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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
独学でピアノが弾ける!? ドイツ生まれのピアノ学習アプリ日本上陸
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#362 --- 秋のお便り祭り・第一弾!---
リスナーの皆さんからのお便りをまとめてご紹介!
モチベーションになっているのが「お便り」。
選曲のオーダーにも喜んでお答えします。
訓市が選びます。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Night Birds / Shakatak
Hook Me Up / Johnny "Guitar" Watson
That's Why God Made The Radio / The Beach Boys
On The Sunny Side Of The Street / Frank Sinatra
シャララ / つじあやの 奥田民生
The Long Day Is Over / Norah Jones
If You Love Me / Melody Gardot
There's Little Lift / Bruno Major
Iris / Goo Goo Dolls
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:日本のアンディ さん
こちらの番組は数ヶ月前、radikoの自分へのオススメ番組として出てきたことで知りました。心地の良い音楽と訓市さんの深みのある声とトークに瞬く間に引き込まれて、それから毎回欠かさず楽しみに拝聴させていただいています。もっと早く出逢いたかった!!札幌も30度を超える蒸し暑い夏。東京は想像を超える暑さかと思いますのでお体に気をつけてお過ごし下さい。
☆Kun:
聴いていただいてとても嬉しいんですが、だいたい歩いていて声をかけられて「野村さんですか?ラジオ聴いてます」っていう声が太い声なんですよね。早くカナリアの声のような人に声をかけられて、「聴いてます」って言われたいものなんですが、だいたい違うんですよ。すごく丁寧に話してくださる年配の方もいれば、「そうっすね!聴いてるっすね!」っていう語尾が全部「〜っす」の人も多いです。
★From RN:しんすけ さん
6、7年前に広島のコミュニティFMでJ-WAVEが流れており聴き始めました。ある日、別の番組に変わり約1年聴けていませんでした。番組のことは気になりながらも、ある時からradikoを利用。番組との再会ができ、今では平日の仕事前に腰痛体操をしながら聴いています。私も40代ですが30代から時々ギックリ腰になり、コルセットを巻いて仕事に行ったことも度々でした。重い物を無理して持ち上げたり、野村さんと同じくくしゃみでなったこともありました。日々の養生の必要性を感じ、毎日欠かさず腰痛体操をするようになりました。仰向けになり膝を曲げ、お尻を持ち上げ、20秒を3セット。次に片膝ずつ両手で抱え、腹筋のストレッチを20秒ずつ。最後に軽く頭を上げておへその辺りを見る程度の腹筋を100回しています。それから大事には至らなくなりました。野村さん、養生に努めてください。ずっと番組聴きます。
☆Kun:
簡単な予防法かと思ったら、割とハードじゃないですか。僕は自分が学生の頃に体育会というか運動していたのを辞めてからですね、自慢じゃないですけども日々のための健康としての運動とかストレッチとか無縁の男でして。どこまでそれを引っ張れるかと思っているんですけども、最近、流石にまずいのかなと思ってはいるんですよね。みんなが40代くらいになったら周りが突然キックボクシング始めたり柔術始めたりしたんですよ。それで、「訓市も始めた方が良い」と。僕的にはですね、「40歳になって今更筋肉つけて強くなってどうする。何か問題があったらどうするかって?金で解決だ」なんて言いながら大体人に全部頼んでたんですけど。夢はですね、日常で持つ一番重いものがタバコぐらいで、あとはみんな人に任せようと思ってたんですが、そんなことを考えているから腰が痛くなったんだなと反省する今日この頃です。もし、もっと簡単で、もっと短くって、絶対出来るっていう方法がありましたら是非、J-WAVEまでお寄せください。
