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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
これは便利!カセットテープの音源をデジタル保存できるサンワサプライのカセット変換プレーヤー「400-MEDI033」
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Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- Messages & Requests ---
リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールでお寄せいただいた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてます!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Rock With You / D'Influence
Reflecting Light / The Avalanches
Praise / Pat Metheny Group
Where's My Love (Acoustic version) / SYML
One More Kiss / レベッカ
So Far To Go / J Dilla feat. Common and D'Angelo
Feels Like Summer / Childish Gambino
Summer In Siam / Magnus Carlson & The Moon Ray Quintet
September / 竹内まりや
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:行けど切ない石畳み さん
こんなご時世ですが、8月末で東京へ転勤となりました。新潟に生まれて15歳から寮生活、進学で神戸に住み就職は大阪、仕事を辞め1年間オーストラリアに住み、帰国して名古屋で営業職に就いての転勤です。今は名古屋の引き継ぎと東京の引き継ぎが重なり、精神的にもしんどくなってきましたが腐らずやろうと思います。
☆Kun:
すごいですね、転々と動いて。東京は楽しいと思うんですけど、ただ色んなことが昔とは違うのでどうなんですかね。は痒い感じの最初の東京生活になってしまうかもしれませんが、まぁそれでも散歩するところもたくさんありますし、イベントっていうのは中々まだまだ出来ないかと思いますが、大きくパーティーとかが出来る日が来たらどうなってしまうんですかね。頭のネジが緩むどころかネジ穴が舐めてしまいそうな、そのぐらいお酒を飲んでしまうような気がしますけど、早く出来たら良いんですけどね。
★From RN:kent.crosstreker さん
今年1月にワインと自然を目的にタスマニア島を訪れました。野生のウォンバットを見れたり、現地で教えてもらったワイナリーではクオリティの高いワインに出会い嬉しい驚きがありました。さらにインパクトがあったのは、現地に着いてからジェームズ・タレルの作品があることを知ったことでした。直島や金沢で鑑賞して大好きだったので、急遽美術館を訪れて日没プログラムに参加、いかにもジェームズ・タレルらしい世界に圧倒されました。さらに翌日早朝の日の出プログラムにも行ってみたところ、鑑賞しているのは私ひとり。独占して贅沢に自然光が変化していくタレルの作品を楽しむことができました。
☆Kun:
何が羨ましいって、ウォンバットを見られたっていうことがとても羨ましいんですけど。めちゃめちゃ愛らしい顔をしてるじゃないですか、ウォンバットって。ペットにできたら良いなーって夢想したことがあって、オーストラリアの人に「ウォンバットを飼ってる人いる?」って聞いたところ、「あんな凶暴な動物を飼うやつはいない」と笑われましたけ。ジェームズ・タレルの作品っていうのは本当に素晴らしくて、何が素晴らしいかっていうと1番日本で有名なのは直島にある作品だと思うんですけど、インバウンドの観光客がたくさんいた時には直島とかものすごい混んで予約も大変で泊まれないとかあったらしいんですが、多分最近はそんなに混んでないと思うんですよね。海外の方がいないので。まだまだ自由に好き所を国内でも行けるって感じの状況ではないですけど、機会があったら是非行って体験してみてください。
★From RN:ニトハッシュ さん
僕のおばあちゃんが洗濯をすると毎回のように片方の靴下が無くなります。なので自分はいつも靴を脱がない時と家にいる時は片方違う靴下を履いています。しかし外に干してある時は両方しっかりあるので、その時点で無くなっているのか不思議でたまりません。訓市さんは大事な物を失くしたり、片方違う靴下を履いたりすることはありますか?
