Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- メッセージ&リクエスト特集 ---
番組リスナーの皆さんから手紙、はがき、メールで寄せられた
旅にまつわるエピソードと、その旅にまつわる曲をまとめてオンエア!
訓市による“メッセージ返し”もお楽しみに。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてま〜す!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Stay By Me / Annie Lennox
Just The Two Of Us / Grover Washington Jr. & Bill Withers
Ghost / Bananarama
Baby Mine / Arcade Fire
眠れぬ夜 / オフコース
Everything Is Embracing / Sky Ferreira
I've Been In Love Before (Extended Mix) / Cutting Crew
Time / Tom Waits
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:鳩の13
以前の放送で“歳を重ねると初めての経験が少なくなる”とおっしゃっていましたね。だよなぁ〜この先どれくらい初めての経験できるのかなぁ〜とその時にぼんやり思ってしまいました。ですが、初体験してきました。それは札幌の「プレシャスホール」。看板も無く分かり辛い入り口も宝探しみたいで面白かったのですが、エントランスからの内装の独特なデザイン、何よりも音の響き 照明、そして選曲。どれも初体験でした。それと同時に昔、アナログレコードを聴いていた頃の事、聴くまでの儀式の様な作業や輸入盤屋さんの匂いなど、昔の事も思い出しながら、グラス片手に愉しい時間を過ごしてきました。旅の良いきっかけを貰いました。ありがとうございます。
☆Kun:
これは、夏前ですかね札幌の話をした時にお話をした「プレシャスホール」というハウスミュージックの聖地と言われているクラブなんですけど、そこに行ってくださったんですね。年齢を見ると55歳、それで一人で行けていい音を楽しめるっていうのはまだまだ歳を取っても捨てたもんじゃないなっていう風に思います。
★From RN:ユリ
今年は新居で猫とふたり暮らしをし、職場も変わり、新しい人生をスタートさせました。リフォームした家は私のお気に入りです。とにかく光と風が通る家にしたかったんですが、その希望通りとなり全ての部屋の窓を開けてると真夏でも心地よい風が流れてきます。部屋からは空や山も望めて、なんて幸せなのだろと感じる日曜の昼下がりです。訓市さんから“リフォームの極意は何もしないこと”とアドバイスいただいたお陰です。
☆Kun:
そうですねリフォームの話をしたのを覚えてるんですけど、あんまり作り込み過ぎると飽きちゃうじゃないですか。なので居心地が良くていっつも片付けてないとやってけないみたいなお洒落な部屋にするとちょっとした休みの時にゴロゴロして漫画読んでビール片手にいつの間にか寝落ちなんてことができずらくなってしまうので家は普通がいいですよ。
★From RN:ケンイチ
私は42歳男子で会社員をしております。今このメールを札幌プレシャスホールのラウンジで音に揺られながら打っています。このプレシャスホールは10代だった自分がクラブという場所に初めて足を踏み入れたところであり、音楽を爆音で聴く楽しさを教えてくれた場所です。スピーカーの前で体を揺さぶられる感覚は40代となった今でも最高だと感じます。再びこの場所に行くきっかけをくれた訓市さんに感謝です。「プレシャスホール」のオーナーの方に20年以上前にここが自分のクラブデビューした場所であり、今回は訓市さんのラジオがきっかけで再び来たことを伝えると笑顔で喜んでいましたよ。
☆Kun:
オーナーもそういうのをちゃんと受け入れて喜んでくれたっていうのはとても僕的にも嬉しいんです。この回の時にも話しましたけどクラブっていうのはただ若い人が騒いでたりナンパしたり喧嘩があったりとかあんまりポジティブじゃない話みたいなのがよくあったりするイメージもあると思うんですが、本当にいいクラブって何もいらないというか、良い音楽と良い音響と安くて飲みやすいお酒さえあれば誰でも楽しめる素敵な場所だと思います。夏の間、ちょっと遊べずイライラしたなぁとか、昔は踊ったのになぁとか、または大学のチャラい友達しか行ってないけども毛嫌いしないでと思える方は是非一度クラブとかに行って良い音を聴いてみてください。
