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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
民藝ブームは【鳥取】発祥?! 民藝好きなら覚えておきたい7つのコト
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#449 --- “お便り”ナイト ---
番組リスナーの皆さんから寄せられた
“お便り”をまとめて紹介!
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。
旅のエピソードや思い出から
恋愛・進路・人生相談まで・・・内容は何でもOK!
番組宛にメッセージを送ってください。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Down On The Corner / Creedence Clearwater Revival
For Once In My Life / Stevie Wonder
Just My Imagination (Running Away With Me) / Donald Byrd
Let Me Go / Yonlapa
色彩都市 / 大貫妙子
Open Your Eyes / Bobby Caldwell
Paraiso / Pearl And The Oysters
Buenos Aires / Nathy Peluso
Cool / Daniel Caesar
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ボリビアのジェットコースター さん
毎週川沿いをランニングしながら聴いております。走ると頭がスッキリして気持ちが良いものです。訓市さんは走りますか?ランニングという意味でもそうですが、日常でも。急がなくてはいけない状況でも歩いていそうなイメージです。
☆KUN:
もちろん走りませんよ。なんてったって健康に悪いですからね。心臓にも負担をかけますし、膝にも負担をかけますし、足首にも、そしてメンタルにも負担をかけるものはなるべく、いや一切やらないようにしています。僕は歩くのがとても早いので、それが運動になっているのかなと思い込んでいるんですけども・・・。「知り合いで一番早い」って言われて、いつもスタスタ歩くのでみんなが付いて来るんですが方向音痴なので大体逆を歩いてしまって、よく怒られます。こればっかりはどうしても治らないんですけどもね。特にお店に一回入って出てきた時に自分が右から来たか左から来たかを忘れてしまうんですが、何か治す良いコツがありますでしょうか。あるという方はぜひ、J-WAVEまでお便りをください。
★From RN:アパッチナイン さん
絵を描くことを生業としている38歳の男です。先日訓市さんのバースデーパーティーイベントに行かせていただき、あまりにも楽しすぎて忘れられない貴重な体験をさせていただいたので、感謝の気持ちを伝えたいと思い初めてメッセージを送らせていただきます。8年ほど住んでいたニューヨークから帰国し、アフリカをバックパックで旅したのち、15年続けていた仕事を辞め絵を描いています。帰国してしばらくしてからコロナ禍に突入し、表立って遊ぶ機会がほとんどなくなりましたが、画業に専念することで精神のバランスを保ってきました。しかし先日の訓市さんのパーティーに行き、この何年間かの間、自分でも気づかぬうちに様々な部分が少しずつ抑制されていて無意識のうちに思い切り楽しむことを抑えていたことに気づかされました。一言で言うとぶっ飛びました。久しぶりに朝まで踊り倒させていただきました。とりあえずその後の解放された感がすごいです。良い絵が描けそうです。
☆KUN:
こう言っていただけると本当にやった甲斐があったなーと思うんですけども、38歳で朝まで遊び倒す・・・上等じゃないですか。何より面白かったのが声がけをして出てくれることを快諾してくれた友人のアーティストたちが本当に素晴らしかったからなんだと思うんですけども、月曜の夜に朝までのイベントをやっても普通に朝から仕事だっていう人たちがたくさん来てくれて。普段夜遊びしない人たちですよ。ものすごい熱気で音楽を聴いて踊っているのを見て、秩序ある感じで大騒ぎをするっていうのは本当に必要なことなんじゃないのかな〜と思いました。皆さん『ONE PIECE』って読んだことある方も多いと思いますが、『ONE PIECE』って大きな戦いが終わると必ず宴があるじゃないですか。食べ物がどんちゃんどんちゃん出てきて、みんなお酒飲んで大騒ぎしてるのが漫画で描かれるんですけども、普段頑張って働いてるわけですから、季節の変わり目に多種多様の皆さんと宴をするっていうのは経済を回すための一番の特効薬なんじゃないのかなーって思います。
★From RN:ムラ さん
いま仕事でタイへ来ています。このメールはチェンマイからバンコクへ戻る飛行機で書いています。3日間の滞在中はチェンマイ在住のYONLAPAというバンドの皆と合流し、彼らの日常に混ぜてもらいました。昨晩、「絶対ムラが好きな感じだからちょっと遠くだけど行こう」と誘ってもらい、そこで演奏するPi Ba Prakorng Rue Siの音楽に衝撃を受けました。タイ人の友人でも理解できないチェンマイ地方の方言ラーンナーをロックステディーやフォークを混ぜたミニマムなサウンドに魅力されました。週末には訓市さんが携われた「Siwilai Sound Club」で働いている友人からDJもお誘いいただいたので楽しんできます。数年ぶりのタイは強烈な蒸し暑さで汗だくですが、なぜかフレッシュな気分で最高です。
