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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
デヴィッド・ボウイ生前最後のライブ・パフォーマンス動画×2本が見れます♪(児島由紀子の「ロンドン通信」)
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Theme is... Messages & Requests
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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リスナーの皆さんから手紙、ハガキ、メールでお寄せいただいた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしてます!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Shy Guy / Diana King
Grateful / Rita Ora
San Francisco / Vanessa Carlton
Hectic / Odunsi
そっけない / Radwimps
Helden / David Bowie
Shake You Down / Gregory Abbot
Farewell / Charles Hamilton
Fine Line / Harry Styles
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:オージー さん
「コウジくん、元気ですか?色々と本当にありがとうございました。」
僕が退職を決め有給を消化している時に緊急事態宣言が出て、結局最後のご挨拶がきちんと出来ずに退職してしまいました。一緒に仕事をして、一緒にハワイに行き、僕が旅好きって知って訓市兄さんのことやこのラジオを教えてくれたのもあなたでしたね。僕の知らない音楽や世界を色々教えてくれて本当にありがとう。あなたといた10年という時間は僕にとって、かけがえのないものになりました。感謝しています。
☆Kun:
新しい形のお手紙ですね。なんとなく自分が昔の駅にあった伝言板のような気分になりました。できれば読んだ以上、ぜひコウジくん、聴いていたら六本木J-WAVEまでお便りをください。
★From RN:たっく さん
「Travelling Without Moving」を聴いていると、学生の頃に行ったアメリカのことを思い出します。当時修士課程2年を修了し、普段からバイクが好きで友人の少なかった自分は卒業旅行として1人でアメリカへ行き、ハーレーで大陸を渡るという小さな夢を叶える旅へ出ました。横断するとバイクの乗りすてが高くつくので、東海岸を周遊することにし、ロス、ラスベガス、ソルトレークシティ、リノ、サンフランシスコ、ロスというルートを8日間で回りました。季節は3月でロスのあたりはとても暑かったのですが、走り出すと気持ちがよく、日本とはスケールの違う景色に驚きながら、何時間もまっすぐ、頭を空っぽにしながら走りました。アメリカに行ったら観光名所を色々回って…と考えていたのですが、「あぁ、もうどうでもいいな」と思い、行った場所といえばグランドキャニオンとサンフランシスコぐらいです。今、研究者として仕事をしているのですが、考えることよりも頭を空っぽにする方が難しいなと思います。訓市さんは頭を空っぽにする時間や空間、方法を持っていたりしますか?
☆Kun:
良いですね、バイクで旅。どこかに行くっていうよりかは走っていることが目的の旅っていうのがあると思うんですけど、頭を空っぽにするには例えば長距離、車で走るとかっていうのは僕も大好きで、1番安上がりというか簡単な方法なんじゃないのかなと思います。今の時期ですと意識的にやったことはないんですけど、学校に通っている時に山の手線に乗っていて、椅子が暖かいじゃないですか。そこで読みたい本とか漫画を持って読もうとするんですけど、お尻がポカポカ暖かくなってきて眠気がきて。いやいや俺は今寝たくないんだ、この本が読みたいんだっていうのと戦いながら寝落ちしたりすると頭が空っぽになりますよ。それで気づくと大塚とか、あんまり自分が降りたことのない駅とかに着いてることに気付いて驚愕して、時間を見ると計算が合わないんですよ。考えてみると山の手線を1周以上していたっていう、そういう頭の空っぽの仕方ってどうでしょうか?
★From RN:よっしー さん
8月くらいに大学が決まって今は自分の好きなファッションだったり、好きな音楽のジャンルを広げたくて追求したり、友達と自転車でノープランでどっかに行ったりしています。コロナが無かったら今はオセアニアの方に留学している予定だったのですが行けずじまいで、大学も外国語系の学部なのですが、しばらくは留学ができないだろうと言われてしまいました。いつか僕もアメリカ本土を1年かけて旅をしてみたいです。そこで質問があります。訓市さんにとって旅先で出会う人たちから学ぶことって何が多いですか?
