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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
鈴愛、玲真など…令和の子供たち「名づけ」最新トレンドはこれだ!
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#394 --- 友人の中でも飛び切り“若い男子”が飛び入り!---
「約束したことは守る」と公言する訓市が
約7年越しの約束を果たす。
性別、人種、国籍、そして年齢を問わず
多くの知人、友人がいる訓市・・・
その中でも最年少レベルの12歳男子がスタジオを訪問、
まさかの飛び入り出演!
まさに親子ほど歳が離れたゲストを相手に
訓市は何を語るのか?
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからの“お便り”をお待ちしています!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Jazz Carnival / Azymuth
Gimme Some Lovin' / The Spencer Davis Group
Same Drugs / Chance The Rapper
Everybody Needs Somebody To Love / The Blues Brothers
イマジン / RCサクセション
Am I The Same Girl (12inch Mix) / Swing Out Sister
I'm Not In Love / Kelsey Lu
Fearless / Pink Floyd
Peekaboo (Dub) / Swallow
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:チルボーイ さん
訓市さんにお伺いしたいことがあり、メッセージを書かせていただきました。訓市さんが人生で大切にしている価値観を3つ教えていただきたいです。周りを見渡すと社会に揉まれて、どうでもいい小さな競争やお金の心配、人生のハック方法みたいな情報が多く、なんか冷めてしまうというか、生きるってこういうことなの?とか色々違うなと感じることが多々あります。訓市さんみたいな大人がもっとたくさんいたらもっと生きるのが楽しみになるなーと思いながら、次期おじさんの自分が今から参考に出来るマインドを探しております。
訓:大切にしている価値観、毎日変わるのでなんとも言えないんですけども。今年から中学生になったタイシくん、
タイシ:はい。
訓:大事にしている価値観はなんですか?
タイシ:えー、、、なんだろう。
訓:歯を磨くとか?
タイシ:いや、歯を磨くのはお父さんが1日4回ぐらい歯を磨けって言うのでそれは習慣になっているので。
訓:めちゃくちゃ偉いじゃないですか。僕の歳になるとね、4回磨くと血が出るんだよね。
タイシ:えー?
訓:タイシくんの価値観は素晴らしいと思うんですが、僕はなんだろうな。やっぱり世代的に糸井重里さんとかの世代なんで、「くうねるあそぶ。」とかにしておきましょうか。
★From RN:calm dog さん
一昨年末、「Contact前で訓市さんを見かけたよ」というメッセージを貰ったことをきっかけに復縁し、その後結婚した夫との関係性についてラジオで相談したものです。その節は人生相談的な湿っぽい悩みに付き合ってくださりありがとうございました。さて、Contactとその横のVISIONが今年クローズしますね。どちらも私と夫の思い出の場所で、あの特色ある空間がとても好きだったので本当にショックです。歳を重ねていくにつれ、思い出の場所がどんどん無くなっていくのだなとメランコリックな気持ちになっています。訓市さんはこんな気持ちとどうやって向き合っていますか?
訓:ContactやVISIONのようなクラブだけじゃなくって、色んな自分が小さい頃から知っている定食屋さんだったり飲み屋さんだったり、無くなってしまうことがとても寂しいなって思うんですけども。寂しいとか悲しいって言って新しいものを受け入れないのも良くないなと思うんですが。でも、複雑ですよね。渋谷の区長さんは僕と歳が近いはずなのにどうして新しいものばっかり作ろうとするのかなって思うのですが、もしこの番組を聴いていたら古い場所をどのように保護をするかっていうのをどうぞやってください。タイシくんが…今いくつだ?
タイシ:12歳です。
訓:12歳で一番懐かしいなーと思う場所ってどんな場所がありますか?
タイシ:3歳くらいに通っていたテニスコートの前を通ると、小さい時の仲間とかコートの姿を思い浮かべます。
訓:なんて情緒のある人なんだ君は…っていう感じですけど、もうそれって懐かしいなーって思う?
タイシ:うん、懐かしいって感じます。
訓:だよね。だからその4倍くらい生きると懐かしいだらけで、たまに朝動けなかったりするんだよね。
★From RN:アジャラカモクレン、テケレッツのパー さん
先日、部屋の掃除をしていて、昔の『BRUTUS』がたくさん出てきて、ありがちなチラ見をしていたら結構な割合で、「文 野村訓市」の名前を発見!特に印象的なのはブルース・ウェーバーの特集やチルアウト特集。そして、訓市さんの文章を読んでいて感じたのはリズムが良くて、勝手な思い込みですが、落語から影響を受けているんではないだろうか?と感じました。もしよければ文章を書く時に心がけていることを教えてください。
訓:そうですね、『BRUTUS』さんは昔、特集をバリバリやらしてもらって海外にたくさん行かせてもらったりしていたんですけども、落語の影響は1ミリも無いと思います。なんですが、心掛けているっていうのはやっぱり不特定多数の人が読む文章なのでマニアックに書きすぎてわからないって思われるのが嫌で。分かりやすい比喩とか例え話を入れたりして興味を持ってもらうかっていうのと、やっぱりリズム感が良くないと頭の中で読んだ時に詰まるなーっていうのはあったので、句読点をちゃんと打とうかなとか。1個も打たないのを書く人ってすごいと思うんですけども。タイシくんは作文は好き?