★From RN:こうちゃんパパ さん
もう引退してしまいましたが、僕は以前、学校の仕事をしていました。学生の年齢は一定なのに、自分たちだけは彼らとどんどん歳が離れていくこともあり、やれ平成生まれが入ってきたの、2000年生まれが入ってきたのとよく話題にしたものです。当然、彼らの時代の捉え方も自分たちとは違っています。例えば画期的な製品を世に送り出し一世を風靡したSONYを知らない者もいれば、HYUNDAIやSamsungを日本企業だと思っていたりと、数え上げればキリはないのですが、とにかく驚かされることが多々ありました。そんな彼らに、旅行を企画しようというグループワークを与えた時の話です。その中に「電気や車、携帯電話やインターネットの無い生活を体験しよう」という提案をしたグループがありました。アメリカやカナダに未だにそういう生活を送っているアーミッシュと呼ばれる人たちがいるそうで、彼らの生活を体験しようというものでした。生徒や教員も含め、中々高評価をもらった旅だったのですが、僕にはどうしても納得がいきませんでした。彼らの提案は体験としては貴重かもしれません。でもシルクロードを走破するのが目的で、そのために不便さを我慢するというなら分かりますが、不便さを体験するためにお金を払うというのは全くおかしな話です。僕たちは文明の進歩に多くの恩恵を受けてきました。でも月並みな言い方ですが、やはりその分 失ってきたものも多かったのかもしれません。この先、人間にとって明るい未来が待っていると信じたいものです。
☆Kun:
僕が90年代にアメリカに留学した時もですね、アメリカ人に「お前の国にはSONYやTOYOTAみたいな良いブランドは無いだろう」って言われて、「ふざけるな、それは日本のブランドだ」って言っても信じてもらえなかったんですけども、とうとう日本が当時のアメリカのようになってしまったのかもしれないんですが。お金を使ってデジタル世界から離れるっていうのはアメリカでも随分皆さんやっていて、止めよう止めようと思っても中々そこから切り離されるっていうことが難しくって、わざとそうやって携帯電波が届かないところにお金を払って行ったりとかデジタル・デトックス、デジタルの解毒っていう意味ですかね、流行ってるというか結構やってる人たちがいます。常に繋がっている状態っていうのはどうなのかっていう。確かに、こうちゃんパパさんが納得いかないっていうのも分かるんですが、生まれた時からネイティヴ、つまり初めて買った携帯がiPhoneだったり電話代を気にせずネットが使えて、そういう便利な時代に生まれた人たちにとって、不便な生活をすることがお金を払う価値があることなのかもしれませんし、僕らの世代と考え方が違うっていうのはそういうところにも出てくるんじゃないんでしょうか。デジタル・デトックスしたいって思うんですけども、ついつい暇だとやっぱりニュース読んじゃったりしますからね。
★From RN:Caramel Vanilla with Raspberry Flavor さん
ご報告ですが最近素晴らしいフレーバーに出会いました。初めてを体験する気持ちはとても楽しいですね。例え世の中が違うと思うことが多くても、違いが分かることによって出会えた世界は“一つのドアが閉まっても、また別のドアが開く”という思いに導いてくれました。話は変わりますが私の夏は地域の夏祭りが思い出で、同級生の普段と違った表情が見られることが嬉しかったです。その時は平和協定が結ばれている国々が異文化交流を楽しんでいるのかのようで、安心に包まれるような気持ちになりました。そんな体験がまたできますように。
☆Kun:
どんなフレーバーに出会ったのかめちゃくちゃ気になるんですけど、新しいフレーバーって、味覚なのか何かに対するテイストなのか新しいものが好きになったって意味でのフレーバーなのか分かりませんけれども。歳をとってくると純粋な意味でのフレーバー、味で食べたこともないようなものっていうのに出会いたいっていう欲求がどんどん高まってくるんですけど、皆さんは同意してくれますでしょうか。以前も番組で話したことがあると思うんですけども、だんだん食べたことのない料理とか食べたことのない味って減ってくるじゃないですか。もちろん、あそこのカレーが美味しいとかラーメンだったらあそこだとかってそれぞれのお店で味が違ったりするんですけど、あぁここはダブルスープ系ねとか煮干しがいいねとか、1つのジャンルの中の美味しいところとかっていうやつで、なんだこのラーメンは?!甘いのかしょっぱいのかも分からない!みたいな味って中々出会えないじゃないですか。似た品目のご飯を一生食べるのかと思うと咀嚼が嫌になったことも度々あるくらい怠け者な僕なんですが、誰かリスナーの皆さんでこの味は絶対食べたことないだろうっていうものがありましたら是非教えてください。珍味とかゲテモノは嫌ですよ、虫とか。出されたら食べますけど、そうじゃなくて美味しくて他に比べ様のないもの。まさに食のTravelling Without Movingみたいなことを僕もしたいんです。
