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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
日本の音楽史に燦然と輝く、永遠に色褪せない名盤『A LONG VACATION』
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Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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「リクエスト&メッセージ特集」!
リスナーの皆さんから手紙、はがき、メールで寄せられた
旅のエピソードと、その旅に紐づくリクエスト曲をオンエア!
選曲オーダーにもお答えします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてま〜す!!
なお、番組オリジナル図書カードのプレゼントは終了しました。
現在、次のプレゼントを製作中です。そちらもご期待下さい!
完成次第、番組内でお知らせします。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Breakout / Swing Out Sister
Up & Up / Coldplay
Location Unknown / Honne
(Nice Dream) / Radiohead
君は天然色 / 大瀧詠一
Heart Of Mine / Bobby Caldwell
Purple / Brendan Eder Ensemble
I'm Specialized In You / Time Bandits
Cantamilla / Tranquility Bass
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:ジャックラッセルテリアの、のび太さん
令和元年の8月に新築で家を建てたと思ったら、ユニコーンの大迷惑さながらの、まさかの群馬県への単身赴任。妻と長女、男女の双子と愛犬のび太君を新潟県に残してになります。土曜日の朝、群馬から新潟の家に向かう途中、寄り道してでも食べたくなるのが、日本一美味しいモツ煮と評判の「永井食堂」のモツ煮。峠の途中にあってライダーやトラック運転手に混じってカウンターでモツ煮と米を頬張ると、これから家族の待つ家に帰るんだなと感慨深くなります。訓市さんは海外から戻って、寄り道してでも食べたくなる店や食べ物はありますか?
☆Kun:
ありますよ。前も話したと思いますけど、インドとかにいた時には好きな蕎麦屋の厚焼き卵の話になりまして、もう夢にも出てきちゃうんですよ… その厚焼き卵が。で、お金無いんですけど、バカでかいバックパックを背負ってビーサンにボロボロの格好で成田空港から直行でその蕎麦屋さんに行って、お金を見たら厚焼き卵分しかなかったんですよ。「すいません。お蕎麦買うお金が無いんですけど、卵食べさせてください」って言って許してくれまして、卵を食べたこともありますし、ラーメンが食べたくなって直行したこともあります。普段はそんなに無いんですけどもね、旅先でたまたまそういう話になっちゃって思い出すともうダメですよね。帰ったら絶対あれを食べるっていうのがミッションになってしまいます。
★From RN:Kawagoe Cityboyさん
数ヶ月前にアメリカ行きへのアドバイスをいただいたものです。お陰様でいろいろな都市を巡り今月無事に帰国することができました。ミューヨークの美術館やストリートミュージシャン、シカゴの凍てつくような空気、サンフランシスコの街の匂いやスケーター、イエローストーンナショナルパークの壮大な自然などに感化され人生の選択肢を増やすことができました。同時にその場で感じる緊張感や不安、高揚感など旅は身体だけではなく心でもできるんだと知りました。今後は東京という夢の詰まった街で揉まれていきたいと思います。もし、訓市さんおすすめの東京旅があれば教えてください。
☆Kun:
きっと素敵な旅になったんじゃないんでしょうか。まぁとにかく行ったことのない所に行くっていうのはそれだけで刺激になりますし、無駄になることは絶対ないと思います。おすすめの東京旅… とにかく何度もこの番組で言ってますけど、ものすごいスピードで今、東京っていうのは変わっていまして、古いものがどんどん無くなっていますので、新築の駅ビルやモールより雑居ビル。そして商店街。雑居ビルの面白さっていうのは路面だけ見ていると分からないですけれど、その袖看板・ビルの看板を全部見ると上になんか面白そうなバーがあるぞとか、レコード屋がこんな所にとか。ですから絶対下を見て歩かないですね。上を見ながら、キョロキョロしながら色んな街へ出かけて行ってください。そして何かまた発見がありましたらお便りをください。
★From RN:DEATHTRUSTさん
トマトを作りながらラジコで毎週この番組を拝聴させてもらっています。ハウスでトマトを作っているので収穫は11月から6月で、旅行に行けるのが夏だけなんです。なので夏はどこかしら旅行に行っています。来年は人生初のフジロックに行きたいと思っています。そこでまだ知らない音楽やいろんな人と出会えたら楽しいだろうなぁ〜などと思っています。そして、訓市さんとフジロックでお会いできればという期待も持ちながらトマトの収穫を頑張ります。