タイシ:いや、苦手です。
訓:苦手? 日記とかは書いたことない?
タイシ:日記は宿題で出るんですけど、お母さんにやり直しって言われて、いつも30分くらいかかってます。
訓:お母さん厳しいもんね。
タイシ:はい。
★From RN:水無月 さん
この度 念願の子供(男の子)を授かり、5月末に出産を予定しております。名前ですが夫婦で旅好きなこと、Travelling Without Movingと訓市さんのファンであること、字画が良いことから、勝手ながら“訓市”の名前をいただこうかと考えております。コロナ禍であり世界情勢も不安定で気軽に海外に旅に行くことが出来ない世の中ですが、いつの日か我が家の訓市君が世界を好きに旅することが出来る日が来ることを信じて。追伸、義理の母と2代で聞いております。3代でずっと聴くことが出来るよう、末長く番組が続くことを願っています。
訓:ありがとうございます!って言うか僕の名前で良いんでしょうか?って感じなんですが、タイシくんどう思う? 僕と同じ名前の子供って。
タイシ:良いと思いますよ。
訓:本当に?
タイシ:はい。悪いところを影響されなければ。
訓:…どんなところが悪いところ?
タイシ:すぐこちょこちょするのだけは、影響されないでいただきたいです。
訓:ごめんねー。子供はこちょこちょされたら喜ぶって信じ込んでる昭和のおじ
さんなんで。これからは気をつけます。
タイシ:はい。
★From RN:ノクターン さん
美容師をやっている29歳の女です。最近、恋人と別れました。最後の方はコミュニケーションもなかなか取れず(お互いに取ろうとせずというのが正しいでしょうか)、一度心に距離を感じてしまうと言いたいことも言えずの悪循環で、そんな彼とは休日が合わず一緒に旅どころか、昼間に会ったことがほぼありませんでした。1人で出掛けては、この景色を見て彼はどんな表情をするだろうか、同じものを食べてなんと感想を言うだろうか、そんなことを考えていました。共有したい感情や出来事がたくさんありましたが傷つくことを恐れ、コミュニケーションを諦めてしまったことに少しの後悔が残ります。大人になってある程度、自分の感情をコントロール出来るようになりました。接客業をしているのでどんなことがあっても笑ってお客様の前に立つことが出来るようになってしまいました。ただ今はコントロールをせず正しく傷つく時間が少し必要なのかもしれないな、と思います。
訓:そうですね、一度距離を感じてしまうと戻るのって難しいんでしょうね。1回別居しましょうとか、しばらく会うのをやめましょうって言って上手くいった話っていうのは中々無いと思うんですけども。接客業をしていてどんなことがあっても笑ってお客様の前に立てるっていうのは素晴らしいことなんですけど、どこか普段の生活にそれが入り込んでしまうと本音で喋れなくなっちゃったりとかありますけどね。自分でもなんの話してるんだこのお客さん、仕事相手と思っても、にっこり話を聞いてる自分がいて、どこでそのにっこりをやめて良いのかが分かんなくなったことがあります。それ以来、ある程度失礼にならない程度に普通でいようと思うと「怒ってますか?」とか言われたり、「いやいやいや、そんなことはないですよ」っていうこともあったり。人とのコミュニケーションっていうのはすごく難しいなって日々思います。
★From RN:オカルトおやじ さん
パワースポット好きの50代男性です。江戸っ子の訓市さんはご存知かもしれませんが、東京タワーのふもとには「もみじ谷」と呼ばれる森があります。もみじ谷にはお地蔵さんが何体かあり、そのうち1体の裏に蛇の石像があります。「蛇塚」と呼ばれ、知る人ぞ知る金運が巡るパワースポットです。また、ちょっとした散策路を歩くと如意輪観音が安置された小さなお堂もあります。東京タワーが放つ妖しくも美しい朱色はもみじ谷のパワーが影響しているのかもしれません…。訓市さんはパワースポットなど興味はありますか?
訓:周りにすごくパワースポットにハマった人がいて、気が良いところって本当に開けた所とか、例えば東京だと明治神宮とか森みたいで空気も美味しいし気が良いなと思うんですが、あまりここだ!っていうパワースポットっていうのは実は興味はあまりないです。金運が良くなるとか。1度この番組でも話したんですけど、湘南の方にあるお金を洗うとお金持ちになるっていう弁天さんのところに行って、ザルで小銭を洗うんだと思ってたらなけなしのお札を入れて真剣に洗う大人がたくさんいて…。地元の友達と一緒に行ったんだけど、地元の友達はその日一銭もお金がないっていうからお昼ご飯とか僕が奢ってたんですよ。それで振り向いたらお金の無いはずだった僕の友達がへそくりの1万円をお財布から出して真剣に洗ってたの。
タイシ:えー。
訓:そんなに上手い話って世の中ないから、お金が欲しかったらタイシくん、自分で頑張るんだよ。
タイシ:はい。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。