ないとこなんていうのがいいと思うんですけど。グアムとか。でも、聞こえがプロ野球のキャンプみたいに聞こえてしまうのか、僕の周りではあまりないですけど。とはいえ、とにかく海外の結婚式は良い機会なので、出来るだけ行こうと思っています。それに実際に結婚する人たちは嬉しそうなので、まあいいかと。
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ちょうど今年の夏に僕もウェディングに呼ばれてデンマークのコペンハーゲンに行ってきました。友達の結婚相手というのがデンマーク人で、実家でやるということだったんですけど。北欧ということで物価は高いし、そんなのに呼んでなんてことするんだと海外の友達からも批難轟々だったんですけど。なんとか3泊で行けるように手配をして。行く時は「めんどくさいなあ」とか「3泊でこんなにお金がかかるのか」とか文句たらたらだったんですけど、やっぱり良い機会で。コペンハーゲンの空港に着いてすぐに外で一服をしていたんですけど、10年ぶりくらいに行ったのかな。自分がまったく同じ場所でタバコを吸っている事に気づきまして。季節も一緒でデジャブみたいで「あぁ、あれからもう10年も経ってて、その間にいろんなことがあったなあ」っていうのを考えたらずいぶん呆然としてしまったんですけど。式をする場所はコペンハーゲンの街から30分くらい走ったところにある避暑地というか別荘地にあるんですけど、そこに僕は宿を取って、共通の友達だったスパイク・ジョーンズという映画監督と一緒に行きました。毎日起きると目の前にあるビーチで2人で泳いでたんですけど、海沿いの別荘には一軒ずつ桟橋があって、そこから海に入るんですけど、すごく冷たいんですが気持ちよくて。北欧の海で泳ぐというのはなんていうのかな・・・海に行くっていったら南を考えてたんですけど、夏の短い海っていうのは素晴らしいなって思いました。
ただ、家のオーナーの人たちがすごい目で僕たちを見ていて、スパイクが「デンマークの人は人をじろじろ見て失礼だな」って言うので「いや何言ってんだ、俺たちが勝手にあの人達の桟橋を使って、しかもパンツ一丁で泳いでたんで、どっからどう見ても二人はカップルだろ」みたいな(笑)。「そうか!俺たちが悪いんだな?」って彼も反省してましたけど。あんまり天気が良かったので、iPhoneに入っている音楽を聞こうということで空き缶を拾ってきてiPhoneをつっこんでボリュームを大きくすると、スピーカーみたいに大きな音がでるんですよね。それで、今回の2人の旅のサントラを作ろうということでいろんな音楽を聴いてました。一番気に入ったのはPrinceの「Purple Rain」のライヴ・ヴァージョンで・・・気づいてみたら、やっぱり2人はどっからどう見てもカップルでしたね。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。