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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
新型コロナ禍で献血者の減少が深刻な状況!今だから行く「献血」体験談
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#342 --- リクエスト曲増しで! ---
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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リスナーの皆さんからお寄せいただいた旅のエピソードと、
その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!
旅限定ではなく恋愛、進路、日々の悩み相談や
選曲のオーダーにもお答えします。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Don't Stand So Close To Me 86 / The Police
The Gift / Annie Lennox
Fat Boys Are Back / Fat Boys
Redemption Song / Speech
モクレンの花 / 小泉今日子
Eve Of Destruction / Johnny Thunders
Summer Song / Kurt Rosenwinkel
I Get Along Without You Very Well / Chet Baker
Don't Let Your Love Fade Away / Gene Williams
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:みにくいアヒルの子 さん
7月で50歳を迎える中年バツイチ男性です。昨年7月に1年半弱の短い結婚生活にピリオドを打ち、実家に戻り母と2人でひっそり暮らしています。自分の中ではもう1度結婚して新たな人生をスタートさせたいという気持ちと、今更無理かな?との思いと、老後の備えをしっかりとした上で気楽気軽な独身ライフをエンジョイしようかな?とその時々の心境心理で行ったり来たりしています。コロナ禍で好きな列車の旅にも行けず、疲弊し世界中が迷走状態にある中尚更それを強く感じています。訓市さんはどう思いますか?
☆Kun:
どうなんですかね?まぁでも結婚とかってしようと思ってするものでもないと思いますし、いい人がいれば結婚すればいいですし。それまではお気楽極楽で過ごせばいいと思いますし。まぁ外に出て色んな人と会うのがいいんじゃないんですかとも言いづらい世の中ですが、それでも1人で車でどこかに出かけて、もしかしたらドライブインなんかで1人でコーヒーを飲んでる素敵な女性と会う可能性が無いとも言い切れませんし。あまり構えずのんびりやっていくのがいいんじゃないんでしょうか。
★From RN:菅原 BOOM BAP
40代に入り揚げ物が食べられなくなってきました。先日も天重を半分ほど食べたところで箸が止まりました。かなり奮発したものだったので、無理矢理胃袋にねじ込んでいると、ふと今から20年ほど前、20歳の頃のアメリカ旅行を思い出しました。3ヶ月間の貧乏旅行、食べるものといったら安いピザにフライドポテトやフライドチキン、枕みたいにデカイ袋のスナック菓子など、脂っこいジャンクフードがほとんど。それらを平気で受け入れていた鉄の胃袋が恋しくなりました。訓市さんは胃袋の衰えを感じることはありますか?
☆Kun:
嫌なトピックですね、という感じなんですけども。胃袋は衰えますし味覚も変わってくるじゃないですか。僕、今ラーメンとか煮干しのラーメンが大好きなんですけど、40歳になる前っていうのは煮干しの匂いがしても「げっ」ていうぐらいだったんですが、今では富士そばの前を通っただけで胃袋が鳴ってしまうぐらい好きですからね。とにかく代謝が衰えるというじゃないですか、40代になったら1日3食なんて全く食べなくていいそうですし。若い頃、ご飯1膳食べていたとして、40代になったらそのお茶碗の反対側で同じくらいだそうです。代謝が落ちていて。それを言われて仏壇に供えてある米ぐらいの量じゃないですか、縁起悪いなって思ったんですけど。ずーっと同じ量を食べて同じぐらい動いている友達がですね、みんな40歳を過ぎてブクブクと太っていくんですよ。「おかしいおかしい」「ご飯を増やしてもいないし、お酒の量も変わってないのに何故こんなに太るんだ」それは代謝が衰えているかららしいんですね。フライドチキン、まぁからあげクンとかですか?一緒に住んでいた友達がからあげクンを食べる時にですね、からあげよりか多い量のマヨネーズを付けるマヨラーだったんですけど、「騙されたと思って食べてみろ!」って言われて、「美味い…!」ってなったんですけど、まぁもうそういうのも出来ないですよね。1週間に1回やればいいんじゃないんでしょうか。まぁ食べる量より酒の方が多いので、菅原 BOOM BAPさんもそのようにすればよろしいんじゃないんでしょうか。
★From RN:たいさん
2年くらい前に高校生の娘が留学していたシチリアへのお礼訪問の旅についてメッセージを読んでいただきました。その娘も4月からは秋田の大学に進学することになりました。自分に合った勉強や留学のために地方暮らしも厭わない長女に対し私といえば、しばらく家族での海外旅行も行けてないので旅行前のパッキング気分で引越しの荷造りを楽しく手伝っています。しかし上手く言葉には出来ませんが、娘の旅立ちに対する感じ方は4年前とは大きな違いがあるような気がします。自分達が歳を取ったせいか、コロナで一緒にいる時間が長かったせいか、その両方かもしれません。ともかく早く世界のコロナ禍が終息に向かい、数年後には娘が希望する国に再び留学出来るようになり、私達も娘の留学先に旅行できるようになることを願うばかりです。
