TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING

Theme is... MESSAGES & REQUESTS

『Travelling Without Moving』＝「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


★★★★★★★★★★
11月11日(日)は「メッセージ＆リクエスト」特集！

番組リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールで寄せられた
旅にまつわるエピソードと、その旅にまつわる思い出の曲をお送りします。
お題を頂戴して訓市がセレクトした曲もお楽しみに！


★★★★★★★★★★
番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK！

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。

リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ＆リクエスト・・・　お待ちしてます！


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna＊ TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

Kunichi was talking …


★★★★★★★★★★

★Fromラジオネーム：てるるん さん
私は今月下旬に初めての海外旅行でインドとネパールに行ってきます。正直、楽しみ半分、不安半分な気持ちで準備に手間取っている今日この頃です。そこで相談したいことなのですが、訓市さんがインドからネパールに行く時に気をつけていること、必ず持っていく物、訓市さん的な楽しみ方を教えていただければ幸いです。

☆Kun：初めての海外旅行がインドとネパールっていうのは大変な勇者だと思います。インドは好きになる人と、嫌いになる人の差がすごく激しいんですが、短い期間だけ行くと苦手になる人が昔はけっこう多かったですね。大都市に着いて、埃っぽくてうるさい、臭いが強烈なんていうのを味わって、お腹を壊したりしているうちにすぐ帰国なんていうと、良い思い出が一つもない！となってしまうらしいです。気をつけるのはとにかくお腹を壊さないこと。そして持ち物ですが、寒暖の差が激しかったり埃っぽいので、喉が弱い人は十分気をつけてください。僕は必ずショールを持っていて、バスに乗る時とかは首に巻いたり、寒い時はブランケット代わりにしたりしていて、とても便利です。



★Fromラジオネーム：ケンチャンパンツさん
覆面アーティスト、バンクシーはまたすごいことをやってくれましたね。今回の騒動はイギリスのオークション会場で起きました。バンクシーのInstagramの投稿には『破壊する衝動は想像的な衝動でもある』と、あのパブロ・ピカソの名言が添えられてありました。

☆Kun：額にシュレッターが入っていたとか、シュレッダーが途中で止まったのはなぜなんだ？とかいろんな話がありますよね。バンクシーは『テストでうまくいった』とか言っていましたが、とにかく、あれお陰であの絵の価値は何倍にもなったんじゃないのか、というのは、誰もが言う一致した意見です。確信犯なのかは分かりませんけど、それをひっくるめてああいうオークション会場で騒ぎを起こすのを、子供っぽいけど面白いなぁと思って僕は素直に見ていましたが、皆さんはどう思いましたか？



★Fromラジオネーム：ひみ さん
旅好きの私ですが、写真や情報の整理、旅日記などもなく、当然、自分が何ヶ国旅をしたか記録もない状態です。家族がカウントしたところによると、どうやら54ヶ国旅をしているようなのです。どこが一番良かったか、どこの星空が一番美しかったか、何が一番美味しかったかなどを時々聞かれますが、なんせ旅の記録をまとめていないので、即座に答えることができません。今更ながらこれはもったいないのでは？と思い始めています。自分がその時に感じた何かを記してこなかったことを最近になって後悔しています。訓市さんは旅の記録をどのように整理されていますか？少し焦り気味の私に良いアドバイスお願いします。

☆Kun：僕もほとんど記録なんかとってないですし、写真をちゃんと集めるようになったのはいつからだろう？たぶん、iPhoneとかに変えた頃からで、最初に持っていたデジカメの写真もPCを入れ替える間にクラッシュしちゃってサムネイルしか残ってなかったり、もらった写真ももともとズボラなのでバラバラで、どれがどれだか分かんないっていうのもざらにあるので、もったいないと言えばもったいないんですけど。でも、それでいいのかなとも思っちゃったりする自分もいます。過ぎたことより、次の旅行で新しい思い出を作って、上書きしていければいいかなと思ってます。忘れたことは水に流すというかですね、焦ってもしょうがないので、これからじゃんじゃん旅に行って新しい思い出を作ってください。



★Fromラジオネーム：ペツルのハーネスさん
私は長野県に住む学生で、週末はいつも山に登って遊び暮らしている者です。長野の冬はいいものです、とても寒いから。まだ日が昇る前の早朝、刺すように冷え切った空気の中、所々凍った道を自転車でバイトへ向かうあのなんとも言えない充実感。冬山ならではの命の危険を感じる瞬間と、その先にある美しい白銀の世界。早朝や山の中での静かで五感が冴え渡っていく感じがなんとも心地良いのです。野村さんは何度も極寒の地域を訪れたことがあると思います。お気に入りの場所やそこでの思い出をぜひ聞かせてほしいです。

☆Kun：朝の静かで五感が冴え渡っていく感じ、時には命の危険を感じる瞬間っていうのは、朝酔っぱらって帰る冬の朝５時とかに、たまに感じますね。道が凍結してて、滑る瞬間に走馬灯を見たり。お気に入りの場所ですがアイスランドとかスウェーデンはとても好きでした。電車の旅も好きでしたし、朝の散歩ももちろん好きです。極寒の地に行かなくても、冬の朝に人がいなくて本当に空気が澄んでナイフみたいに尖っている時がありますが、それがとても心地良い瞬間ってあるじゃないですか。だから“寒いのは嫌い”といつも言ってますけど、ひょっとしたら嫌い嫌いも好きのうちで、僕は寒いのが好きなのかもしれません。



★Fromラジオネーム：キョンさん
先日、中古車を買いました。電車内のすし詰めと、スマホに取り憑かれたような不気味な表情に耐えられなかったためです。手続きの流れを知らないこともあり、書類や経費計算で頭がショートしましたが、土日だけ、渋滞があっても自分の空間を持って移動できることに満足しています。

☆Kun：最近の若い人たち、特に東京の子たちっていうのは免許を持っていなかったり、車もいらないと。そういうのを読むたびに逆に“頼もしいな”とも思うわけです。必要じゃないものを無理して持たないというか、昔だったらみんなが持ってるからと、無理して車を買ったり、1８歳の誕生日になると同時に免許を取ったり。その理由も周りが取ってるから。それよりも、必要じゃないものに無理にお金を使わないというのは、どこか僕らが若い頃より大人だなぁとも思います。ただ、無駄なんですけど、時には回り道とか、“いい無駄”っていうのがあると思うんですよね。車ってまさにその“いい無駄”で、東京に住んでいれば車なんて確かにいらないですし、自分の車を持ったら保険や駐車場代を払ってと大変なんですが、開放感があったり、自由が手に入ったりするっていうのも事実だと思うんです。日中でも夜でも好きなときに好きな所に行けるという自由は、東京暮らしで実は一番必要なんじゃないのかなと僕は思うんですが、皆さんはどう考えますか。