☆Kun:
旅先で出会う人たちから学ぶこと、なんでしょうね。もちろん知らないこととか知らない街を案内してくれたり、簡単にそういういわゆる知らないことを教えてもらうっていうこともたくさんありますし、あとは自分の過去とかバックグラウンドを知らない人たちと会いますからね。何気ない一言でハッとするってことがすごく多いですかね。自分が疑問に思っていることとか口にはしなかったけど、これが良いかなって思ってることをズバリと言われたりとか、なんですかね、振り返るきっかけみたいのをものすごく貰う気がしますし、月並みですけどもちろん視野は広がります。自分の環境が当たり前だと思っていたことが全く当たり前じゃないんだなって気付くっていうのは、読んだり聞いたりして頭で理解した気になってることっていうのは多々あるんですけど、実際そういう場面に出くわすと本当に根底から覆されたりしますから。こういう話をしているとまた僕も旅行に行きたいなと思ってしまうんですけど、春終わりくらいには、どこか行けるようになってると良いんですけどね。
★From RN:e.t. さん
旅とは全く関係ありませんが… 映画『ジョジョ・ラビット』を観てからデヴィッド・ボウイをヘビーローテションです。エンディングで「Heroes」のドイツ語バージョンと共に主人公の男の子と女の子がダンスをするシーンが最高です。
☆Kun:
『ジョジョ・ラビット』という映画を全く知らないのでどんな映画なのか分からないんですが、男の子と女の子が踊るシーンで「Heroes」をかけるんだったらきっと間違いない映画なんでしょう。他の映画でもハリーポッターの女の子が出ている青春映画があるんですよ。英語タイトルだと『Wallflower』っていうんですけど、それも車で失踪するなんとも言えず青春なシーンにデヴィッド・ボウイの「Heroes」がかかるんですけど、そのシーンもめちゃくちゃかっこいいんですよ。今、多分自粛でモヤモヤしてる青春真っ盛りのリスナーの皆さん、1人、もしくは彼女と、彼氏と、もしくは結ばれていないけど意中の人と、夜ですね一緒に車でドライブに行って寒くても窓を全開でデヴィッド・ボウイの「Heroes」を聴いてみてください。絶対に心が晴れると思います。
★From RN:そら さん
2年前、真夏の香港にツアーで行った時のこと。ツアーの定番のお土産屋さんに立ち寄った時、別のツアーで来ていた友達にばったり遭遇。お互い店の中で顔を見合わせ2、3秒後「なんで?」。単純にお互いたまたま偶然それぞれにツアーで来ていただけなんですが、びっくり仰天の大笑いでした。さらに、さらに夜に散歩がてらホテル近所のコンビニに行くとなんとそこでも昼間の友達に遭遇、なんたる偶然。宿泊先のホテルも近かったようです。今度はお互い苦笑いでした。今となっては真夏の香港は湿度90%以上で気温も高くてサウナ状態でしたし、民主化デモも始まりかけていましたが、行っておいて良かったです。早くまた、みんなの旅が始まると良いですね。
☆Kun:
こういうのってありますよね。すごく遠いところに行ったら、普段東京で近場にいるはずなのに全く会わない人と偶然会ったり。僕はそんなに新幹線乗る方じゃないんですけど、新幹線のホームでだけ会う友達っていうのもいるんですよね。もう3回くらい会ってるんですけど、なんなんでしょうね? こういう偶然って。それがきっと昔会ったことのある可愛い女の子とかだったら運命を感じたりするんでしょうけども、得てしてどうでもいい野郎の友達なんですけども。お互い喜んでいいのかなんなのか分からない、苦笑いっていう感じですよね。「またお前か」って向こうの顔にも書いてありますし、まぁ多分僕の顔にも「余計なお世話だ」って書いてあると思うんですけども。
★From RN:時の記念日 さん
私は福島で母と喫茶店を20年営んでいます。コロナ禍で飲食店は落ち込んでいますが、店内では開店からずっと毎日J-WAVEを流し心地良い空間を心がけています。訓市さんの番組は家でゆっくりと毎週radikoで1人、または家族で聴いています。最近12歳の娘が訓市さんの声を聴いて落ち着くと言って一緒に聴いたり、一緒に共感出来る年頃になってきました。娘は訓市さんの声だけから高橋源一郎さんのような容姿と想像していたようです。娘の勝手な想像で申し訳ないのですが…。前回放送の訓市さんのkissのチュッチュチュッチュ表現に娘と爆笑して聴いていました。コロナ禍で不安な毎日ですが、番組で訓市さんの正直に話すところや、こんなゆるくてゆったりとした空間が今とても幸せに感じるひと時です。訓市さんの幸せを感じるひと時を教えてください。リクエストは学生時代アメリカにホームステイしてホストファミリーと一緒に聴いた、映画『リアリティ・バイツ』のサントラからザ・ナックの「マイ・シャローナ」をお願いします。
☆Kun:
12歳の娘さんに共感していただけるというのは何よりなんですけど、高橋源一郎さん、僕は素敵な文章を書く小説家として大変尊敬しているんですけど、最近新作書かれているんですかね? 昔の小説は全部読みました。想像した容姿と違ってまずかったってことはなんでしょうか? 想像していたより良かったっていう1文がないのが大変気になるところなんですけども。僕は今『POPEYE』っていう雑誌で自分が持っている映画のTシャツの連載をやってるんですけど、青春映画の王道として『リアリティ・バイツ』があって、90年代の服とか格好もこの何年も流行ってますから、世代が違うとはいえ当然みんな『リアリティ・バイツ』を知っていて観ていると思っていたんですよ。そしたら、「え?なんすか訓さん、それ」みたいな。「いやなんすかって、なんすか?」みたいな。『リアリティ・バイツ』を知らない20代、まぁそれも現実なんですけども、ぜひ観てほしいです。まあ甘酸っぱいですし、何しろウィノナ・ライダーが全盛期ですからね。今の人にとっては『ストレンジャー・シングス』の神経質なお母さんみたいなイメージしかないかもしれませんけど、90年代はウィノナ・ライダーといったらお嫁さんにしたい候補No. 1に入るぐらいで。まさかね、途中で万引きで捕まるとは思わなかったんですけど、まぁそんな万引きすら許してしまうと思ったのは僕だけじゃないと思うんですが。その映画のサントラってものすごくよくて、特にリサ・ローブというこれまた眼鏡っ娘界の頂点を極めるような娘っ子がですね、レーベルが決まる前に書いた「Stay」という曲が全米のヒットチャートで1位になりまして、今でも「Stay」のギターがポロポロンって始まった瞬間に口の中にレモンの果汁が広がるほど甘酸っぱい曲なんですよ。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。