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2022.04.24
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54



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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
Age Factory、SPACE SHOWER TV×J-WAVEのスタジオライブ企画「DRIP TOKYO」出演決

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TUDOR logo



『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。



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#395 ---「奈良」を離れない、離れられない理由とは? ---

前半は皆さんからお寄せいただいた
“お便り”の中から訓市がセレクトした
メッセージとリクエスト曲をオンエア!
選曲のオーダーにもお応えします。

奈良県出身で在住の3人からなるバンド、
「Age Factory」のヴォーカル&ギター担当、
【清水英介さん】をゲストに迎えて...

訓市が彼らの存在を知り、
その音楽が好きになったきっかけ、経緯とは?

彼らのライブ会場で訓市が遭遇した
“日本一のファン”とは一体誰なのか!
メンバー3人が自ら運転して移動中の
車内で聴いている“意外な曲”が明らかに!

2022年の活動プランと意気込みについて伺う。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからの“お便り”をお待ちしています!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2022.04.24

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Killer Cars / Radiohead

2

Summer Song / Matt Bianco

3

16 / Baby Keem

4

Feel Like Shit Today / Age Factory

5

Surrender / LOSTAGE

6

世界が終わるまでは / WANDS

7

Keep Tryin' / 宇多田ヒカル

8

First Day Song / Age Factory

2022.04.24

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



Kunichi & Eisuke

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訓:僕はコロナの時に1人でも行ったり色んなライブを見に行ってて。

英:はい。

訓:「Age Factoryって訓ちゃん知ってる?」って言われて、「いや分かんない。なんのバンド?」って言うとみんな「奈良のバンドで…」って言うから、“ナラ”って言うジャンルがあったっけ…と思って。

英:ちょっとありそうですよね。

訓:ありそうでしょ?

英:“ガバ”みたいな。

訓:みんな「奈良」「奈良」っていうんだけど、ラッパーの子達も「Ageは良いですよ」って。オカモトズのレイジも「Age良いですよ」って言うから、レイジがエイジ…なんの話なんだろうっていう。それで見に行って。今の若い人たちってhip-hopすごく多いし、ゆるくて気持ちのいい系の音楽の人も多いじゃないですか。そんな中に英介くんのバンドはもう、ど直球で。

英:そうですね。

訓:だってMCも熱いじゃない?熱いんですよ。俺とかもうニヤニヤして聞いてしまって。良いよ良いよと思って。特にコロナで家にいる時間も増えたりとかっていうので番組とかでもなるだけ気が晴れそうな曲とかゆるいチルな曲をずっと…。まぁ元々、番組ではかけてるんですが、さらに心がけてやっていたんだけど、英介くんのバンドのライブ観た後にやっぱ音楽ってこうだよなと思って、スキップ気分で飲みに行っちゃいましたけど。

英:え〜嬉しいっすね。

訓:その後ずーっと「Age良いよ」って言って騒いでロックを聴いた記憶があるんですが。

英:へぇ〜。

訓:自分たちのルーツとも言える影響を受けた曲っていうのを聞いてみたら、Fall Out Boyの「Sugar, We're Going Down」。

英:これは僕が初めて楽器持ってFall Out BoyのこのMVとか観た時に、ロックバンドとしてのこういうMVの表現とかライブでもぶち上がるし。兄貴のウォークマンのiTunesのやつ勝手にパクってデータ全部入れた時に1曲目に流れてきたのがこれだって今でも覚えてて。

訓:それっていくつの時?

英:中学校1年生とか小6ぐらいの時です。初めてウォークマンを親に買ってもらって入れたんですけど、これ流れてきた時に電撃走るってこれだなっていう。

訓:それで自分もギターを始めたりとか?

