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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
『スラムダンク』部活に仕事に人生に…“もうだめだ”と思ったときに読むべき名場面3選
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--- #340 Messages & Requests ---
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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リスナーの皆さんからお寄せいただいた旅のエピソードと、
その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Slow Down / Why Don't We
Tennessee Whisky / Chris Stapleton
Start A Fire / John Legend
Ten Feet Tall / Charlie Hickey
Soma / くるり
What You WOn't Do For Love / Bobby Caldwell
This Time / Gone West
The Good Side / Troye Sivan
Diamond Day / Vashti Bunyan
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:Cornell 1977 さん
旅好きな私は野村様にあやかり、同じところに2度泊まらない方針でしたが、コロナ禍の中この1年全く旅行に行けず悶々としています。そんな中、間もなく銀婚式を迎える我が妻にリクエスト曲を捧げたいです。25年あっという間だったけれど、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。Chris Stapletonの「Tennessee Whiskey」をリクエストします。
☆Kun:
銀婚式って25年なんですね。25年って早いようでとっても長い期間だと思うんですけど、オリンピックでいうとほぼ6回分。でも6回分っていうと長いような短いようなっていう感じにも聞こえますが、おめでとうございます。いつまでも元気でTennessee Whiskeyを飲み続けてください。
★From RN:M.I さん
昨年、大好きだった母を亡くし、母がやっていた事業を突然私が継ぐことになりました。初めての経験に戸惑うことも多かったのですが、なんとかトラブルなく過ごすことができ、スタッフや父親など、支えてくれる人たちに改めて感謝を感じる1年となりました。母との別れはとても辛かったのですが、嬉しい出会いもありました。離婚してから誰ともお付き合いをしていなかった私ですが、ずっと頭で思い描いていた理想のパートナーに出会うことができました。いつも仕事の相談にのってくれたり、元気づけてくれたり、本当にありがたい存在です。訓市さんのことも彼が教えてくれました。そんな彼の誕生日が4月8日なのですが、訓市さんもし良ければお祝いのメッセージをいただけませんか?
☆Kun:
M.Iさんの彼氏さん、誕生日が4月8日ということで、確かブッダの誕生日ですけど、そして僕と2日違いの牡羊座ですね? 牡羊座はですね、12星座の1番最初の星座なんですが、僕が調べたところによると12星座の中で最も素晴らしい星座だそうです。何が素晴らしいかっていうと、まぁ誰から聞いたっていうのは言えないんですけど、確かなことは1番素晴らしいということです。M.Iさん、とても素晴らしい人に出会いましたね。ということで、末長くお幸せに。
★From RN:ウイスキー大学ハイボール学科 さん
私には生涯の恩師がいます。大学時代のゼミの指導教官で、学問のみならず考え方の根本がひっくり返るほど影響を受けました。卒業後も薫陶を受け続けていたのですが、恩師に合格を約束した国家試験に何度も失敗して、逃げるように遠ざかってしまいました。そのまま国家試験の受験も辞めてしまい、全く違う分野で働くうちに学生時代の記憶も遠くなっていきました。しかし去年、ふとしたことから国家試験にもう1度挑戦しようと思い立ち、仕事をしながら毎日勉強しています。合格通知を持って恩師に会いに行くことをモチベーションに、諦めた夢を再び追いかけています。人生の「恩師」について、訓市さんのお話をお聞かせいただけないでしょうか?
