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訓市がantenna*からセレクトした記事は・・・
その自由で危険な香りに芸術家たちも憧れた、モロッコの港町・タンジェを歩く
Theme is... Messages & Requests
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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1月21日は、昨年末に募集した仕事、恋愛、進路、生き方などなど、
皆さんから寄せられたお悩みに訓市がズバズバお答えします。
また、「番組で一度かけた曲は2度と選ばない」という
鉄のルール解禁もこの日まで・・・
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ&リクエスト
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
So What / Miles Davis
Bobby Jean / Bruce Springsteen
The Rose / Bette Midler
Kiss Of Life / Sade
A Happy New Year / 松任谷由実
A Matter Of Time / DYGL
I Can't Find The Words To Say Goodbye
Deirdre / The Beach Boys
Sounds Like A Love Song / Bobby Glenn
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
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★Fromラジオネーム:アンポンタンポカンくんさん
毎週、日曜日の夜になると『明日から会社か…』と気分が暗くなるアラサーの私に、職場の10歳くらい上の先輩が紹介してくれたのがこの番組でした。その先輩とは私が昨年4月に社内で大きな部署移動したのをきっかけに知り合いました。初めてお会いしたときに『よろしくな!』と握手をしてくれたのがとても印象的で、以来、勝手ながら先輩を慕っていましたが、そんな大好きな先輩が会社を去る決断をされたのを先日、聞きました。そのことを聞いたときは泣きそうになりましたし、その週末はついぼーっとしてしまったほどです。誰かの退職でこれだけの気持ちになったのは初めてで、改めて先輩の存在の大きさを感じました。これから職場で先輩に会えないと思うと、本当に、本当に、本当に寂しいです。ただ、先輩に出会えただけでも私は移動してよかったなと思っています。この場を借りて『先輩、本当にお世話になりました。』と、伝えたいです。
☆Kun:仕事というのは、会社や学校もそうですけれども、強制的にいろんな人と出会うじゃないですか。なんかそれがすごく面白くて。僕はもう44歳ですが、たまに新しい仕事で面白そうな人いないかなと思うと、以外な人がすごく馬が合ったり、仲良くなったりする。こういうのが実は仕事の一番の醍醐味なんじゃないのかなとよく思います。
★From ラジオネーム:Alchemistさん
本を読んでいて、好きすぎてその背景の都市まで好きになってしまう。すると、どうしてもその都市を訪れてみたい衝動に駆られる、というのはよくあることです。私が生涯愛しているP.コエーリョの「アルケミスト」に出てくるジブラルタル海峡に面したタンジェという街。最近、面白すぎて6回も読み返してストーリーを覚えてしまった「ドラゴンタトゥーの女」で映画化されたミレニアム。スウェーデンのストックホルムも死ぬまでに必ず訪れようと思ってます。
☆Kun:僕もそういうたちで、気に入った本に出てくる町というのは行きたくなってしまいます。タンジェというのはモロッコにある町ですけれども、僕も行ったことがあります。昔は治安が悪いというか、何でもありの港町。今もそういう雑多な雰囲気があるんですが、だいぶ近代化されてきたみたいです。「シェルタリング・スカイ」という映画がありますけども、あの原作を書いたポール・ボウルズいう人は確か、この町に魅せられてずっと住んでいたはずです。異国の港町というのを体現した一つの町のような気がします。
★From ラジオネーム:ばぼたんさん
先日、恵比寿リキッドルームで行われたDYGLのライブで訓市さんを見かけしました。実はボーカルの子は大学の同級生で一緒に勉強していた中でした。とっても好きで応援しているバンドだっただけに、いつもおしゃれな音楽を流してくださる訓市さんが来ておられるのが本当に嬉しかったです。声をかけたかったのですが、ただならぬオーラでひるんでしまい、声をかけられませんでした。
☆Kun:行きましたよ、リキッド。歌詞が全部英語で、プロデュースしたのがストロークスのアルバート・ハモンド・ジュニア。音が本当にアメリカのガレージロックというか、日本でも海外でも同時に行こうっていう意欲を感じるバンドです。僕は去年の7月に知り合って、年内にどうしてもライブが観たいなと思って行ったんですが、二日酔いで行ってたので、それがただならなぬオーラになってしまったんでしょうか。実際に何人にも声をかけられて軽口をたたいていたんですが、本当に良いバンドで応援したいなと思っています。一緒に行ったのが松田翔太という俳優の男の子で、彼はもうずっと『日本にこんなバンドが出てきたんだ。イギリスに住んでたときを思い出すよ。』って飛び跳ねていました。
★From ラジオネーム:ラシャタケさん
なかなか旅に出る時間がないので、野村さんやリスナーの皆さんのエピソードを聞いて日々空想に浸っています。リクエストは以前、番組でお話しされていた村上春樹さんが大ファンだというThe Beach boysの『Deirdre』でお願いします。
☆Kun:村上さんの回はみんなとても気に入ってくれたみたいです。本が出た後に村上さんがどのぐらいレコード堀が好きかという、本誌に載っけられなかったものを、Casa BRUTUSという雑誌のオンラインサイトに外伝として載っけていますので、もし、レコードコレクターだったり、何でもいいですが、何かを収集する癖がある方はぜひ読んでみてください。世界中でこれやってるのかと思うと、本当にちょっと面白いなっていうか、クスリとしてしまう話なので、見ていただければ幸いです。
★From ラジオネーム:Candyさん
12月16日に4年付き合った彼と結婚しました。付き合い始めてすぐ彼がロンドン赴任となり、約2年遠距離をしました。そして、半年たってロンドンへ遊びに行った際、初めて喧嘩をしました。今では笑い話ですが、当初は普段と異なる彼のお怒り姿にびっくりしました。学んだことは、避けたくなる喧嘩も相手をよく知る上で大事なものだったということです。彼に4年間お世話になったお礼と、これからもよろしくお願いしますという願いを込めて。
☆Kun:おめでとうございます。遠距離恋愛ですか。昔はもう電話が高くて本当に声を聞くこともできなかったですけども。僕はLINEをしないのでわからないですが今はLINEの電話とかそういうので喋れるんですよね、タダで。便利ですけど、喋れないっていうもどかしさが本当は遠距離恋愛の楽しさのような気がしたんですが、どうなんでしょうか。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。