★From RN:マッコイ東京
私は旅は好きですが計画を立てるのが大の苦手です。定期的に友人と国内日帰りクルマの旅をしていますが、行き先を旅の当日に決めていく事が多いです。中々人が集まらない場所、知らない場所を調べて巡る事が好きで、つい先日も山形県の「峠駅」へ辿り着きました。山の奥地にある秘境駅で、1899年に開業された無人駅です。周囲は冬になるとすっぽりと雪に包まれる豪雪地帯であるため駅はスノーシェルターで覆われています。時が止まっているかのような不思議な感覚、独特な雰囲気に魅了されました。訓市さんのオススメ穴場スポットがあれば、是非教えてください。
☆Kun:
僕も計画を立てるのがものすごく苦手で、割と早くブッキングすればチケットが安く買えるのに1週間前にいきなり取って、宿も1日分だけっていうのをずっとやってまして、出張の日程もなかなか決めれないんですよね。なんかこう“来週で良い?”みたいな。だいたい週が明けてから連絡してくれっていうのを繰り返してしまうので、旅の計画なんてもう本当に苦手の極地です。オススメ穴場スポットですか?んー、秘密にしときます。
★From RN:第六中山道踏切
間もなく62歳となる、国内の日帰りを主体とした乗り鉄じいさんです。先日、大宮から新青森までの半額きっぷが入手できましたので、弘前まで日帰りで行ってきました。もちろん往復の新幹線車内は訓市さんの声とセレクトされた音楽三昧でした。時間がたっぷりあったので、曲の解説を聞いてから再度味わって聞くなんていう贅沢な時間の使い方をして、この番組の奥深さを実感していました。リクエストはアート・ガーファンクルの「Bright Eye」をお願いします。邦題『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』を読んだ後、アニメを見ていたらガーファンクルの登場にビックリしました。原語版も良いのですが、おまけに付いていた吹替盤の声優さんのメンバーの素晴らしさにもビックリ。こちらの歌は井上陽水さんでした。アニメとしては吹替盤が好きですが、今日は原語版で聞かせていただけると幸いです。
☆Kun:
この『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』っていうのはアニメがあるっていうのは知らなかったんですけども、吹替を井上陽水っていうのがかなり豪華なんですが、どんな映画なんでしょうか。ちょっと調べて是非聴いてみたいと思います。
★From RN:さくら
まだ知らないアート、音楽、場所と沢山の事を訓市さんから教えていただき、私の世界が少しずつ広がっています。番組を聴き終わると、その日一番響いた曲をプレイリストに追加しています。今ではその日の一番が随分と貯まってきて、色々なジャンルの曲を聴きながら豊かな時間を過ごしています。このその日の一番を集めだしたのは息子が幼かった頃に始めた美術館巡りがきっかけです。お絵描きが苦手な息子を連れてピカソを観に行きました。自分が思うように楽しく描けば良いんだよと伝えたかったからです。その時に一番好きな作品のポストカードを買ってあげたのが始まりで、それからたくさん美術館巡りをしました。ポストカードも随分貯まり、アートにも詳しくなりました。たまに思い出してはコレクションを見直しているようです。高校生になり一緒に美術展に出かけることもなくなりましたし、息子の為に始めたことでしたが貯まったコレクションを見ればこれこそtravelling without moving。たくさんの思い出がまた私に新しい世界を見せてくれるのです。息子は訓市さんと同じ学び舎で青春を過ごしており、訓市さんと同じタイミングで新たな世界へ進むことを決めました。
☆Kun:
何かたくさんのものから毎日一つずつ気に入ったものを選ぶっていうのはなかなか素敵な考えだと思うんですけども、息子さんは同じタイミングでということなのできっと留学にでも行くのかな。まぁ高校生の時代っていうのは頭が柔らかくって何でも吸収できる時期ですから、きっと実りある楽しい時間を過ごすと思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。