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Let's travel! Grab your music!
Theme is... Messages & Requests
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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9月3日は「Messages & Requests」特集!
番組リスナーの方からお寄せいただいた旅にまつわるメッセージと
リクエスト曲をまとめてオンエアします。
全国各地から届けられた沢山の手紙、ハガキ、メールに囲まれて…
感謝?3の訓市です!
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
リクエスト曲をオンエアさせていただいた方には
番組オリジナルの図書カード1,000円分をプレゼントします!
番組サイトの「Message」から送信してください。
手書きのハガキ、手紙も大歓迎!
日曜日の夜に聴きたい「ゆったりした曲」
「旅で聴いた思い出の曲」「動かない旅ができる曲」などなど、
リクエストもお願いします!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
My Girl / The Temptations
Lava Lamp / Thundercat
The Everlasting / Manic Street Preachers
Old Man / Neil Young
ブレーメン / くるり
Last Dance / Rhye
Detouring America With Horns / Yo La Tengo
Don't Dream, It's Over / Crowded House
ATOM / 類家心平
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
★★★★★★★
★From:もち豚とへぎ蕎麦さん
先日、フジロックに行ってきました。人の多さと悪天候ということもあり、帰りにはヘトヘトになっていました。余韻に浸りながら歩いていると、そこには訓市さんが。一見、話しづらそうな感じだったので僕は話しかけるのはやめようと思いましたが、一緒にいた彼女が話しかけに行きました。話してみるととても気さくで、最後にとても良い締めくくりになりました。
☆Kun:フジロック、随分いろんな人に声をかけられましたが、そんなに話しかけにくい外見なんでしょうか?こんなに気さくな人間というのは辺りを見回してもそうはいないと自負しているんですけど、どうも皆さんの反応を見ると、おっかなびっくりというか。J-WAVEのスタジオは六本木ヒルズにあるんですけども、そこで大学を卒業して20年ぶりくらいの旧友と再会したんですが、子供が本当に引いてましたし。結構、傷つきやすい40代なので普通に接していただけるととても助かります。
『見に行かなきゃダメだよ。』と言ったTHUNDERCATですが、僕は遠すぎて断念しました。
★From:テッペーさん
私の中で旅とは、大学生の時に単身赴任をしていた父を訪ねた上海への旅です。ただ、飛行機に乗って上海に行っただけですが、父と日本ではない地で酒を飲み、音楽を聞いたとこが忘れられません。
☆Kun:お父さんと一緒に旅先でお酒を飲むというのはすごく素敵な気がします。僕はなるたけ実家に寄り付かない人間でしたので、父親と一緒に酒を飲むということはほとんどありませんでした。ただ、旅をしているときにヨーロッパ人のホステスの友達が『昨日、私の店に誰が来たと思う?』と言うので、『誰だ?』と聞くと、『お前の親父だ。』と。チャラチャラした長髪のヒッピーたちを見て親父が聞いたらしいです。『いったい君は普段、何をしているんだ?』『お金を貯めてアジアをまわってる。』『うちのドラ息子もそんな生活をしているらしい。』『じゃあ、もしかしたら知ってるかも。名前はなんていうの?』『訓という。』それでビンゴだったんですよ。もうびっくりしちゃいましたけど。そのときは1年以上、口を聞いていませんでしたが電話をして、『その店に客を連れて行ってやってくれ。』と言ったら、1週間後に10人だか20人連れて、大いに散財してお金を落として行ったそうです。親父もいいところがあるなと思った、数少ないエピソードのひとつです。
★From:ananさん
私は関西に住んでいるのですが、ちょくちょく上京します。交通費を節約する為に夜行バスを利用して、早朝ついたらいつも御徒町の銭湯へ向かいます。
訓市さんは銭湯へ行くことはありますか?
☆Kun:僕は銭湯が大好きで、日本が誇る文化だと思います。だいたい外国人は『温泉に行きたい。京都に行きたい。寿司が食べたい。』っていうんですけど、『温泉より銭湯のほうが何万倍もいいんだ。』と言って、この間も引きずるように連れて行きました。脱衣所で『ここで脱げ。』っていうのも、なかなかなれなかったらしいんですが、富士山の絵をみて、体を洗って湯船に入って、コーヒー牛乳を飲んで。そのアメリカ人はえらく感動していて『アメリカにこれを作りたい!』と。頑張ってごらんなさい、という感じなんですが、銭湯は本当にいい文化だと思いますし、僕はあの建物とかも大好きです。
★From:ふみさん
自分の場合、旅というのは出張旅行ばかりで、プライベートな旅は長年ありませんでした。今は少々暇になったので、台湾旅行を計画中です。訓市さんは出張旅行を楽しむことはできますか?
☆Kun:ほぼ、仕事の出張旅行なんですが、誰に聞いても『出張に見えない』とか言われてしまうのは、きっと僕のキャラのせいなのかなと。つらく長い、厳しい仕事なんですが、ついつい楽しそうに話してしまう。仕事の後に友達と持ち合わせて朝まで飲んだり、どんちゃん騒ぎをしたり。先日は途中で車に乗って海まで行って、裸で海に飛び込んだりしましたけど、僕が44歳、連れが51歳、もう一人が48歳。何をやってるんだっていう感じですが、出張旅行は行く先々に友達がいたり、新しい友達ができたりで、とにかく出かけて人と過ごすことが多いです。あとは普段、東京にいると面倒くさがってできないことも、限られた時間だと思うと100万馬力でてしまいまして、眠くてもやたら行動的というか。一番ダメなのは部屋にこもって何も見ないことだと思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。