☆KUN:
僕も久しぶりに年末年始タイに行きましたけど、もう今の時期って不快なほど蒸し蒸ししてるんですけど、たまにああいう所に行くとそれがとても心地良かったりしませんか?まとわりつくような汗と熱風なんですけどキンキンに冷えたビールがめちゃくちゃ合ったり、ちょっとした時に吹く風ですごく心まで穏やかな気分になったり。こんなお便りを読んでいると、またタイにすぐ戻りたいなーって思います。
★From RN:賢いゴリラ さん
この春に一人娘がこの小学校へ入学した、とある父親です。ちょうど2年前、当時住んでいた東京の町田から独身時代に5年ほど住んでいた藤沢の海辺の街に古いマンションを購入し引っ越しました。最近では家族に犬が加わったこともあり、朝に夕方に家族でビーチを散歩していると、自分の人生でこれ以上の瞬間は来ないんだろうな、今この瞬間が本当に幸せなんだろうなと確信のようなものを毎日感じています。親の先輩である訓市さんの言葉からも子供がまだ小さいこの時期の特別さみたいなものを勝手に感じ取っていますが、子供が成長すれば、それはそれでまた違った特別な時間が待っているのかなとも期待して・・・いや、そう思わないとやってられない気持ちもあります。
☆KUN:
そうですね、子供が小さい時って特別だと思います。先日もアメリカの友達が5歳ぐらいの子を連れて帰国していて、なるべく会って一緒に公園で遊んだりしていたんですけども、もう反応が面白いですもんね。予想外の返事しかしないですし予想外の事しかしないし。もうこっちは目がキラキラで見ちゃうというか。友人の方は「あなた子供好きね〜って言うか、よく疲れないでそんな時間いるね〜」って言われたんですけども、まあパートタイムの親みたいなものですからね。限られた時間で遊ぶことぐらい訳ないんですけども、なんで自分の子供がもっと小さい時にそう毎日思えなかったのかなーっていう、もう反省ばかりです。小さいお子さんがいるお父さんお母さん、周りから言われ続けているでしょうけども本当に特別で、一度失われたその頃の時間っていうのはもう2度と戻ってきませんから心ゆくまでお子さんとの時間を味わってください。
★From RN:またまた田原また田原 さん
初めてメッセージをお送りします。自分は都内在住の30代の男です。自分はフランス料理のレストランでソムリエをしているのですが、ソムリエと聞くと一見オシャレな華やかなイメージを持つ方も多いですが、朝から夜中まで身も心もかなり消耗していく日々の仕事です。月曜日が休みということもあり、営業最終日=日曜の慌ただしい営業を終えて野村さんの声に癒されながら帰るのがルーティーンとなっております。そんな疲れた仕事終わり、夜道を一人帰るのにぴったりな曲を訓市さんセレクトでお願いします。
☆KUN:
ソムリエが大変なのは、お客さんに合わせて美味しいワインをセレクトするのが大変だと思うんですけども、その大変さを知ってる【またまた田原また田原さん】が曲のセレクトを僕に頼むとは…。こういう時こそ自分のオススメをドンとリクエストしてほしいところですが、まあそういうもんですよね。ソムリエ、やったことがないので分かりませんけども、想像しただけで大変だというのは分かります。だって好みじゃないワインの味とかも覚えて、「酸味のあるフルーティな白ワインが欲しいわ」なんて言われた時に応えられなきゃいけないんですよね。考えてみればソムリエさんのオススメとかを飲んだ記憶があまりないですね。大体白ワインだったら「甘みが一番無いのをください」とか、抽象的ですけどソムリエさん泣かせなのかな。とにかく甘みがあるのが嫌なんですよ。なるだけドライが好きなんですが、オススメのワインがありましたら書いてこちらまで送ってください。
★From RN:Yossy さん
66歳の無趣味の男です。妻に先立たれて5年経ち、ようやく一区切りついた感じがしています。そんな折、貴下の番組を聴き始めて2ヶ月ほど経ちます。奇をてらった話をなさるわけでもなく、かかる曲も流行りとはあまり縁のないものが多く、飾らない静かな雰囲気が日曜日の夜になんとも相応しい気がし、それから毎週…という訳でもないですが、都合が合えば聴いています。私もかつて何度も仕事や余暇で行き、そして住んでいたラテンアメリカに、もう1度行きたいなあと思いながらも果たせないままです。ブエノスアイレスやサンチャゴ、リマやパナマ、メキシコシティ、ラパスでの猥雑さと汗臭さと、そして嘆くようなスペイン語。サンパウロの空港を降り立った時の、あのアルコール車の排気ガスの甘い匂い。そして治安の悪さと人懐っこさ。あそこに立つと「ああ、また戻って来たなあ」としみじみ感じたものです。色々な事情で海外旅行は今すぐはダメだけれど、条件が整ったらもう一度…と考えています。
☆KUN:
Yossyさんの昔の思い出というか振り返り方っていうのをしみじみと感じるようなお便りですが、いつかまた海外旅行へ行くっていうのも、毎日を進める為の大きな目標の一つにもなるかなーと思います。僕も色々あるんですけどね、一向に叶いませんが、でもいつかあそこに行ってみたいなあって思えるだけでも幸せかなって思ったりします。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。