☆Kun:
僕はあんまりいわゆる本当の学校の先生っていうのとそんなに近しい関係にならなかったというか、要領が変なとこがよかったり、ズル賢かったりもしましたからきっと嫌な生徒だったと思うんですけど… 先生の揚げ足をとってニヤニヤしたりとかですね。まぁあと、「これだけ覚えろ」って言われたりすると反発したりする幼いところがありましたので、先生との思い出っていうのは中々難しいんですけど、前もこの番組で話しましたが大学の英語の教師。「君は英語が喋れるから来なくていいよ。その代わり旅に出た時に自分が何を感じて見たかを必ず僕のオフィスアワー、自由に生徒が尋ねられる時間の時に来て話してくれ」と。その先生は僕が在学中にもう退官してどこに行ってしまったのか学校も知りませんでしたし、今でも連絡を取っているわけじゃないんですけど、なんか度々その先生のことを思い出します。なんでかと言うと、君はこうしなさいああしなさいとかっていうよりか、すごく僕の話を真剣に聞いてくれて、「それはとても良かったね」とか、なんていうんですかね?あんまりそういう学問をしている先生に真剣に自分の話を聞いてもらうっていうことが多分無かったからかなと思うんですけど、そのデイビットという先生が僕の「恩師」かなって思います。
★From RN:ふなじゅん さん
訓市さんが変わってしまったニューヨークに行くのが怖い気持ち、分かります。私も20代の時に同じような経験をしました。大学を卒業して3年ぐらい経った頃、採用で母校の大学に行きました。久しぶりのキャンパスにワクワクして行きました。が、しかし、自分が見る景色は全くと言っていいほど別の場所のようでした。自分は楽しかった大学生活を思い出していました。でも、そこには仲良しだった同級生も大好きだった先輩も、付き合っていた彼氏も、みんなどこかに行ってしまい、先生達だけがいました。きっと、私の楽しかった大学生活を作ってくれたのは、周りにいた人達だと気付きました。
☆Kun:
そうですね、まぁでも校舎とかが同じのが残っているだけでもいいのかなーなんて思うんですけども。僕は付属校と言われる学校に行ったんですけど、小学校の本校舎だけは昔のまんま残っていて、見るとあぁ懐かしい、廊下を歩いたりすると瞬時に自分のちっちゃい頃のことが思い出されるんですけど、幼稚園も中学も高校もみんな建て直してしまって自分の母校っていう記憶のパズルがハマるようなものが何ひとつないというか、それはそれで寂しいものだなとも思います。まぁニューヨークはね、本当に行きたいけど怖いです。
★From RN:マルタ さん
今日は今でも慣れない、人との上手な別れ方を教えていただけたらと思いメールさせていただきました。春は移動の季節なのでしょうがないのですが、職場で気になっていた方がカンボジアへ異動することになりました。移動が出来ない私にとって、もう会えなくなること以上に、彼が異動願いを出していたことが悲しく辛いです。それでも発表を聞いた今日は、帰り道に神社で今後の活躍と健康を祈ってしまいました。バックパッカーをしていた頃から人との別れを何万回と繰り返してきて慣れているはずなのに、やはり辛いです。人生も旅なんですね。どうしたらこの別れを乗り切れるんでしょうか?アドバイスお願いします。
☆Kun:
お別れが得意な人っていうのはいるんですかねそんな人、中々難しいと思うんですけど。僕もすごく苦手な方なんですが、余計な記憶力は良いもので細かいことを色々覚えてしまうので、いざ別れるとなると立ち去り難い気持ちになってしまうといいますか。でも楽なのはお別れをする時に残るより行ってしまう方ですよね。新しい場所に行く人たちっていうのはもちろん寂しいんですけど、すぐに新しい環境で何か新しいものが待ってるんですけども、自分の世界から大切な人がいなくなってしまって残される人っていう方が当然厳しいわけなので、マルタさんにとって何が良いのかなーと考えてみるとですね、旅も行けませんしね。ここはお酒を飲むしかないんじゃないんでしょうかね。幸いに季節も良くなってまいりましたし、公園の先で、もしくは小さいベランダとかがあるようなお家でしたらそこから遠くを眺めながら月見酒なんていうのはいかがでしょうか。ウイスキーがオススメですが、手っ取り早く酔いたいというそんなあなたにはメスカルがオススメです。
★From RN:pizzatocoffee さん
いつも聴かせてもらっている22歳大学4年生です。私は大学の4年間ずっと仲の良い友達が4人います。皆男なのに4年間喧嘩も無く関係も変わらない素敵な友に恵まれたなと思っています。その中の1人が彼女がいるにもかかわらず2股をかけて浮気をしました。そのことは世の中ではたくさんあるのかもしれませんが、どうしても許せず、お節介だと思いながらもけじめをつけないとカッコ悪いと言ったのですが彼には響かず、2股相手とは付き合う気もあるのか分からないまま今もその状態です。2人の関係なので私たちからはこれ以上何も言わないようにしようと考えています。訓市さんは、2股をしている友に対してどのように接しますか?
☆Kun:
世の中にたくさんあるんでしょうけど、まず、pizzatocoffeeさんが自分でそれをしないということが1つ。そして、きっとその2股をしている友達は人生初めて2股とかをして、今自分が全能感に満ち溢れちゃってるんじゃないんですかね。俺は愛されてるって。ただし、そんなのずっと長くは続きませんからそれが終わった時にどうするか。「どっちかが選べない」っていうことを言ったとしたらですね、選べないっていうことはどっちも本命じゃないということで次に行きなさいっていうのが1番なんじゃないんでしょうかね、どうなんでしょうか。青春っぽい話として片付けたらその彼女たちには申し訳ないんですけど、まぁその2人も男の趣味が悪いということで。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。