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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
バイリンガルの給与は最大20%高い─アメリカに暮らす私が見た“言葉の価値” | アメリカニュース解説
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#366 --- 感謝!感謝!感謝! ---
2014年10月にスタートしたこの番組も
7周年を迎え、8年目に!
ここまで続けることができたモチベーションの源、
リスナーの皆さんに聴いていただき、
お便りを送って下さっているからこそ。
その感謝の気持ちを込めて、“お便り”を紹介しながら、
リクエスト曲もオンエア!
もちろん、選曲のオーダーにもお答えします。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Save Your Tears (Remix) / The Weeknd & Ariana Grande
That's What Love Is For / Amy Grant
It's Time / Imagine Gragons
Wilhelm Scream / Tom Misch
時代 / 薬師丸ひろ子
Who's Holding Donna Now? / DeBarge
Kiss And Say Goodbye / The Manhattans
Baby, I Love Your Way/Freebird / Will To Power
Missing You / Tom Misch
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:グリフィス天文台 さん
野村さんも皆さんもコロナ禍になってから変な夢を見ませんか?この前、大昔の友達が出てきたりしてビックリしました。今からちょうど30年前の1991年の夏、僕はロサンゼルス郊外でホームステイしながら留学していました。ある時、日本人の女の子の友達から電話があり、「日本から友達の女の子が夏休みを利用して遊びに来るのだが、本来なら二人でロサンゼルス観光する予定だったのが自分が風邪をひいてしまい二人で観光が出来ない」。車を持っている僕に観光案内をお願いしてきました。ホームステイの家族たちは「お前はタクシードライバーじゃないんだから、断りなさい」と言ってきましたが、困った時はお互い様という日本人のモットー、引き受けました。その友達の友達はロサンゼルス空港に現れ、「初めまして」と挨拶して僕の運転で色々と案内しました。風邪をひいた友達は後部座席で眠っていました。ところが、この日本からやってきた友達の友達とは何故か馬が合い、運転していてもどこに行っても楽しく会話をして過ごしました。ずっと二人で笑っていた気がします。その子のLA滞在は1週間くらいだったでしょうか、いよいよ別れの時がきました。その子はどんな気持ちだったのか分かりませんが、僕はその別れがすごく寂しかったことは今でもよく覚えています。残念ながら今ではその子の苗字も名前すら忘れてしまいました。笑顔や仕草だけはうっすらと覚えています。あれから30年。こんな世の中になってしまい、突然僕の夢で再登場してくれました。コロナ禍の中、お元気で過ごしていらっしゃいますか? 僕のことを少しは覚えていますか? 幸せに過ごしていらっしゃることを祈ります。
☆Kun:
読んでいて自分の思い出と重ね合わせてしまうというか、いますよね、すごく短期間で馬が合って喋って、いつの間にか名前とか忘れてしまって。顔も確かにあんまり覚えてないんですけど、ちょっとした仕草とか着ていた服とか余計なディテールだけ覚えていたり。もう2度と会うことはないのか、いつかまた偶然でも出会うことがあるのか。出会えたらそれもまた人生としてはすごく素敵なことだと思います。
★From RN:KENWOODS さん
訓市さんの1ドルピザの話を聞いて、僕も紙の皿に乗ってタバスコをちょっとかけたスライスを折りたたんで一気にガブついていた7年前までのこと思い出しました。2000年当時、所属していたオフィスを辞めて、その当時に付き合っていた彼女から逃亡するように語学留学と称してニューヨークに移り、帰国のきっかけを掴めないままレストランのウェイターや記事をフリーペーパーに持ち込んだりしながらズルズルと学生生活をしていました。最終的にはギリギリの合法滞在に終止符を打ち、親の健康状態をきっかけに帰国して今は7年が経ちました。決して人に自慢できる生活をしていたわけではないですが、色んな生き延びる術を教えてくれた場所と時間だったと思っています。コロナが収束したら、まず第一に行きたい場所です。
☆Kun:
2000年当時から7年前というと、15年近くニューヨークにいたということなんでしょうか。すごく色んなものがありますし、色んなことが起きるのでそこにいるだけで飽きないと思うんですが、気づくと浦島太郎のようになってしまうって長くいた友達が言っていましたけど。目まぐるしすぎて、飽きる前に住んでるだけで時間だけが過ぎていくんですが、それに中々気づかないという恐ろしい、そして素敵な街ニューヨークなんですけど。今年は行けると思っていましたが、残り3ヶ月、いや2ヶ月と考えると今年も無理かなぁと思っています。いつになったら行けるのかな。
★From RN:JC さん
結婚前に後の妻と付き合い始めた頃にこの番組が始まり、その後に結婚。そして妻が先立ち、独り身になった50歳近いおじさんです。妻と付き合い始めたのは二人で行った田舎のサイクリングツアー。それから二人であちらこちらへデート旅行して、プロポーズしたのも旅行先。もちろん新婚旅行も。そして毎週この番組を二人で聴いていました。私の中では妻は長期の出張か何かに行っている感覚で、今も共にいる気がします。特に良い景色があったりすると、隣にいるような感覚があります。コロナが明けたらどこかへ旅に出て、なんとなく妻の存在を感じながら何かを見ることで、この後の人生も考えられたらと思っています。
