ON AIR DATE
2021.05.23
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・

シャーデーが1985年に語った、音楽との出会いと「引き算の美学」

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TUDOR logo

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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#347 --- 恋愛に悩む10代の青年にアドバイス!---


リスナーの皆さんから寄せられたメッセージをまとめて紹介。
リクエスト曲もオンエアします。
日々、子育てに励んでいる女性、
カフェを営む中で旅気分を感じているご夫婦、
恋愛に悩める10代の若者などなど、
さまざまな方からのメッセージに対して訓市が語り、
選曲オーダーにもお答えします。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2021.05.23

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Born Slippy / Barefoot

2

Night Rhythm / Lee Ritenour

3

Turned Away / Chuckii Booker

4

Love On A Two-Way Street / The Moments

5

ひとりぼっちの人工衛星 / ゆらゆら帝国

6

Overjoyed / Stevie Wonder

7

By Your Side (The Neptunes Remix) / Sade

8

Blood / The Middle East

9

A Woman's Song / The Style Council

2021.05.23

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。

Kunichi was talking …


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★From RN:くーさん
東京を離れて4年、自然豊かな伊豆の地を楽しみながら鼻の奥に残った都会の残り香をradikoで時々引っ張り出す、そんな日々を送っています。私は昨年、妻と週末だけの自宅カフェを開きました。自家栽培のコーヒーの他には月替わりのランチが1つあるだけのおよそ店とも言えない、田舎のおばあちゃん家といったところです。今年1年から、妻はその月替わりランチのテーマを世界各国のものを順番にやっていこうと言い出しました。1月は台湾、2月はネパール、3月はハンガリー、4月はベネズエラと、皆さんに旅を楽しんでいただいています。
行ったこともない国もありますが、料理好きな妻が一生懸命調べて現地の雰囲気を出しながら伊豆の自然食材と合わせて作っています。伊豆の南の名もない店においで頂くのは、地元の方と時々検索して来てくださるお客様だけですから大丈夫かなぁと思っていましたが、「ハンガリーに駐在していました」とか、「ベネズエラはこんな感じだったよ」とおっしゃる方が。たまたま来て下さっただけなのにこの偶然。びっくりですがとても楽しい。そこから旅のお話を聞かせて頂きながら、他のお客様も一緒になって旅気分を味わっています。

☆Kun:
東京とかでも週替わりか月替わりなのか忘れましたけど世界中の朝ごはんを出すところとか、そうやって1個の料理をひたすら作るんじゃなくてテーマを作って提供するお店があるらしいんですけど、なんか楽しくて良いですよね。僕は近所の定食屋とかに行って全く同じものを毎週頼むっていうのもすごく好きなんですけど、さすがにずーっとメニューが一向に変わらないとその店は大好きなんですけど、たまに、あぁ〜生姜焼きも食べたい…とかありますから。気に入ったお店が毎月違うテーマのご飯を作ってくれたりするっていうのはすごく良いんじゃないのかなって思います。



★From RN:コウタ さん
突然ですが結婚しました。そこで訓市さんにお願いがあります。“結婚おめでとう”と言っていただけないでしょうか。仕事柄、長期休暇は取れないのでイギリスの3泊5日、バンコク、カンボジアのショートトリップやネパールのトラッキング旅が忘れられない旅です。新婚旅行もイギリスに行きたいと決めていたら世界が変わってしまいました。リスナーの中にも新婚旅行に行けない方々がいるかもしれません。今は辛抱強く待つのみ。またいつか行ける日が来るのを願っています。

☆Kun:
本当ですよね。ウエディングの仕事をしている友達もいるんですけど、やはり早くやりたいけどご両親を呼ぶにはリスキーだとか、じゃあ身内だけでやるっていったらそもそもそういうんじゃなくて、ちゃんとお披露目がしたかったっていう人たちもたくさんいるみたいで。まぁ、コロナが収まってからやれば良いじゃないかって言っても多分気分もありますからね。籍入れて3年後にじゃあやろうっていった時にお金がもったいないっていうバイブスになっている可能性もあるわけです。結婚式とか新婚旅行っていうのは熱いうちにどんどん行けるのが一番だと思うんですけど。コウタさん、結婚おめでとうございます。長い旅の始まりといいますか、終わりの始まりといいますか。どう転ぶかはコウタさんの日頃の行い次第だと思うんですけど、末長く良い結婚生活を送ってください。



★From RN:マッドマン さん
旅といえば大学2年生の頃1人でアメリカに乗り込んだのを思い出します。あの頃は恐怖心がなかったのか、貧乏旅行でしたがどんな出来事も新鮮に記憶に残っています。今までの旅で一番新鮮に感じたこと、伺いたいです。

