TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING

Theme is... MESSAGES & REQUESTS

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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--- Messages & Requests ---

リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールでお寄せいただいた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア！
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。


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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK！

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ＆リクエスト・・・　お待ちしてます！！


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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Kunichi was talking …


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★From RN：ごま さん
私事ですがこのたび結婚することになりました。結婚を機に引越しをするのですが、お互い実家暮らしだったので初めての新生活。当初はヴィンテージで揃えたいなと思って家具を見ていたのに、色々見ているうちに北欧のシンプルな家具に気を惹かれたり、なかなか方向性が定まらずにいます。訓市さんはお仕事で店舗の内装など、いつも素敵な空間を作られていますが毎回どのようなコンセプトや心持ちで臨まれていますか？訓市さんの空間に対する考えをよろしければ教えてください。

☆Kun：
ニュースでコロナ離婚みたいなものをよく見かけますけど、それと同時にこういう時期にパートナーとちゃんと前を向いてこうっていう人も多いんじゃないんでしょうか。とても良いことだと思うのでコロナ籠もりをして、ぜひ日本の少子化問題を解決していってほしいと思うんですけど…。家具、まぁ僕らは仕事でやっているんですけど、どちらかと言えばクライアントさんよりその先にいるお客さんがどうやったら寛げるかとか、そういうことをいつも考えて自分たちの趣味を全開に押し出すとかっていうことを極力しないようにしているんですけど、まぁ洋服と一緒でなんだかんだ言って家具の趣味も変わる人って多いと思うんですよ。なんか流行りで急にこういう感じが良いなと思って揃えてしまって2〜3年で趣味が変わって、どうしようっていった時に家具は大きいですからね。なかなか入れ替えられないものですから、シンプルにするっていうのは1つ良いのかなと。あとは、なんですかね新居を持って引っ越したり建てたり買ったりっていう時にどうしても皆さん人の目を気にするというか、映えってやつですか。こういう風にしたら素敵に見えるんじゃないのかとか、考えがちだと思うんですけど、やっぱりそこで自分が生活するっていうことがまず第一にありますから、使い勝手が良くて自分がとにかくそこでダラーっとした時に楽に時間を過ごすことが出来る。そんな空間をどうやったら作れるかっていうのを考えてみるのが良いんじゃないんでしょうか。


★From RN：シェイクブルー さん
私は今年4月に大学4年時を休学してワーキングホリデーに行こうと思っていました。ですがコロナの影響で行けなくなり、親に就職活動をしなさいと言われています。海外に行きたい思いも残っており、どうも身が入らず。周りが就活を終えてきていてとても焦りもあります。訓市さんなにかアドバイスをくださったら幸いです。

☆Kun：
僕も行きたいですけど多分今年は無理だと思うんですよ。もしシェイクブルーさんが海外に行ったとしても、向こうが入れてくれるかどうかも分からないっていう状況です。なのでここはサクッと諦めてですね、もし就職活動をするんだったらそれは決まった期間の話ですから、真剣にそれをとりあえずやってみる。就職しないんだったら、いつ海外行けるか分かりませんけど、その間に何か自分が覚えたいこと、手に職を付けるじゃないですけどそういうのに時間を使うっていうのも良いんじゃないんでしょうか。今は日本だけじゃなくて世界中がこの影響を受けていますし、逆に世界がこうだからといって嘆いていてその時間を無駄にしてもしょうがないのかなと思うので、どうかその今の時間っていうのを有意義に使ってみてください。


★From RN：くるみナッツ さん
私は、3週間ほど前から仕事を休職しています。新卒で入社してすぐにテレワークとなってしまい、仕事に慣れないまま自宅で1人残業が続いたり、上司との関係を上手く築けず、体調を崩してしまいました。しばらく休職でき安心している一方、「もう少し頑張れたはず」と悔やんだり、「仕事に戻れるのだろうか」という不安も抱えています。体調を崩している私を見て、「すぐに仕事を辞めた方が良い」と言ってくれる彼女や友人がいることにはとても救われています。特に、彼女は仕事の相談に乗ってくれたり、大きな支えとなっています。今は話を聞いてもらうばかりなので、いつか恩返しに温泉旅行でもプレゼントしたいなと考えています。

☆Kun：
特殊な時期でもありますけど、ただくるみナッツさんだけじゃなくてよく五月病って言葉があるじゃないですか。入社してすぐの5月を言ったり、逆に慣れた2年目の5月ぐらいっていうのにどーんと来たりっていうのがあるらしいんですけど、今年の場合はそのリアルな接触っていうんですか？やり取りっていうのがない中での新卒としての仕事だったと思うので、いろんな不安があるんだと思うんですけども、まずはゆっくり休むこと。そして、今の仕事が合ってるかはどうかっていうのはもちろん僕には分かりませんけども、人間生きてる内で多分1番時間を使うのって仕事だと思うんですよ。もちろん、その休みを遊ぶために頑張って働いたりするんですけども。お金も生活もすごく大事ですけど、睡眠以上に自分の人生の時間を使う仕事。本当にその仕事でやるっていうんであればガシッとやれば良いですし、本当に合わないと思ったらまた次を探す時に自分の大事な時間を使うんだっていうのをよく考えて選んでみるのも良いんじゃないんでしょうか。