☆Kun:
大事なものというと、4月と先月と2回お財布を落としまして、2回とも見つかったんですけど。日本って本当に親切だなと思うんですが、2回目は子供を連れて公園に行っていて、そこから違う公園に移った時に財布がないことに気づいたんですよ。慌てて戻って公園に行ってみると子供達がいて、「財布落としたでしょ!隣の交番に友達が届けに行ってるよ!」って。行ったら5人組くらいの小学生で拾ってくれたのは多分アジア系のハーフの男の子だったと思うんですけど、「お礼をするよ」って言ったら「当たり前のことをしただけだから、お礼は結構です」って言われて。周りの女の子とかが「えー?暑いしジュースおごってもらおうよ」って言ったらその男の子が、「そんなことを言うんじゃない!当たり前のことで物なんか貰っちゃだめだ!」って言いまして、えらく感心してしまいまして。拾ってもらってありがたいだけじゃなく、なんかとても良い人に出会ったというか、この夏の思い出の中で1番印象深い体験でした。
★From RN:ふてねこ さん
私は今、娘がやっと先日1歳を迎えたばかりの新米母です。この1年、自分の想像を遥かに超える喜びと苦しみの荒波だらけの日々だったなと思います。と言うのも出産は里帰り出産だったのですが、産後2ヶ月で東京に戻り、その後は主人の両親との同居がスタートしたのです。周囲からは反対の声しかなかったのですが助かる面もあるだろうと、自分としては納得の上で始まった同居でした。しかし、初めての産後の自分の精神バランスがここまで崩れるとは計算違いでした。娘をあやしてくれる義母の声にさえイライラする日々。最近になってようやく祖父母になつく娘を見て助かるなぁ〜としみじみ思えるようになりました。それでも1日1度くらいは義母の何気ない発言にムッとしてしまうことがあります。訓市さんは義理のご両親とのやりとりで苦労されたこと、または気をつけていることなどありますでしょうか? なにかエピソードがございましたら教えてもらえるとありがたいです。
☆Kun:
家族関係とか親戚付き合いっていうのは基本的に僕は苦手なんですけど、まぁ自分も早く家を出てしまいましたし、自分の親父が気に食わないとか、お袋はなんでこんなに話が分からないんだとか不満ばっかりありました。けれど外に出て思うのは自分の家族とか親戚とかってどっかで頭の中で親戚だからとか家族だからというので特別視しているというか、それぞれが普通の人間だっていうことをついつい忘れがちになってしまうってことが多いのかなと思います。僕はそんなに苦労っていうのは無いんですけど、多分ふてねこさんも旦那さんのご家族っていうのと一緒に住んでるっていうのも大変だと思うんですけど、これが義母だとか思わずにシェアハウスで住んでる他人だと思うと許せることが多かったりとか、あとは文句があったらちゃんと言えたり感謝するところはちゃんと感謝出来たりするんじゃないんでしょうか。まぁ口で言うのは簡単ですけど難しいのはたくさんあると思いますが、ついついそういう特別な関係性っていうのを妙に持ちすぎてしまうと色んなことを期待したり完璧を相手に求め過ぎちゃうんじゃないのかなと思います。
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★From RN:野村訓六 さん
突然ですが、最近自暴自棄になっています。私はパーソナルトレーナーという仕事をしています。どの仕事も大変な状況だと思いますが、私の仕事もコロナでかなり深刻な状況です。なんとかなると自分に言い聞かせ、周りにもいつも通り平然と明るく振る舞っていますが、最近ではそんな自分も限界に近づいていると感じます。こんな世の中になる少し前に、今の仕事で頑張ってお金を貯めて1年間ワーホリに行くと決めていました。今ではそれも叶うか分からない状況。夢も希望も薄れていく中で、なんとか必死にやり過ごしていました。そんな自分に気づかないまま、先日車でドライブに出かけました。いつもなら心が高揚する大好きな車での時間もなぜか気持ちが上がらず、なぜだろうと考えているうち、無理をしている自分、肩に力が入り過ぎている自分に気づき、10年に1回あるかないかの涙が流れました。強がっていた自分が崩れ落ちていくような感覚で涙がボロボロ落ちてきました。その時に初めて本当の自分を分かったような感覚になりました。また明日から頑張っていこうと思います。
☆Kun:
自分の仕事が大変だっていうと間髪入れず皆が「何を言ってるんだ。お前だけじゃない。世の中全てが大変なんだ」っていう言葉を聞くと思うんですけど、とは言え個人個人大変だなと思ったり、将来の不安っていうのがもたげてくる時期ですから、そういう時っていうのに無理に明るくしなくても良いと思いますし、不安な時っていうのは口に何かを出したりする方が楽になったりしますから、あまり無理をしないように。そして、来年の計画っていうのがどうなるか分からない。確かにそうなんですけど、もしかしたらそれにも意味があったりすると思うんですよね。本当に行きたかったらきっといつか行けると思いますし、予想外のことを来年するかもしれませんけど、それはそれで後になって振り返った時に、あの時はコロナでワーキングホリデーで海外に行けなかったけど、そのおかげで今があって良かったなって思えるような、そんな時間の過ごし方を心がければ良いんじゃないんでしょうか。
★From RN:くまごろう さん
私は医療系の仕事をしているため、同居している家族以外との飲食は一切禁止、外出は必要最低限のみという生活が続いています。今はひとりひとりが何かしらを我慢し、みんなが何とか踏ん張っている時。日々もっと大変な思いをされている方はたくさんいると頭では分かっているつもりでも、いつまで続くか分からないこの状況に時々ふと泣きたくなります。今夜は気分転換に夫に付き合ってもらい、夕暮れの空を眺めに夕方から夜にかけてドライブに出ることにしました。番組が流れる時間は、おそらく帰り道。訓市さんの声を車の中で聴くのが楽しみです。
☆Kun:
こういう医療関係の方の話を聞くとなんて言ったら良いのか、もう本当に頭が下がる思いなんですけど、何も出来ない、それが職場だからっていう理由だけできっと今どんな職業の人よりも負担が多くて見返りの少ないお仕事だと思います。まぁ早くウイルスが弱まれば良いですし、それと同時に国の方も医療関係の方達の補助っていうのがまず最初にやるべきことなんじゃないのかなと思います。働いている人たちがどのぐらいの日々の生活を制限を受けてるかっていうのが中々表に出てこないことが多いと思うんですけど、早く少し楽で自分の時間もちゃんと取れるようなそんな環境になれば良いんですけど。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。