ON AIR DATE
2021.07.25
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54



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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・

長時間フライトで快適なのは「窓側」、それとも「通路側」?

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TUDOR logo



『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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#356 --- お便り!お便り!お便り!---

リスナーの皆さんからのお便りをまとめてご紹介!
モチベーションになっているのが「お便り」。
選曲のオーダーも、喜んでお答えします。
訓市が選びます。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2021.07.25

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Half A Person / The Smiths

2

Basin Street Blues / Dr. John

3

Pour Another / Nick Hakim

4

Something Stupid / Michael Buble feat. Reese Witherspoon

5

まちぼうけ / 久保田真琴

6

Winner Takes It All / ABBA

7

Letter From Home / Pat Metheny Group

8

Over There, It's Raining / Nils Frahm

9

Comb My Hair / Kings Of Convenience

2021.07.25

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



Kunichi was talking …


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★From RN:そらまめ さん
私の大好きなDr. Johnが亡くなって2年が経ちました。以前この番組で彼を特集していたことをきっかけに彼の故郷ニューオリンズに惚れ込み、初めての海外旅行にも関わらずそこへの1人旅を決行したものでした。彼の曲の歌詞にはニューオリンズに関する言葉が頻繁に使われており、彼はこの街を心から愛していたんだとつくづく感じます。そして彼の曲を聴くとバーボンストリートの喧騒やストリートミュージシャンの奏でる陽気な音楽を思い出すと同時に、彼が愛した街の空気を自分も味わえたことをとても嬉しく思います。またいつかあの街へ遊びに行ける日を心より楽しみにしております。

☆Kun:
まだ27歳ということでお若いですがDr. Johnが好きっていうのはなかなか渋い趣味だと思うんですけど。前も話しましたけど、Dr. Johnはリハを観れたのが1番印象深くって、杖と水晶の髑髏を持って現れましたからね。本物のブードゥー野郎だって思いましたし即興でフリースタイルのラップの様に歌った歌詞の内容がまあとても下品で。良い子が聴いている可能性もあるので細かくは言いませんけども、そんな春を売る館があったら僕も覗いてみたいっていうほど陽気に歌うんですよ。本当にああいうキャラ立ちしたミュージシャン、街の匂いがプンプンする人っていうのはどんどん減っちゃってるんじゃないんでしょうかね。なぜって街自体の特徴っていうのがどんどん世界中で薄れているからだと思うんですけども。ニューオリンズ、行きたいですね。



★From RN:ノーチューズディー さん
もともとラジオを聴く習慣がない僕ですが、職場の2人の女性同僚から訓市さんのラジオ番組を教えてもらって以来、毎週欠かさず聴かせてもらっています。私たちの職場はナチュラルワインとお食事を気軽に楽しんでもらえる酒場です。また、この番組を教えてくれた同僚は去年の春にフランスへ女2人旅の予定をしていました。シェフでもある2人は「パリで暮らす。」をテーマに、朝はバケットとチーズにコーヒー。週末はマルシェにブロカント。もちろん行くビストロも決めていたし、いつもお客様に出しているワインの造り手に会いに行こう!と心躍らせていた最中。コロナウイルスが世界的に流行し、泣く泣く直前でのキャンセルをせざるを得ない状況でした。そんな2人へ。ここは、フランスのパリ。予約をしていた人気ビストロ店へ。夕方でもまだまだ明るく、それだけで心が躍る。気さくなフランス人の店員さん、ちょっと緊張しながら「ボンジュール」といつもより高い声で挨拶を交わす。隣の席のカップルからは心地の良い響きの話し声。Tシャツとデニムだけでなんでこんなにも可愛い着こなしが出来るのかとフランス人を心底羨ましいと思う。お食事もワインも進み外は暗くなっている。ふと、店内の音楽のボリュームが上がっていることに気づく…こんな時にかかっているような、パリを感じる1曲を。そして、2人のお姉様達の誕生日が6月末と7月初めと近いということで、日頃の感謝の気持ちを込めてお誕生日プレゼントとして野村さんセレクトで1曲かけていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

☆Kun:
よくもまぁ、こんなに妄想でパリのビストロのことを語りましたねという感じなんですけども。今頃だったら本当に夜が長くてですね、よくもこんなに話すなあってぐらいにフランス人は話すんですよ。まあ日本人も変わんないですけどね。赤ワインなんか飲みすぎると悪酔いしますし、まだまだ歩けると思ったら腰にきたりしてですね。ヒーヒー言いながらホテルに帰るっていうのを懐かしく思います。ビストロに合う曲かどうかは分かりませんが、夜しっとり聴くにはこんな曲は良いんじゃないのかという曲をセレクトしてかけたいと思います。



★From RN:まっちゃお さん
私にもトッポイ勲ちゃんがいます。中学の頃からだからもう60年くらいにはなるのかなあ。今は年に1、2度しか会わないのだけど、こちらの勲ちゃんには色々なことを教えてもらいました。ファッション、音楽、グッズ、夜遊びの仕方、迷惑をかけない不良の仕方などなど。ある時なんざバイトしてた知り合いの海の家で綺麗なおねーさんが来るとタダで瓶コーラあげちゃってナンパしてたっけ!憎めないんだなあこれが!そういえば訓ちゃんも海の家やってたって言ってたね。その頃知ってたら息子達連れて鵠沼プール行った帰りにでも寄れたなぁなんて…訓ちゃんの得意な暑い夏!元気でね!!