★From RN：Tシャツとニット帽 さん
外出自粛が明けましたが、まだまだ気軽に外へ出れない日々が続いています。そんな中、実家を出て1人暮らしをすることになりました。そろそろ35歳を迎え、結婚もせずのんべんだらりと過ごしてきました。仕事は忙しく、疲れが溜まるばかりですが実家に帰れば母が作ってくれたご飯があり、畳まれた靴下、下着が置いてある。そんな生活も悪くはないですが、深夜にトイレに起き、薄明かりに浮かぶ自分の顔を見て、「このままでいいんだろうか」と思うことが今年から増えてきました。1人暮らしは大学生の時に少しした程度。料理も家事も自信がありません。人生の旅、には少し程遠いおっさんの1人暮らしデビューですが、せっかくなので楽しんでみたいと思います。

☆Kun：
これはもう35歳までそんなに甘やかされて育ってしまったんですね。でも良くとれば35歳になるまでお母さん達と一緒に長く時間を過ごせたっていうことで親孝行なのかなとも思います。自分も子供がいるんですけど、育っていくところを見ているとですね、そういえば自分って全然家に寄り付かなかったなとか、なるだけ家にいないっていうのが自分の方針でしたから親としては寂しいじゃないですか、もう少し一緒にいたりとかですね頼ってくれたって良いじゃないみたいな気持ちっていうのがムクムクと芽生えてくるわけですよ。なのでTシャツとニット帽さんも親孝行をもう一生分したということでこれからは好きな時間に酒を飲んで、音楽を聴いてやりたい放題やってください。薄明かりに浮かぶ自分の顔を見て「このままでいいんだろうか」っていうのはどんな男もありますよ。僕もよく朝酒飲んでて帰る前にバーとかのトイレ行って顔を見て呆然としたことありますからね。「誰だ？この知らないおっさんは」と思ったら、自分でした。


★From RN：さくらじま さん
大学生の頃、青春18切符を使い東京を起点に北は北海道、南は鹿児島まで全国を旅しておりました。1日使って普通列車でどこまで行けるか？スマホが無かった当時は時刻表を片手に乗り継ぎのタイミングを考えながらの旅でした。就職して家庭を持った今、このような旅ができるかというと難しいかもしれません。コロナのこともありますし…定年を迎えて時間ができたら青春18切符を使い、学生時代に行った土地を訪ねてどう感じるか？確かめてみたいです。

☆Kun：
ありましたね、青春18切符。そもそも時刻表とか見ないと電車って分からなかったですもんね昔。それで時刻表マニアとかいましたよね、なんか毎年買って車のダッシュボードにはロードマップも入ってて、やたらとそういう辞書みたいなものが周りにたくさんあった気がします。青春18切符を定年を迎えてから使う。これって18歳以上でも買えるんでしたっけ？なんかでも、みどりの窓口で「青春18切符下さい」とか言いづらい感じがしますけども、それはそれで定年用の名前を付けられてそれを買うのもなんとなく寂しい気もしますし、なんかもう少しポジティブな気持ちになる名前はないんでしょうか。


★From RN：She know peace さん
昨年9月に僕を含め友達3人でチャリンコ千葉県1周の旅をしました。僕は中学の頃から10年間愛用している通学用自転車、ママチャリです。そのため道中で２日間にして早々パンクをしてしまい、幸いパンク修理キットを持っていたので直せましたが、直しが甘く少し空気が抜けながらも頑張って漕ぎ続けた結果、ゴールした頃には太ももはパンッパンでした。また、初日に友達が1人リタイアしてしまったり、もう1人の友達のブレーキが壊れたり、4日中2日は大雨と多くのアクシデントがありましたが、無事成功することが出来ました。本当に辛かったですが、今となっては良い経験が出来たと思います。訓市さんは何か自転車やバイクなどで旅の思い出はありますか？

☆Kun：
自転車って多分人生で1番最初に徒歩っていう移動手段からかけ離れたっていうか、行動範囲を一気に広げてくれるものじゃないですか。まあ、ちっちゃい時に三輪車から卒業してですね自転車に乗って好きなところに行けるようになった時の世界の広がりっぷりときたら今でもなんとなく全部覚えてるんですけど。ヨーロッパの島とかにいた時にですねたまたま港にママチャリを貸してくれるレンタル自転車屋があって、僕もそれでしばらく隠れてテントを張ったところからその自転車で毎日パンを買いに行ったりしてて。現地の人たちはあいつはどこに帰るんだっていうのをすごい怪訝な目で見てましたけども。人がいないのを見計らってそそくさとビーチの方に自転車で行って自転車も隠して。でも自転車が無かったらそのキャンプ生活も絶対出来なかったですからね。今年なんていうのは皆さんも色んな遠いところに行く機会がなかなか無いと思うので、自転車でちょっとした遠出とか泊まりに行くっていうのも面白いかもしれません。