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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
プリンス没後4周年。追悼番組でデイヴ・グロールらがパフォーマンス。
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Theme is... Messages & Requests
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- Messages & Requests ---
リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールでお寄せいただいた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてます!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Tour De France / Kraftwerk
Make A Smile For Me / Bill Withers
I Feel For You (Acoustic Demo) / PRINCE
Sun Goddess / Ramsey Lewis
いい時間 / 鴨田純 feat. 矢野顕子
Time Will Tell / Bob Marley
Strawberry Fields Forever / Ben Harper
Nobody Here / Oneohtrix Point Never
Smile / Nat King Cole
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:黒いラブラドールさん
私は今、4年付き合っている彼と別れるか悩んでいます。何か大きなきっかけがあったわけではなく、少しずつ「一緒にいるのは難しいのでは」という気持ちになってきました。でも、彼の優しさ、2人の思い出、引き止めるものもあって、どうしたら良いのか分かりません。訓市さんはどういう時に別れを決意しましたか? もしくは、関係を続けていくのに大切なことはなんでしょうか?
☆Kun:
まぁ4年も一緒にいれば良いところも悪いところも分かってきて、だんだん最初の興奮も冷め、鼻のかみ方が気にくわないとかディテールに目がいく時期だと思いますけど、結局答えっていうのは黒いラブラドールさんしか分からないんですが…。4年、オリンピックと一緒ですね。来年まで別れるのを延期するか、延期したところで無理だろうっていう空気を読むんでしたら今すっぱり止めてしまった方が… 延期にもお金がかかりますからね。
★From RN:ねねさん
現在、私の職場も休業中です。この機会に断捨離など普段は後回しにしていた事を片付ける!と張り切っていたのですが、一向にやる気が起こりません。アプリで映画や動画を観たり、やたら食べまくり、ひたすら眠るという毎日です。こんな調子でいたらダメ人間になりそうだと相方に弱音を吐いたら、「しばらくダメ人間でパクパクぐうたらで良いよ!また、忙しい日々がそのうち始まるからな!」とメッセージを送ってくれました。彼は日々感染リスクと闘いながら今日も仕事をしています。普段は素っ気なく、時に厳しい意見もしてくるのですが、私が本当に辛い時はこんな風に思いがけない優しさを見せてくれます。逢えない日々に心に染みた一言でした。
☆Kun:
本当ですよね。僕はこの自粛っていうものが始まってからですね、多分物心ついてから初めてこんなに家にいるんですけど、映画とかをほとんど観てないですね。忙しい時ってなんとか時間を空けて観ようとするんですけど、いつでも観れるってなると全く観る気がしなくって、予告編だけ15本ぐらいこの間観て「これも違う、あれも違う」っていうので、結局それに30分以上時間をかけて止めましたけども。まぁ今回は世界中が止まっていますから、自分だけじゃないので焦らずしっかり休んで、そして動き出す時の準備を整えとくっていうのでも全然良いんじゃないでしょうか。
★From RN:ベンジィさん
私は5月で58歳になる大手IT企業のエンジニアです。あと2年で定年を迎えるというのにこのコロナショック。退職金も年金も大丈夫か? この前、大きく背伸びして購入したばかりのシルバーのベンツ・クーペのローンも残っているのに先行きが非常に不安な男です。
☆Kun:
きっとお家をローンで買っている人とか、とにかくローンを持っている人っていうのは今の先が見えない中でものすごく不安だと思うんですけど、まぁ僕も、そして僕の周りもそういう面ではすごく不安がっていまして、今仕事が無くなるとか大きく構造が変わってしまうんじゃないのかっていうのがあります。幸い僕はローンというものが1つもなくて、所有欲っていうのが全然ないので持ち家もないですし、稼ぎが少なくなったら家をどんどん小さくすればいいという考えなんですけど、こういう世の中になると本当に常に身軽な方が楽なんじゃないのかなーと最近強く思うようになりました。自分の家族がどう思うのか分かりませんけど、僕は基本的に寝床とちょっと本と音楽が聴ければあまり家に多くを求めないというかですね。あと倉庫が1個あればいいかなと、そんな生活です。
★From RN:イームズ・ネルソンさん
私の初めての海外はグアムです。初めての海外の行き先としてはベタかもしれませんが、20年ほど前の大学時代に野球の遠征で行きました。普段は対戦相手である他の大学の選手たちと寝食を共にして多くの刺激を受けました。朝から晩まで野球漬けなのかと思いきや、どうやらグアムと日本の学生の交流の一環という意味合いもあったらしく、思いのほかのんびりとした遠征でした。朝起きると軽い散歩と体操をし、朝食を済ませて球場へ。練習と試合をして夕方にはホテルに戻ってくるという流れで、そのあとは基本的にフリー。当時はいわゆるフットロッカー別注スニーカーというやつが流行っており、日本の雑誌で頻繁に目にしていました。そこでチームメイトと車をレンタルして現地の「Foot Locker」に行ってみることにしました。店に到着すると見たことのないお宝スニーカーとの出会いがあるかもしれないと思い、胸が高まりました。しかし、期待が大きすぎたのか、日本で売られているスニーカーの方がかっこよく、「別注」という言葉の魔力に取り憑かれていたことに気づかされました。しかし、それも旅の良き思い出となっています。訓市さんのアメリカ滞在先では今も「Foot Locker」は目にするのでしょうか?