☆Kun:
まっちゃおさんは71歳と書いてありますが、なかなか軽い感じで良いですね。確かに僕も海の家をやっていました。今考えると信じられないですけども。瓶コーラでナンパはできませんでしたねー、それはいつの時代でしょうか。僕らの頃っていうのは、なんだろう?訳の分からないカクテルとかが流行りましたよね。スプモーニの後だから、ディタグレープ。地元の男の子で「酔えないからディタグレープのディタを濃くしてくれ」っていうのと言い争いをしたことがありますけども。「ディタは高いんだ!酔っ払いたいんだったら大五郎を飲め!」って。そんな夏はまた来るんでしょうか。



★From RN:さわのすけ さん
私はこの間お会いした者です…夢の中で。雨の博多を一緒にドライブしていました。運転していたのは左ハンドルのセダン。「この番組を聴くようになったきっかけは?」と話題を振られ、回答に困っていると「そんなことはどうでもいいけど、この番組を聴いていることを誇りに思ってほしい」と一言呟かれたのを聞いて目が覚めました。まるで作り話のようですが、私はこのような夢を結構な頻度で見るのです。さぁ訓市さん、次回はどこへ行きましょうか?夢の中ではお話ができなかったので、少しでもお話しできればと思いメッセージをお送りしました。

☆Kun:
23歳男性と書いてありますが、僕は若い子とドライブには行かないかなあ、なんて。「この番組を聴いていることを誇りに思ってほしい」っていうのは1ミリも思ったことがないので、夢の中でも僕のセリフだとすると本当に恥ずかしいのでやめてほしいんですが。まあなんだかんだ長くやって色んな方に聴いてますって言われて嬉しいのは「野村さんの番組を聴いて寝れるようになった」とか、「月曜日の仕事前に聴いて元気が出る」とか。元気の出様がないと思うんですけどね、こんな感じで。まあ少し役に立っていれば良いのかなぐらいなんですけども。



★From RN:はとこ さん
私は手紙を書くことが好きです。手紙で相手のことを考えて便箋や切手を考えるのが楽しいです。ポストに手紙が入ってるだけで元気をもらえます。先日、ずっと忘れられなかった幼馴染にラブレターで気持ちを伝えました。高校から別々になり、各々の夢を応援する仲でした。私は彼を友達と思っていましたが、いつしか大切な存在になっていきました。好きなものに憧れ続けて夢を叶えた彼を尊敬しています。私の夢を応援してくれたことにも感謝です。私は彼がやっぱり1番好きだと気付きました。大人になりボキャブラリーが増えた今、素直に伝えられると思い手紙を綴りました。結果はどうか分かりませんが、後悔はありません。

☆Kun:
手紙、書くのが本当に僕は苦手で。小学校の頃って全員年賀状を書いたりしてましたけど、それすら書けないほど苦手だったんですけども。ただ貰うのってすごい良いですよね。僕は留学してた時、当然携帯もメールもないですから突然友達から手紙が来たりするとそれはもう嬉しくって。東京はこうだとか、あいつが別れたとか、あの喧嘩してた同士が今は親友だとかっていうのを一喜一憂して読んでましたけど。手紙ね、すらすら便箋で書けたりしたら良いんでしょうが、僕は書けません。



★From RN:ふぃふぃ さん
訓市さんのラジオのトークも好きですが、訓市さんの書かれる文章はとても優しくてすごく丁寧に心を込めて書かれたものなのだといつも思います。訓市さんにしか書けないものだと思います。私は前は飛行機で移動することが多い仕事でした。一緒に飛行機で移動する同僚のほとんどは寝ていました。ですが私は飛行機で読む機内誌がとても好きで、周りが全員寝ていても機内誌を読んでいました。なぜか飛行機の中で読む機内誌は面白さが増して感じられるので不思議です。ある時、読者から送られてきた話を特集している時がありました。自分の母親は高齢で、どうしても戦死した旦那さんが亡くなった南の島に行ってみたいと言い、東南アジアの島まで出かけたという話でした。しかも着物を着て出かけたそうです。現地に着き、戦争の面影はどこにもなかったそうですが、スコールが降った時、「これが手紙に書いてあったスコールなんだ」と嬉しそうにしていたという話でした。思わず泣きそうになりました。その後、仕事で出かけたシンガポールで何の予告もなく突然降ってきたスコールに全身ずぶ濡れになった時、わたしはわたしになれた気がしました。海外に行くことで日本の良さが分かりますし、日本に戻り、それぞれの国の特徴の良さが分かる気がします。また自由に海外に行ける日が来るといいですね。

☆Kun:
そうですね、確かに取っとくんですよ機内誌を。それで手持ちの小説を読んじゃったり観たい映画を観尽くした時は最後に機内誌に手を伸ばすんですけど、あれは確かに飛行機の中で読む方が持ち帰って家で読むより格段に面白いですね。昔はアメリカに行く時とかにユナイテッドとかの機内誌の音楽プログラムでかかる曲とかが書いてありまして、ヘッドホンで聴いてこの曲はなんだって必死にそのリストの順番を見て調べたりしたものです。いつか、飛行機の音楽プログラムとかやってみたいですね。絶対寝れるプレイリストとか。まあ多分落語の方が良いのかもしれませんけども。ぜひ、どこかの航空会社さん、お声をかけてください。良いリストを作りまっせ。