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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
TOHOシネマズ 池袋を事前取材 日本初導入のスピーカーによる「サウンド・シアター」で極上の音響を体験
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Theme is ... Messages & Requests
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- Messages & Requests ---
リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールでお寄せいただいた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてます!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Street Walkin' Woman / Marlena Shaw
The Mambo Craze / De-Phazz
Build A World / The Void Union
Valerie (Live at BBC Radio 1) / Amy Winehouse
初夏の香り / 久保田麻琴と夕焼け楽団
Risk / FKJ
Hot Rod Hearts / Robbie Dupree
Holidays In The Sun / Hayseed Dixie
Grow Old With Me (George Martin version) / John Lennon
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:スリーピーマルちゃん さん
この間、「もののけ姫」を観てきました。公開時に、母に連れられ初めて映画館で観た作品です。20数年を経て、改めて大画面で観れたのが衝撃だったのか、冒頭から涙が勝手に溢れました。子どもの頃に観た作品を見返すと、違う発見があり、とても新鮮な心地がします。訓市さんが初めて映画館で観た作品はなんですか?
☆Kun:
映画って大きい画面ですごい良い音で聴くと全然違う作品になったり、気づかなかった点っていうのがたくさん見えてきたりするから大好きなんですけども。今は映画館も本当に経営が厳しいと思いますし、何かと機会があれば観に行きたいなとは思うんですけども。そうですか「もののけ姫」を観たのが子どもの頃ですか…。 僕が最初に映画館で観たのって覚えてないんですけども、なんだったんだろう? 『宇宙戦艦ヤマト』とかああいうアニメだった気もしますし、『カリオストロの城』を観たのも覚えてますし。でも、『スターウォーズ』繋がりで『ブレードランナー』を映画館で観に行って衝撃を受けたのは覚えてます。未来って明るくないの?って初めて思った作品です。
★From RN:Bluemoon さん
現在3歳になる娘が生まれてから、唯一の楽しみとなっているのが日曜夜のこの番組です。聴き始めた頃は、なんと朴訥な喋り方をする人なんだろうと思っていましたが、野村さんがかける音楽がことごとく良くて、スマホ片手に曲を調べたりするうちに番組にハマってしまいました。また、野村さんが自身のお子さんについて語られていると、子育ての先輩に励まされる気持ちになりました。
娘は今では日曜日の夜になると、「パパ、なむらくにちのラジオ聞くの?」と言うようになりました。願わくば娘が大きくなって、一緒に感想を言い合ったりできたらなあ、と思っております。
☆Kun:
別に子育ての先輩と言われてもですね、大したこともしてなければ子供がどう思ってるかも分かりませんけども。なむらくにちって聞こえるんでしょうねきっとね。娘さんはほぼ英語を喋るお子さんのような発音だと思うんですけども。今3歳ってことはあと10年はやんないとラジオの話を喋ることは出来ませんよねきっと。その時まで元気で喋れたら良いんですけれどもね。少しお酒を減らさないといけないかもしれません。
★From RN:ひー さん
もうお盆でまたあっという間に年が明けそうですよね。私は今まで目の前のことにちゃんと向き合って取り組んできたつもりですが、結局どれも身を結んでないまま、いつの間にかこの冬36歳になります。アラフォーっていうと他人事のようです。最近は「結婚できてなくて子供もいない」ということ自体、コンプレックスになりそうな瞬間がたまにあります。自分がどこか遠いところから来ているような気がしてきて、「もう帰りたい」と思うとなぜか心がぎゅっとなります。訓市さんも独身時代はそんな頃ってありましたか?漠然とした虚無感というか…でも、なるべくクヨクヨし過ぎないようにゆるーく行ってみようと思います。