英:そうですね。憧れましたね。

訓:なんか世代が違うと音の入り方が違うのがすごく面白いなと思うんですけど、地元奈良を思い浮かべる曲っていうので興味深いな〜と思ったんですが、LOSTAGEの「Surrender」。

英:そうですね、この曲もめちゃくちゃ好きっすね僕。自分のエモみたいな物を日本人として一番格好よく、奈良の風土というか、あの温度感を感じさせながらやってくれたすごい美しい大好きなバンドの曲です。

訓:奈良、ぶっちゃけ僕も詳しくないので連想できるものが申し訳ないんですけど鹿のフンとか。

英:すごい最低レベルですね(笑)。

訓:最低レベルですよ。あとは大仏とかもそうだし。京都に仕事があって行ったりとか外国の友達が来てちょっと一緒に行こうぜみたいな時に奈良ってなかなか寄るチャンスがなくって、多分人生でも2回ぐらいしか行ったことがないんじゃないのかなと思うんですけど。奈良の風土って言っていたけど、自分が考える奈良の雰囲気、僕らが考えるみたいに知識がほぼあまりない人たちにとって。

英:みんな根をすごい張るイメージがあって。

訓:根を張る?

英:はい。奈良という土地を愛してるからこそ、みんなそこで自分たちの仕事とかライフスタイルを作り上げてて、それが各お店とか色んなところから感じるので。

訓:じゃあ結構みんな地元の友達も奈良に住み続けたり?

英:そうですね。あと全然地元は違うけど奈良が気に入って奈良でお店始めたりとか。

訓:へぇ〜。

英:そういう人が結構周りは多いですね。

訓:奈良に行ったら、おすすめどこに行けば良いのかな。

英:奈良だったら「二月堂」っていう、春日大社とか東大寺とかさっき話した鹿のフンゾーンって言ったらあれなんですけど・・・

訓:鹿ゾーンね。

英:皆さんが想像する奈良の中の「二月堂」っていう昔から手付かずのまま残ってる仏閣があって、そことか近づくだけでエアーの違いを感じますね。ここやばいみたいな。ここぶっ飛ばしてきてんな、みたいな。

訓:じゃあ、ちょっと奈良に行ってみようかなっていう感じなんですけど。

英:是非是非。

訓:一応この番組、旅に紐付いてるということなので英介くんに旅の思い出に紐づいたチルな曲を選曲してくださいといったところですね、びっくりしたんですがWANDSの「世界が終わるまでは」。これはなんかエモい思い出と紐付いてるんじゃないのかっていう。

英:これはエモいって言ったらあれなんですけど、うちのバンドは奈良に住んでるんで奈良から全国色んなところに機材車で、みんなで帰るんですけどベースのナオティーがいつも運転してくれるんですけど、普通に10時間超え1人でたまに運転してくれてたりしてて。

訓:えー

英:結構毎回後半、奈良の手前で眠気凄くなるとパーンって自分の顔を叩く音が聞こえ始めて。それぐらいにWANDSの「世界が終わるまでは」がいつも流れてて、「なんでいつもこれなん?」って言ったら「鼓舞してる」、みたいな。それでこれが流れたら俺も「あ、ツアーも最後やな」というか、終着点へ向かってるなっていう感じにいつもなる。

訓:じゃあそのベースのナオティーが好きな曲がWANDS。

英:メンバー全員大好きなんです。「スラムダンク」も大好きですしこの曲大好きなんで。

訓:結構英介くんが出してくれた曲が全然想像してなくって。

英:あ、そうですか?

訓:ナインティーズのアメリカのロックバンドとか、機材車でいつも自分たちで自走してるっていうから直線を走るのにふさわしいロックとかかと思ったら、東京を連想する曲、しょっちゅう東京に来て帰ってく英介くんが東京を連想するって曲で宇多田ヒカルの「Keep Tryin'」。

英:全然地元でも思って当たり前なんですけど、東京に来る度にほんまに色んな人いるな〜東京って。色んな人に僕ら音楽届けたいなーって思ってるなって東京来るといつも思うんですけど、この曲聞くとその連想が「Keep Tryin'」にあって。いつも聞くたびに東京の匂いを思い出すというか。

訓:俺Ageのメンバーの曲と感情の接点がすごく難しいな、みたいな。「Keep Tryin'」は地下鉄で1回聞いたことがあって、その時にすっごい気持ち良かったことを覚えてるんだけど。

英:ああ、良いっすね。僕も東京で曲聞く時のイメージ地下鉄というか、地下のホームとか。

訓:あるよね、ああいうライトがあって

英:ちょっとタイムトラベル感でもないですけど。なんかね、ありますよね。

訓:なんだ、近いものがあって良かったな。