【お知らせ】
公開収録の応募は締め切りました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!
Theme is... The End of Summer
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
★★★★★★★★★★
--- 1曲でも多くかけて、夏を引っ張ろうぜナイト! ---
令和元年のちょっと物足りなかった夏...
大の夏好きで、毎年、夏後遺症に陥ってしまう訓市が
少しだけ感傷に浸りながら、この夏を振り返ります。
恒例のメッセージ紹介とリクエスト曲のオンエアはお休みして、
通常より1曲でも多く、サマーミックス的に訓市がこの夏に聴いた曲を
オンエア!
★★★★★★★★★★
番組の公開収録決定!
特設ページをチェックして、ぜひ、ご応募してください。
お待ちしてま〜す!
★★★★★★★★★★
番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてま〜す!!
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Vapour Trail / Ride
No Show / Toro Y Moi
Superposition / Daniel Caesar feat. John Mayer
You're As Right As Rain / Bob James
Never Dreamed You've Leave In Summer / Stevie Wonder
Feelin' 29 / 5lack feat. Kojoe
This Is Us / Keyshia Cole
White Gloves / Khruangbin
At Your Best (You Are Love) / Frank Ocean
Numb / Men I Trust
One Too Many Mornings / The Chemical Brothers
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
★★★★★★★★★★
今年は本当に梅雨が長くて、なんだか肌寒く、夏はいつからちゃんと始まるんだろうと思っているうちに暑くなったのってほぼ8月入ってからですよね。そして、もう9月・・・夏はお終いで、学生の皆さんは新学期って言われてもピンとこないと言いますか、令和最初の夏は少し物足りないんじゃないかと。でも、そのくらいが実はちょうど良いんじゃないのか、そんな風に考える夏でした。リスナーの皆さんにとってはどんな夏だったんでしょうか? 思い出の旅、目的地の無いドライブ、記憶の中の懐かしい場所を訪れる。夏後遺症に陥りがちな孤独な僕にどんどんエピソードを送っていただければと思うのですが・・・僕の夏の思い出といえば、常にうっすらと滲む汗と木々の梢から聞こえてくるセミの声、そして渋谷あたりでビーサンをすりながら歩き、息も絶え絶えになりながら着いたバーで飲むキンキンに冷えたビール。そして、その時に出る声にならない声でしょうか。今年もまぁたくさん夏の間に飲みました。
★★★★★★★★★★
今年の夏。僕的にはなんか大した大きい出来事や旅行もする暇も無く、だいたい明け方近くまで酔っ払ってそのディテールっていうのもあまり覚えていないというそんな夏でした。ただ、小さい場面でなんか良いなぁ〜と思ったことはいくつもありました。例えばフジロックの裏動線を歩いていたんですけど、メインのグリーンステージからホワイトステージまでっていうのは実は裏にアーティストの方たちを車でピストンで回したり作業者が通る舗装された道があるんですけど、そこをちょうど日没後に歩いていたんですが誰もいなくて、最終日でやっと晴れて星も見えて、なのにあたりは真っ暗。グリーンステージの裏を歩いていたんですけど、その反対側には何千人だか1万人だかの人たちがいて大歓声をあげながら音楽を聴いているんですが、僕の周りっていうのは人っ子ひとりいなくって、それが何とも言えず不思議な感覚で宇宙に僕ひとり、でも暖かくってひとりじゃないみたいな、狐に化かされたようなそんな一瞬でした。本当に何ですかね何気ない夏の1日みたいな思い出しか今年は無いんですけど、でも今こうやって振り返ってみるとそういう何気無い夏の1日とか瞬間っていうのを感じられるっていうのが本当一番番幸せな事なのかなぁ〜と、今年はそう思いました。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。