☆Kun:
どんなトマトを作っているのか、ものすごく気になるんですけど、僕はトマトが大好きで、たまに朝パンを焼いてその上にトマトを乗っけて食べるんですけど、昔イタリア人の友達が朝作ってくれたものなんですが、トマトを細かくみじん切りにして普通にそれと同量ぐらいの多めのオリーブオイルとよく混ぜてバジルと胡椒と岩塩を入れるだけなんですけど、大変素晴らしく美味しい。是非、試して見てください。
★From RN:simpleさん
少し前ですが、番組でも度々登場するユーミンが自身の最近リリースした曲について語っているインタビューを読みました。70年代から80年代にこれまでやってきたことを再アプローチすると新しい曲が生まれるんじゃないかというもので、AORやフュージョンなどのテイストを意識したという内容でした。ルパート・ホームズやボビー・コールドウェルなども制作にあたり改めて聴き込んだそうです。普段からジャンル問わず聞くようにしていますが、一周すると結局行き着くのがAORだったりすることを思うと、こういう場面で話が出る度に感慨深いものだなぁと思います。最近でも山下達郎を始めとした同世代の当時の楽曲が再評価されているのを番組でも触れていましたが楽曲の良さに毎回ハッとしてしまいます。
☆Kun:
そうですね。本当にものすごくそういう曲を耳にしますし、年の終わりに忘年会っていうパーティーをやってシークレットでマーク・ロンソンっていう友達が出てくれたんですけど、彼はブルーノ・マーズの「Uptown Funk」 って曲を作ったりエイミー・ワインハウスを全部プロデュースしてたり凄腕なんですが、もともとDJ上がりでものすごい色んな曲をかけれるんですけど、彼も「おい訓。ちょっと和物のディスコというか、昔のAORみたいなのを買いたいからどこかレコード屋に一緒に行こうよ」って言われて。「マークまで好きなの?」っていうことになったんですけど、あの当時の音楽っていうのはやっぱりまだ全員がセッションミュージシャンとかプロが時間をかけて丁寧に作ったから今も残ってるんじゃないでしょうか。ユーミンの最近のリリースをまだ聴いてないので、是非聴いてみたいと思います。
★From RN:アルペ次郎
先日、ちょっと面白い体験をしたので筆をとりました。恵比寿と新宿に用事があって久々に東京を訪れました。転職して、それまで暮らしていた東京を離れて約10年、久しぶりの東京の街を歩いていると不思議な違和感を覚えました。それは渋谷に巨大な商業施設が出来ていたりといった街の変化に対するものではなく、自分自身の街の見え方が全く変わっていたということです。東京で暮らしていた頃は好きになれなかった、渋谷の人の波も、新宿の光の洪水も、今はとても魅力的に見えるのです。少し大袈裟ですが、まるで物語の中に入り込んだような不思議な感覚でした。東京を離れてみて旅行者の目線で東京の街を観るようになったのかなぁ〜と思います。
☆Kun:
東京に限らず街って映画みたいなもので、時期によって、つまり見た時の自分によってだいぶ印象が変わるんじゃないかと思うんですよね。街じゃなくても若い頃に旅して、すごい素敵な街だ!いつか戻りたいと思っていて戻ったらすごく印象が自分の方が変わっちゃったんでしょうけど、全く好きになれないって程じゃないですけどなんであんなに好きだったのか分からないとか。でも逆に嫌いだった街がものすごく後になって好きになったりとか…。大都市でいうと僕はロサンゼルスって昔は好きだけど嫌いだったんですよ。大き過ぎたり移動も大変ですし、夜は早いし。だけど40歳を過ぎてから友達の家に泊まりながら朝散歩して青空広がる空の下を友達と車で走りながらオールディーズを聴いたり、ちょっとした所に立ち寄ったりするっていうことをすごく楽しめるようになって、今ではロスも悪くないなと思うようになりました。まぁ気になる街っていうのは定期的に訪れて自分の感覚が今どうかっていうのを調べるっていうのも面白いんじゃないんでしょうか。
★From RN:プカプカ
離婚して7年、シングルマザーとして日々一生懸命やってきました。やっと生活が安定した今年の3月、娘が飛行機に乗りたい、綺麗な雪が見たいというので思い切って北海道に旅行に行きました。車の運転もずっとしてないので北海道で色々周るのは難しいと思い、トマムのリゾートで過ごすことに決めました。しかし、そのリゾートは人気がある所ですが、人気のないものが好きな私には居心地が悪く少しがっかりしていたのですが、予約していたアクティビティの移動のワゴン車がボロボロで、ガイドさんも小汚い(褒めてます)けどとても楽しい時間を過ごせました。「翌日、俺休みなんで良かったら案内します」と言って頂き富良野の本物の冬の北海道を案内してくれました。その後も「俺を追っかけて遊びに来てな!」という言葉を信じ、夏は彼の出張先の屈斜路湖に行き、釧路川の源流のカヌーや津別峠からの見事な雲海、知床まで巡ってくれました。もう47歳で何も無いだろうと生活に追われていましたが、思い切って旅に出ることは必要なんですね。
☆Kun:
これ旅じゃなくて恋の話じゃないですか。プカプカさんは北海道できっと恋に落ちてしまったんですね。良いんじゃないんでしょうか。今はきっと引っ越せないと思いますが、休みのある時に北海道に行って色んな自然を見て海鮮物をモリモリ食って、楽しい50代を迎えるっていうのは悪くないと思いますよ。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。