☆Kun:
娘の旅立ち、こういうのにだんだんセンシティブになってきた48歳なんですけど、僕の娘も小学校も高学年になってしまいまして、もうほぼセミティーンっていうやつですよね。小学校にいた6年と同じまた6年経った時に、普通に高校卒業が近くなるって考えると恐ろしくて震えが止まりません。どうなってしまうんでしょうね。1番まずいのはクラブで踊ってたら隣にいたのが娘だったっていう。そんなことあるわけないなーと思ったら、高田純次のエピソードでそういうのがありましたけどね。クラブでナンパしたら娘の同級生だったっていう。まぁでも一緒に遊べたら面白いんでしょうかね。どうなんですかね。
★From RN:Dogtown and Z-Boys さん
訓市さんとは同世代、49歳の会社員です。今日メッセージを送らせていただいた理由としまして現在のコロナ禍において勤め先の会社事業が縮小することでなり、私の職務ポジションもなくすことになったと告げられて人生初めてのリストラに直面したことが経緯となります。私も妻と子供がいる身ですので、ここで心が折れてはいけないとこれからしっかり前を向いてやるべきことを考えております。訓市さんもこれまでの人生の中で困難な出来事に直面されたことと思われますが、その時どのようにご自身を奮い立たせたかご教示いただけますと幸いです。
☆Kun:
すごい大変な状況で、自分がもしその状況になったらそりゃあマズイなと思うに違いないんですけども。困難に直面した時、どうしていたんだろう? スチャダラじゃないですけど、ついつい流されてしまうタチでして、流されながら上手いことひょいひょいやってきたような。困難があって辛いと思ったことがあるってことは強烈に覚えているんですけど、その詳細を覚えてないっていうのはやっぱりどこかナメてるのかな自分って思っちゃうところもあるんですが。なんとかなるさっていう沖縄の言葉でしたっけ?「なんくるないさ」っていうのがありますけど、なんとかなるさっていうことを常に口に出してるのが良いのかなって思います。なんか言葉って出すと楽になるっていうか心の内で溜め込んでる時よりも、なんとかなるかなって思うし、周りもきっと「なんとかなるさ」「なんとかなるさ」と念仏のように唱えている友達っていうのは、なんとかなるんじゃないかと暖かい手を差し伸べてくれたような気がします。心が折れてはいけないと仰ってますが大丈夫です。根拠はないですけど、大丈夫です。
★From RN:4月の牛は泥縄
僕はよく献血に行きます。高校生の時に学校に来ていた献血車から始まり、大学では献血車が来るたびに参加。卒業後、就職せずにフラフラと暇を持て余していた時には、せめて少しでも社会貢献しようと成分献血に行くのが楽しみでした。でも世のため人のために献血をしている意識は当時も今もそれほどありません。なぜ行くのか自分でも上手く説明できません。なんなら回を重ねるたびにどんどん注射が怖くなります。でも集めている人たちがいて、自分がちょっと我慢するだけで誰かの役に立つならそれもいいかなと。そんな軽い気持ちでやっています。ふと、野村さんは海外へ行くことが多いから献血に行く機会がこれまであまりなかったのではないかと思い浮かびました。コロナ禍で海外に行けない今だからこそ経験できることのひとつではないでしょうか。注射がひどく苦手じゃなければぜひ献血ルームに行ってみてください。飲み物が飲み放題でマンガや雑誌が読めるし、アイスをくれるところもありますよ。
☆Kun:
理由は完全にマンガや雑誌とアイスなんじゃないんですか?っていう疑念が浮かびましたけども。でも4月の牛は泥縄さんがやっていることっていうのは素晴らしくって、もともと日本では献血っていうのが常に足りない気味らしいんですけど、それがこのコロナ禍でさらに少なくなってしまっているそうで、献血出来る人はやってみてください。僕も昔はやっていたって言っても高校の頃で、僕は90年代にロンドンにしばらくいたんですけど献血出来ないんですよね。その頃って狂牛病が流行ってですね、何年から何年に6ヶ月以上イギリスにいた人とかっていうのはそれに該当してしまうみたいで僕は出来ないと言われたんですが、そろそろ法律とか変わっているんですかね? もう行ってから20年以上経ちましたから発病してないですよね? もしかしたらもう、発病しているんですかね?
★From RN:たかこ
先日久しぶりに家族旅行をしてきました。子供が15歳くらいまでは夏は海水浴、冬はスキーと1泊していたのですが、受験やら試験やら、おまけに自分も忙しくなり家族旅行も遠ざかっていました。コロナなどで行くのはどうかと思ったのですが、恐らく人生最後の家族旅行なのだろうと思いまして、思い切って行きました。行き先では子供の小さい時のことなど思い出し、成長して嬉しい眩しいやら。スキー旅行でしたが、小さい時はスキーもできず除雪車を一緒に見に行くなど可愛いひと時を過ごしたことを思い出し、どんな場面でも子供のことが大好きだった瞬間を実感できて、来てよかったと思いました。こんな旅だったらまた行きたいなと思いつつ、今度はどこへ行こうかと次の旅への思いも、ふつふつと湧き上がっています。
☆Kun:
旅に全く行くなとも言われてないですけど、確かに行きづらいですし、なるだけ人の接触が少ないところにでも行きたいなーと思ってる人もたくさんいると思います。特にね、小さいお子さんがいる家族とか小さいうちに思い出をちゃんと作りたいっていう人たちがほとんどだと思いますし、難しいんですけども。キャンプとかって本当良いんですけど、キャンプ場が混んでちゃ元も子もないっていう状況でもあって、どこでキャンプすればいいんですかね? 思い切って自分家の駐車場とかそういうのでもいいんですかね? 僕の家では去年、家でテントを張って子供達がその中で本を読んでましたけど、そんなんでもいいのかもしれませんね。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。