☆Kun:
ありがとうございます。と言うか8年近く、丸7年聴いていただいて、7年ってそんなに色んなことが起きるぐらいの長さなんだなとお便りを読んで思いましたけども。寂しいというか、景色の一部が欠けているような気持ちなんでしょうか。旅好きの人として今は中々色んなところに行きづらい時期ですので、さらに辛いのかなと思うんですが、これからも好きなところに出かけて好きな景色を見て、実り多い時間をたくさん過ごして下さい。
★From RN:真夜中にコーラ さん
深夜2時30分、誰も話す相手がいないのでこうして文章を書いています。幼い娘が体調を崩し、先程ようやく寝ました。夜中に一人で起きていると誰かの声が聞きたくなるのは私だけでしょうか。
☆Kun:
そうですね、夜中。特に小さいお子さんがいる時っていうのは本当に大変ですよね。急に熱を出して病院に駆け込んだことも僕もありますし、病院が忙しくって割と繋がりづらいというか。ここじゃダメだっていって、次を探したこともありますし。中々気が休まらない日々だと思うんですけども、こんな声でよかったら是非ループで聴いていただいて、あとはradikoがもっと使えるようになれば良いんですけどね。権利とかそういうのは僕にはよく分からないんですけども、もう少し日本も身近にラジオが音楽付きでポッドキャストできたら良いなぁなんて思います。
★From RN:ミント さん
どうでもいい話なのですが、どうでもよすぎて誰にも言えず。でも言葉にしないと収まりが悪いこの気持ち、訓市さんに回収していただこうと思いこのメッセージを書いています。私は病院に勤めています。仕事にも家庭にも恵まれ、老いという言葉の意味が分かる年になりましたが、この夏本当に久しぶりに恋をしました。お相手は患者さん。その方は難病といわれる病気を患い入、院されました。仕事柄その内面に触れる機会も多く、彼の人柄や病気との向き合い方を知るにつれて好意を持ちました。幸い治療も順調に進み、予定より早く退院できることになったのですが、退院日の知らせを聞いた途端ふと寂しさがよぎり、心がざわつき始めました。それからは彼の声、仕草、そしていたずらっ子みたいな垂れ目の上目遣いが気になりだし、どんどん惹かれていく自分がいました。もちろんその方は無事退院され、笑顔でお別れしましたが、今もぽっかり空いた心は塞がらないままです。本当は酒のつまみにほろ酔い気分で友達に話せば気持ちも落ち着くのですが、このご時世…。世の中には酔った勢いでしか話せない話もたくさんあると思います。早くそんな話が気軽にできる日々に戻ってほしいと願っています。
☆Kun:
こんな映画というかドラマのような話があるんですね。最初に読んで、これこそナイチンゲール症候群なんじゃないのかっていう、怪我している人とかそういう人を労わる気持ちから好きになってしまうっていうのもあると思うんですけど。まぁ秘めた気持ちで、ときめく心があるっていうのも素敵じゃないですか。ここは、日本語にするとめっちゃくちゃクサいというか、こういう曲って昔のブラックミュージックの人たちじゃないと絶対歌えないと思うんですけども、ザ・マンハッタンズの「Kiss And Say Goodbye」。これはですね、曲が始まる前に「今日で君とはもうお別れだ。だけどいつも会っていたこの場所で、もう1度だけキスさせてくれ」みたいな感じで始まってお別れをするんですよ。こんな別れ方っていうのを世界ではするのか?と思いますけども、まぁこういう曲を聴いてミントさんも、さくっと次にいきましょう。
★From RN:夏模様 さん
私は毎年夏の2ヶ月のために残りの10ヶ月を行きている蝉のような人間なので、空模様や気温が日に日に変わっていくこの時期は毎年とても寂しい気持ちになります。さて、私には一年くらい前から一緒に住んでいる彼女がいるのですが、彼女はもうすぐ30歳ということもあり早く結婚したがっています。一方で私は結婚する前に今の仕事を一度辞め、一年ほど海外に英語を勉強しに行きたいと思っています。彼女と一緒に行くということも考えたのですが、一緒にいると日本語を話してしまい英語の勉強にならないことや、そもそも彼女が海外や英語に興味がないことからそれは良くないなと思っています。コロナで海外の目途も立たないですが、そろそろ同棲一年と彼女の誕生日が近づいており、何かアクションが必要な時期が迫っています。こんな相談、人にしてもしょうがないのですが、訓市さんに何かアドバイス等もらえると嬉しいです。
☆Kun:
これは蝉のような人間である夏模様さんの焦りのようなものを語感にじっくりと感じてしまったんですけども、年齢は数字だって言いますが、やはり男の人と女の人では同じ年齢でも捉え方が違うっていうのは絶対あると思うんですよね。男は大体余裕があるとナメてますから。女の人の方がその辺はしっかりしてますし、どうですかね?なんか、夏模様さんは逃げたいのであれば、もしくは何かしらのアクションっていうのを後ろ倒しにできたら是非したいという雰囲気がしますけども。後ろ倒しにするぐらいだったら、もう別れてしまっても良いかもしれませんし、自分が本当にどうしたいのか分かっているけども、別れるのは嫌だけど、今の自由が良いと思っているんでしたら、まぁ世の中そんな都合通りにはいきませんぞと。はい。そう思っていますので。ものすごい投資をしてs時間を買うっていう手もありますけども。どうですか、夏模様さん。夏の2ヶ月のためじゃなくて、12ヶ月びっちり生きてみませんか。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。