ハガキ、手紙、メール
Theme is ... REQUEST & MESSAGE
訓市の活力になっている
リスナーの皆さんから寄せられた手紙、ハガキ、メールを
まとめてご紹介します。リクエスト曲もオンエア!
★★★★★
番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「こういった特集をやってほしい」「あの国の話が聴きたい」
というリクエストも随時募集しています。
番組サイトの「Message」から送信してください。
ハガキ、手紙も大歓迎!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
Antenna TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Sunday Mondays / Vanessa Paradis
レニー・クラヴィッツをプロデューサーに迎え、世界的に大ヒットを記録した1993年のアルバム『Be My Baby』から。ヴァネッサ・パラディは女優としても活躍。
Nobody Loves You (When You're DOwn And Out) / John Lennon
1974年にリリースされ全米ナンバーワンを記録したアルバム『Walls And Bridges』(邦題:「心の壁、愛の橋」)から。
Night Passage / Weather Report
キング・オブ・ジャズ=マイルス・デイヴィスのグループで活躍していた現役サックス・プレーヤーのウェイン・ショーターと、今は亡きキーボード・プレーヤーのジョー・ザビヌルを中心としたエレクトリック・バンド、ウェザー・リポート。エレクトリック・ベースのスタイルを革命的に進化させてジャコ・パストリアスが在籍していた1980年にリリースされたアルバムのタイトル・トラックです。
ランニング・マン / フィッシュマンズ
ヴォーカル&ギターの佐藤伸治を中心としたバンド、フィッシュマンズ。この曲はレゲエをベースにしていた1995年のライヴ・アルバム『Oh! Mountain』に収録。
Kiss Of Life / Sade
女性ヴォーカリストのシャーデー・アデュを中心としたイギリスのバンドで、日本でも1990年代以降、大人気を誇ったバンド、シャーデーの代表曲。
Introducing The Shadow Of The Earth / Calm
チルアウト系ミュージックのパイオニア的存在の日本人アーティスト、カーム。
Mad World / Gary Jules
アメリカ人シンガーソングライター、ゲイリー・ジュールスが2001年にリリースしたアルバム『Trading Snakeoil for Wolfticket』から。
Always Look On The Bright Side Of Life / Monty Python
イギリスBBCのテレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』をきっかけに大活躍したコメディ・グループ。1979年のアルバム『Life Of Brian』から。
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking...
★★★★★★★
from Peaさん
軽井沢は生前、ジョン・レノンが通っていた場所で有名だと思いますが、なぜか自分は軽井沢に行きますとアルバム「心の壁、愛の橋」の“Nobody Loves You”をいつも聞いています。
Kun:万平ホテルに泊まっていたっていうので有名ですけど、「万平」というと僕はスネイクマンショーの林家万平を思い出しますが、みなさんは知っていますか?すごくいいコントなんでぜひ、聞いてみてください。
★★★★★★★
from ゴジラさん
世間はサマバケ真っ最中、こちらは休日返上。持ち帰りで仕事。年々、仕事や扱う情報が増え、それでも回らなくなりつつある。つくづくこの仕事は休日が喜べない。好きで選んだ道とはいえ・・・
Kun:僕も編集の仕事をするので、こういう手紙を読んでしまうと考え込んでしまいますよね。本当にスケジュールなんて組めないし。昔はこれでも朝まで入稿作業でタクシーとか乗れたんですけど「終電で帰れ。」っていうので「いや、そんなんじゃ雑誌は作れない!」ってみんな大騒ぎしましたけど。あれから何年か経ちましたがみんな普通に作ってます。
★★★★★★★
from アンルイスと半ライスさん
駄菓子特集をお願いします!
Kun:旅と音楽で「駄菓子特集」というのは不可能に近いんじゃないかと思うんですけど、僕は個人的な話をすれば駄菓子が大好きで今も食べてます。なんで好きかと言うと、小さい時に親が「だめだ!」と言ったので、だめっていうと逆のことをしますよね?それが40過ぎて今も続いてるわけで。ドン・キホーテなんかに行くとうまい棒や麩菓子、みつあんずなんかを箱買いします。それが大人の醍醐味だと思うんですけど。このへんは本当にウィークリーで食べてます。ここでついでに聞きたいんですけど、僕は麩菓子が一番好きなんですが、小さい頃に駄菓子屋で売ってた麩菓子っていうのは赤麩っていって、松澤商店だったかな、赤いんですよ。そのおじいさんが引退されたらしくて今、手に入らないんですけどなんとかならないのか!と。今、代用品として鍵屋の麩菓子を食べてますが、やっぱりケミカルな赤を身体が欲してます。
★★★★★★★
fromさわみつさん
夏が終わって涼しくなってくると、紅葉であったり木々が色づきハイキングや山に行きたくなるんですが、訓市さんの「山」や「ハイキング」の経験談があればお話を伺いたいです。
Kun:ハイキングや山っていうと小さい時からよく日本の山に連れて行かれて登ったりですね、ネパールとかヨーロッパでもウロウロしてました。登山というよりハイキングですけども。どこに行ってもなにが楽しいっていうと景色ももちろんいいんですけども、終わりのない景色の中でだんだん自分が無口になっていって最後、心音しか聞こえないというあの瞬間がすごく好きです。一番思い出深いのは僕がまだ10歳くらいのときかな。軽井沢に離山という山がありまして子供十何人、そしてそれの親と一緒に登山をしたことがあるんですけども、ショートカットの道で子供だけで降りていったら途中で道に出なくなって、2時間くらい遭難だ!って大騒ぎしたことがありまして。崖に出ちゃって、クマの足跡だ!なんだって、プチ・スタンド・バイ・ミー気分を味わったのを今でもよく覚えています。
★★★★★★★
from こまちじゅんさん
また第2弾ロンドン特集をやってください!