☆Kun:
漠然とした虚無感っていうのは、皆さんがどうだかは分からないですけども、僕もしょっちゅうありますし、どっちかっていうと昔10代の終わりの頃とか20代の前半ぐらいの方がよりそれを強く感じてた気がします。楽しければ楽しいほどそれが終わるとものすごい虚無感とか、どうせなんでもすぐ終わっちゃうんだとか、自分の存在意義ってなんなのかとか。そんなの絶対答えが無いんですけどもそれを考え出すとなんていうんですかね、ブラックホールにハマるっていうかちょっとしたトラップにひっかっかったような気分によくなったものです。それをどう対処するかっていうと、無理に排除するってことは出来ないと思うんですよね。よく例え話で言いますけど日があれば影ができるっていうのと一緒で、それをどう上手くやり過ごして引っ張られないようにするかっていうことだと思うんですよ。最近若い人が亡くなったりとか寂しいニュースをちょくちょく目にしますけども、嫌なことがあったら風呂入って寝る。そんなの簡単に出来るわけないだろっていう人も多いと思うんですけども、でも僕らが出来ることってそういうちょっとした小さいことで。柿ピーとビールを飲んで、一口飲んだ時に今日で1番幸せだったなって思える瞬間とかを持つことが大事なんじゃないんでしょうか。
★From RN:Red Marquee さん
以前の放送でフジロックが1年の折り返し地点だとおっしゃっていましたが、私にとってもフジロックが最高の充電期間なだけに、中止と聞いた時は落胆しました。他にも楽しみにしていたイベントが軒並み中止となり悲しい限りですが、ポジティブに考えればまたコンサートかできるようになったその時には、聴き慣れた音楽もより素晴らしく聴こえ、最高の時間が過ごせるだろうと自分に言い聞かせています。訓市さんはフジロックに参加する際はキャンプ派ですか、ホテル派ですか。私は毎回大雨に降られ後悔しつつも、キャンプ派を貫いております。
☆Kun:
本当ですよ、先々週ですか?お話ししましたけど。2000年代、西暦が変わってから全ての夏をフジで過ごしていたんですよ。それが節目である20年っていう年になくなりましたって言われたって、どうすれば良いんですかね。本当に残念だなと思うんですけども。参加する際、もうキャンプは無理ですよ、腰。ずーっとテント持って旅してたこともありますし、ぺらんぺらんのシートで。あと20代頭から31まではほぼカウチサーファー、人の家のソファを見つけて寝るの達人でしたから。これがまたフカフカのソファの友達の家で寝ると腰が沈んでめちゃくちゃ朝痛いんですよ。そういうのがあってから寝床は硬いベットか布団って決めてます。
★From RN:おぎおぎ さん
私も野村さんと同じく夏に生きている男なので、今年は不完全燃焼で爆発しそうです。夏ソングのリクエストということで、夏ソングか分かりませんが、ロビーデュプリーのホットロッドハーツをお願い致します。私は古い国産車ですが、野村さんも古いアメ車にお乗りということで、リクエストします。
☆Kun:
本当ですよね、車でいったら不完全燃焼でプラグが被りそうだって感じなんですけども。まあ知らない人は何言ってんだか全く分からないと思いますが。背詳しく言いますとですね、エンジンっていうのはガソリンを中に噴射してそれを火花を起こして爆発させるんですけども、そのパーツがプラグというんです。その先っちょにススがつくとガソリンに火花が上手く散って爆発しないわけですよ。そうするとエンジンがかかりにくくなったりご機嫌斜めになってしまうんですよ車が。分かりましたでしょうか、つまり僕の今の心はですね、完全にプラグが被ったエンジンの状態です。
★From RN:ゲゲらのゲッツー さん
私は高校時代に1回は海外に行きたいと思い高校3年の夏に補習をさぼり、たった1人で1週間ロサンゼルスに行きました。到着し、たった10分ほどで3人グループの輩と友達になり、その当時ルート66にどうしても行きたく逆走ではありますが無謀にもシカゴを目指しました。しかしその輩達はアリゾナまでしか行けないと言い、渋々ヒッチハイクでまたロスまで帰ってきました。気づけばそれで1週間経っていました。観光はもちろんお土産もろくに買えず帰国しました。しかし写真や思い出があれば十分だと自分は思いました。今思えば良い思い出です。訓市さんはコロナが落ち着いたらどこに行きたいですか?
☆Kun:
絶対思い出深い旅行だったと思いますけども、アメリカ行っていきなりヒッチハイクっていうのは本当にゲゲらのゲッツーさんはラッキーだったというか。本当に変な人に乗っけられてひどい目に遭ってる人たちっていうのがたくさんいる国ですから。まあビギナーズラックっていうやつだったのかもしれません。次行く時、1回目良かったから簡単っしょなんていう風に思わないようにしてください。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。