☆Kun:
「Foot Locker」は1番最初にアメリカでチェーンで成功したスニーカー専門店というかショッピングモールには必ず入っていまして、僕が高校の時とかももちろん「Foot Locker」に行ってアメフト用の靴を買ったり陸上のランニングの靴も買いに行ったことありますし、確かにいろんな靴があったんですけど。今もあるんじゃないんでしょうかね?もうまったく決まったものを永遠に履いてはまた新しいのを買うっていう生活なので分からないんですが、「Foot Locker」って確か店員さんが審判みたいな服を着ていたような気がするんですけど。
★From RN:べちこさん
42歳、暴れん坊2歳児を育てておりますが、この番組を聴く時が唯一、自分だけの時間です。結婚するまでは自分のやりたい様に自由に生きてきて、40歳になる頃に初めての育児にてんてこ舞いな上、産後直ぐの職場復帰で自分を見失しないかけておりました。そんな中で出会ったこの番組。野村さんのお話やリスナーの方の体験談でラジオを聴いてる間、短い旅をしているかの様にリフレッシュできました。それから週に1度、いつもはバスで職場まで向かっていましたが徒歩に切り替えて、この番組を聴きながら通勤しています。どうか息子が大きくなるまでこの番組が続いています様に。
☆Kun:
男の子の2歳児というのはすごく大変ですよね。女の子よりやっぱり男の子の方が体力があるし遊んで疲れないと寝ないっていう。それが40歳で初産ということで、きっと体力的にもきついと思うんですけど、まぁ同じことしか言えませんけどこの2〜3歳児っていうのは本当に大変すぎてイラっとする時もあると思うんですけど、その代わり今その時しか見れないっていうとんでもない笑顔を持ってますからね。おあいこということできっと歳を取った時に素晴らしい時間だったなと思えると思います。息子さんが大きくなるまでこの番組が続いてしまったとすると、僕は多分60歳を軽く超えて65歳あたりですか? もし生きていれば。どうなんですかね、それ? 多分記憶も定かじゃなくなって同じ話を延々にループしたりとか、1度かけた曲は2度とかけないと豪語しながら先週かけた曲をかけてしまいそうな気がしますけど、そんなんでも付き合っていただけるんでしょうか?
★From RN:ぴーたんさん
夫婦揃って訓市さんのファンで、我が子には訓市と付けようとしましたがうちの苗字には合わず断念。やはり最後は姓名判断に頼るものなのですね。数ヶ月前までは時々幼い子供たちを連れ、その旅先をイメージしたプレイリストを片手に国内旅行を楽しんでいました。今は家で訓市さんセレクトの曲とこの番組を聴きながら次はどこに行こうかとニヤニヤしています。また、子育ての合間をぬって読書も息抜きとなっています。以前、訓市さんお勧めの『塵に訊け』も読み、奥手の主人公が自身の人生の変貌を遂げようとする姿、またそれも上手くいかない様が映画の様に描かれてとても興味深い作品でした。最近のお勧めの本などありましたら教えてほしいです。最後に遅ればせながらお誕生おめでとうございます。私も4月14日、夫は26日とApril仲間でとても嬉しいです。
☆Kun:
訓市と付けても良い事があるかどうかっていうと僕の親に聞いていただければどういうことだっていうのを事細かに説明してくれると思うんですけど…。そうですね、もう今は自分のプレイリストを作ってちょっと近所を車でぐるっと回るとか、もしくは家でぼけ〜っとしながらかつて行った場所を思い出しながらそれに合う音楽を聴いたりして空想の旅を楽しむっていうのが1番だと思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。