☆Kun:
旅で一番新鮮に感じたことっていうのは多分、本当に海外に初めて行った頃に初めて行った街で初めて外で食べたとか。経験したことないことをやる時っていうのがやっぱり一番新鮮で、旅も続けていくとどこか自分が擦れてくるっていうか、初めての国に行ってもどうすれば良いかっていう勝手がだんだん分かってきちゃうことってあると思うんですよ。僕なんかは完全にそうなってしまって、1回日本に帰って仕切り直さないと、なんか旅が嫌いになってしまうっていうかすごく特殊というか大切な時間なのに妙に小慣れて惰性でふらふらするのはもうもったいないなと思ったことがあります。



★From RN:ミドリイシ さん
以前の放送で寝台列車というワードが出てきたので思わずメッセージを書きたくなってしまいました。今から6年前まで上野から札幌まで「北斗星」という寝台列車がありました。北海道に旅行に行く時は必ず利用していました。羽田から飛行機で行けば2時間くらいで行けるのに、わざわざ15時間近くかけて北斗星を使っていたのは自分が鉄道の旅が好きなのもありますが、もう一つは日常と非日常の狭間をちょうどいい具合にグラデーションをかけてくれるのが北斗星だったのです。飛行機だと乗って降りたら全然違う場所に連れて行かれてしまうのですが、寝台列車だと夜通し走って非日常へと誘ってくれる、あの時間がとても好きでした。

☆Kun:
僕も寝台列車の旅が昔好きで、アジアとかヨーロッパの方行った時にそれで旅するのがなんだかんだ1番安くて。時間はかかってもその分1泊のホテル代が浮くじゃないかと考えればですね、何を焦って行くんだっていう感じで。お金は無いけど時間はあるっていうのが若い人の旅行の永遠のテーマだと思うんですけども。確かにガタンゴトン揺られて、昔はスマホも無いですし手持ちの本が尽きるとやることがないんですよね。1人トランプをやったり色んなことしましたけど、でも一番好きだったのはやっぱりウォークマンで音楽を聴きながら外の景色をぼんやり眺めることでした。この番組でも何度かお話ししていますが、ウェス・アンダーソンって仲良しの監督は本当に寝台列車が大好きで、日本に行ったらやるリストっていうのに北斗って書いてありまして、「もうなくなったよ」って言った時の悲しそうな顔。なんかその後、九州まで行く寝台列車があるはずだとか調べていて、僕よりも詳しかったですけどもね、何かダイヤとかも全部知っていて。また寝台列車の旅に行きたいなって思いました。



★From RN:まえさん
コロナ禍の中、休みの日でもどこにも行かず、ひたすら自宅での自粛生活を続けています。そんな中、この番組を通して好きになった訓市さんも大好きなシャーデーのライブDVD『Bring Me Home | Live 2011』を知り合いから借りて鑑賞しました。普段は音楽だけを聴いていて、映像として観る機会が少なかったのですごく新鮮で内容も文句なし。ここ最近の自粛生活の一番の癒しになりました。

☆Kun:
シャーデー良いでしょう? 気に入ったのなら是非ご購入していただいてシャーデーの懐具合を温めてほしいと思うんですが、本当にいい声ですよね。会いたいなと思っていたんですけど、会うとなかなか強烈なパーソナリティーの人らしくてですね、音だけを聴いてる方が幸せとイギリスの友達に聞いたので会うのはいいかなと。もし機会があったとしてもですよ、人によって距離があって憧れているのが一番だっていうのってあるじゃないですか。あんまりリアリティある人に見えすぎてしまうとこっちが勝手にがっかりしたりするんですけど。まぁでもシャーデーのライブには是非行きたいですね。



★From RN:meg さん
私は東京で3歳の男の子と1歳の娘を持つ主婦です。ゴールデンウィークが始まった5月1日、大好きだった祖母が亡くなりました。祖父が亡くなって10年、老人ホームでの暮らしでしたが、ひ孫が生まれるたびに見せに行っては「こんな良いことないよ、また来てね」と言ってくれた祖母がもういないと思うと、悲しくて仕方なく、こんな時、家族の存在が本当にありがたいと感じます。

☆Kun:
本当に育児ってお母さんの負担っていうのがものすごく多いと思うんですよね。何でしょうね、分担したとしてもちっちゃい時って子供って「お母さん、お母さん!」ってなるし、母乳をあげているお母さん達だともう一目散に赤ちゃんはそっちに行っちゃうじゃないですか。だから本当に自分の時間を作るのがすごく難しいと思いますし、中々準備も大変でパッと空いた時間に友達に会うとかっていうのを諦めてしまって、さらに疲れてしまうっていう悪循環もたくさんあると思うんですけど。肩の力を抜いて、時には母親ですけど母親であることを忘れるっていうのはできないかもしれませんけども、自分の心を自由にしてあげる時間をどこかで作れるといいなと思うんですけど。まだまだ手がかかると思いますが、終わってみれば本当にあの時が一番楽しかったし可愛かったと絶対に思うので頑張ってください。