Kun:実は僕もつい先日久しぶりにロンドンに行ってきました。自分が住んでいた時とは随分街並みは変わったんですけども、昼間からビールを飲んでいるロンドン子を見て、まだまだ大丈夫だなと安心しました。リクエストにお答えしてまたすぐにロンドン特集をまたやりたいと思います。
★★★★★★★
from リミテッドさん
「夜明けのアンセム」と言える曲はありますか?
Kun:たくさんあります。あるのが本当はあまりよくないと思うんですけどね。早起きっていうことではなくて夜更かしっていうことなので。ないほうがいいとは思うんですが、僕にもたくさんありまして。結構もうこの番組でかけてしまっているんですけども。特に好きなのはNorah Jonesの「Sunrise」とか、その時の気分によって違うと思います。すごく静かなアンビエントのような曲を聴いたり、逆に「太陽万歳!!」みたいなテクノをかけたりですね、それで夜明けに一番合う曲を探すっていうのがすごく楽しいんですけども。
それでは、今あなたが湘南の海岸にいると想像してみてください。海沿いの134には街灯に火が灯りあたりはまだ真っ暗で、海は波の音しか聞こえません。すると鎌倉の方の地平がうっすらと色づき始めます。その瞬間の前に聴く音としてこの曲をかけたいと思います。
Calm「Introducing The Shadow Of The Earth」。
★★★★★★★
from ジョニーさん
イタリア旅行を機に、イタリア語の勉強を独学で始めました。外国語を学ぶことについてもいつか番組で取り上げていただければ面白いかなと思います。
Kun:当然話せた方が面白いですよね。僕も勉強はしたんですけど、一番の道というのは外国人の彼氏か彼女を作ることですね。これは本当にそうで、こんなに熱心に教えてくれて、しかも自分の話を理解しようと理解しようとゆっくり喋ってくれるそんな素敵な精神を持ってる人っていうのはパートナーしかいませんからね。僕も今仕事があるのは英語ができるからだと思っていますが、昔の彼女にものすごく感謝しています。外国語は喋れるといいですが、ただ外ばっかり見ないで、といいますか。自分の国のことについてよく知った方がいいのかなとも思います。喋れると外国人というのは必ず日本のことをものすごく聞いてきます。それがパンクスみたいな男の子が政治について聞いてきたりとか歴史について聞いてきたりとか、そういうときに「実は自分は何も知らないんだな」ということのないようにするのが大事なのかなと、歳をとってから思うようになりました。
★★★★★★★
from ボンちゃんさん
訓市さんは人生という旅で迷われたことはおありですか。ぜひお聞かせいただけると僕の人生の糧になります。
Kun:人生迷ったことがあるかと言われたら迷いっぱなしですよね。旅行に行ったのもですね、どこかで神様みたいな人に「お前はこういうことをするために生まれてきたんだよ。」とか、素敵な人が素敵なことを言ってくれるんじゃないかって望みもあったんですけど当然ないわけで。何をやっても常に迷っているようなものなんじゃないでしょうか。隣の芝は青いというか。例えば僕はこうやって仕事をふらふらしていると、社員の編集者とかに「訓市君はいいなあ。いつも自由で」とか言われるんですけど僕に言わせると、好きなときに有給が取れて、ボーナス貰えるなんてよっぽど羨ましいわ!っていうのもありますし。常に満たされることもないでしょうし。ただ振り返ったときに、あの時に失敗したから今があると笑って見える時が来ると思うんですよね。例えば浪人中ってみんな人生の底だと思ってますけど、どこか大学に入学するなりあきらめて就職するなりした時に、あとで「やっぱりあの時間が良かった」って思えるようにすることが大事なんじゃないかと思います。
そんなボンちゃんに選んだ曲はモンティー・パイソンの「Always Look
On The Bright side of life」。これは生きている間いつも明るくいこうよ。ネガティブなほうを見るなよっていう曲でして、ぼくが死んだら葬式でかけてもらおうと思っている人生のアンセムです。
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野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。