★From RN:シベリー さん
私は海外に行くと時間さえあれば現地のJazzのライブ情報をチェックして、ご当地のビールやワインと共に生演奏を楽しむのを旅行の醍醐味としていました。今は海外に行けず自宅のオーディオで古今東西の音楽に耳を傾けるしかありませんが、これはこれで色々と発見や喜びがあって楽しんでいます。最近ではマイルス・デイヴィスの「In a silent way」の創作過程の音源をよく聴き込んでいて、マニアックな話ですがドラムのトニー・ウィリアムスの想像力溢れ自由なドラミングや、それに美しい旋律で瞬間的に返すハービー・ハンコックのピアノ、そしてそこにあくまで冷たくもホットなマイルスのトランペットが入ってくるともうたまりません。そんな感じで、最近は自宅で安全に上質な音楽にシビれて過ごしています。訓市さんは旅先でのライブで記憶に残ったバンド、演奏はありますでしょうか?
☆Kun:
普段、創作過程の音源を聴きこむって、やりたいなと思っても中々できないじゃないですか。出掛けてしまったり、お酒を飲んだり、お酒を飲んだり、お酒を飲んだり・・・。今こそそういう日常で出来なかったことをやるべきだと僕も本当に思うんですが、前もお話ししましたけど、なんかコロナ禍になって一つ抱えている問題は集中力がなくなってしまったっていうことで、気がそわそわするのか時間が無いからこの一瞬にかけるぜっていう気力が無くなってしまったっていうのがありまして。中々そういう深掘りの時間というものが持てないんですけども。旅先のライブはありすぎて…なんだろうな〜。何が一番良かったとか思い出深いっていうのは言えないですけどね。フェスなんてすごく面白かったんで、その中の一つの演奏が楽しかったっていうよりも、その全てが経験として楽しかったですし。でも海外で日本のライブとはまた違う盛り上がりのライブだったらどんなジャンルでもいいから観たいな〜っていうのはあります。
★From RN:Eyes Wide Cat さん
突然ではございますが僕には今、気になっている子がいます。ネットで知り合って、このご時世ですので会ったことはなく、ちゃんと顔も見たこともありません。たまに電話しているうちにどんな人なんだろうと思っています。昨日の晩のことです。その子と旅行に行きたいね、という話になりました。その子は海外に行ったことがまだ無いらしく、僕が学生時代に行ったドイツやパリに行った話をしました。話しているうちに海外に行きたくなってしまいます。旅行といえば「美味しいもの」を食べることが目的の一つでもあると思います。僕はドイツで食べた料理がどれも美味しくて忘れられません。訓市さんは旅先で忘れられない料理はありますか?
☆Kun:
そうですね、美味しいものを食べるのが目的の一つ。確かに確かにって感じですが、そう本当に思うようになったのって、なんだかんだ40代になってから。いやもっと短いな。この5、6年かな。その前は食べる時間も惜しんで遊びに行くとか、食事代にお金を使うんだったらお酒とかライブを観に行くとか、そっちに使っていたので、本当によく行っていたニューヨークとかほぼ1週間朝昼晩スライスピザとか平気でやってましたからね。もう本当に1分で食べ終わって、Snappleのピーチ味のアイスティーっていうのが僕のご馳走で、それをゴクゴク飲んですぐ次に行くっていう。逆にニューヨークのスライスピザとか食べたいですけどもね。ちょっと前までは1ドルとかでダラーピザっていって本当に安いのとかもあったんですけど、今は高いですね。あれって本当にオシャレな食べ物でもなんでもなくて、日本でいうコンビニのおにぎりとかサンドイッチみたいに小腹が空いたらすぐ駆け込んで1枚食べるっていう。お腹が減ってきました。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。