ON AIR DATE
2023.07.09
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
リンダ・リンダズが語る音楽的ルーツと4人の成長、ブルーハーツと日本への想い

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TUDOR logo

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#457 --- “お便り”ナイト〜逆パターン---

番組リスナーの皆さんから寄せられた
“お便り”をまとめて紹介!
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。

今回は通常と「逆」。
邦楽メインで曲をセレクト!

旅のエピソードや思い出から
恋愛・進路・人生相談まで・・・内容は何でもOK!
番組宛にメッセージを送ってください。

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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2023.07.09

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

友人のふり / 岡村靖幸

2

雨のステーション / ハイファイセット

3

1984 / Andymori

4

雨 / Suchmos

5

You Look Good To Me / Oscar Peterson

6

トーチソング / ザ・ブルーハーツ

7

染まるよ / チャットモンチー

8

いつの日にか二人で / Mr. Children

9

彼方からの手紙 / スチャダラパー

2023.07.09

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



KUNICHI was talking

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★From RN:スリーバントスクイズ空振り さん
私は約半年後に還暦を迎える東京下町に住む男です。長年この番組を拝聴していて、自分がとても小さい一人旅をしたことを思い出しました。小学2年か3年生の時、当時の社会科の授業に、地元周辺エリアを学習するための地図帳が配布されました。そこには色々な名所が紹介されており、その中で私は隅田川に架かる多くの橋に興味を持ち、これを1つずつ歩いて見に行くことにしました。隅田川の橋は色や形状に個性が感じられたからです。家から近い所はいいのですが、遠くの橋へ行く時は時間もかかります。地図帳で道順とおおよその距離を測ってのスタートでした。歩き進むうちに地図でしか見た事のない住所の地名表示板を見て、自分は本当にこんな遠い所まで来てしまったのか、ちゃんと家に帰れるだろうかと不安になりながらも、目的の橋にたどり着けた時の嬉しさを今になって思い出しました。子供時代の一種の冒険的なものかもしれませんが初めて見る知らない街の風景も記憶していて、これは小さいけど旅になるのかもしれないなと思いました。

☆KUN:
このお便りを読んでいて、自分の小さい頃のことも思い出したんですけども、いつも遊んでいた近所の遊び仲間から隣町にもっと大きい公園があるって聞いて、自転車で2人で出かけて行った時、言われた場所から随分離れていて。隣町どころじゃなかった気がするんですけども、行きは良かったんですけどね。探しに行くっていうワクワクで。それが日没になって、そろそろ帰んなきゃっていう時に突然暗いと全く知らない街に見えて、ドキドキしながら帰った覚えがあります。あれも考えてみれば小さな旅だったのかもしれません。



★From RN:なつゆず さん
先日とあるフェスに行きました。開催当日まではとてもワクワクしていましたが、いざ行ってみると前方で手を掲げたりジャンプしながらライブを観るよりも、喫煙スペースで煙草を吸いながらかすかに流れてくるライブ演奏を聴くという時間のほうに居心地の良さを感じました。音楽はとても好きなので、よくライブに行くのですが、昔からライブになるとせっかく来たんだから楽しまなきゃという気持ちからか疲れてしまって苦痛に感じることが多いです。SNSやライブ映像で涙や汗を滲ませながらライブを最高に楽しんでいる人たちの投稿を見る度に羨ましさを感じます。訓市さんにもこのような経験はありますでしょうか。

☆KUN:
全然アリなんじゃないですか?音楽を現場で聴くっていうのが大事で、何も最前列にいるのが1番だとかそういうわけでもないと思いますし。音楽のジャンルによっては前の方で飛び跳ねたりするのが楽しい時もあれば、遠くの方で座りながらゆっくり見るのが楽しいライブもあります。音と自分の体調に合わせて、その日の気分で楽しめば良いんじゃないんでしょうか。豆粒に小さいステージをフェスで遠くから眺めて、たまに空とかを見て「あー、最高だなー」って言いながら、今は飲めないビールを飲んだり。そういうのもライブの醍醐味なんじゃないのかなって思います。



★From RN:to.sea さん
毎週、自宅で聴いている都内の30代男性です。今年の初めに転職をして、春に恋人と同棲を始めて明るくスタートをしたのですが、全ての環境に慣れずに休職をしてしまい、現在はゆっくり過ごしています。そんな時間のある中、色々と考える事ができ、この先どうやって生きていけばいいのか迷走し始めています。自分のやりたいことをやった方がいいのか、周りのために生きた方がいいのか。正解はないと思いますが、いい塩梅のアドバイスが欲しくメッセージしました。訓市さん的な考えがお聞きしたいです。

☆KUN:
やりたいことをやる、仕事に生きる、なんかよくそういうお便りとか、自分が飲んでいて相談を受けたりもするんですけども・・・。何が正解かって分かりませんが、何度も言いますけども、自分の人生っていうのは1回ぽっきりで、しかもそれがいつまであるか分からない。って考えた時に、あと1週間しかないのに今でいいの?っていうのをいつも考えるのが一番良いのかなって思うんですが。周りのために生きるっていうのは止めたほうがいいと思います。その周りのためにっていうのがいつの間にか言い訳になって、僕は周りのために生きてるから我慢してるんだ、みたいな感情に繋がっちゃうのかな。本当に自分が楽しく周りのために生きることが幸せだって思えるんだったらいいと思うんですけど、まずそれを自分がいいって心の底から思えないんだったら止めたほうがいいのかなって思いますが。どうですか、to.seaさん。



★From RN:ラッキーオレンジ さん
ハイボールを飲みながら文章を打っています。酔ってます…。僕は中学生の 頃にパンクロックというものに出会ってしまい、あの音が今も変わらず頭の中で鳴り止まず、そんなこんなで気づけば会社勤め5年目になりました。正直、面白くない毎日。会社に入る前から分かっていたし、どうにかなるのかなとも思っていました。でも、自分が好きなものや、あの気持ちは変わらず、何が大切かも分かっています。あの頃の感覚は今も驚くほど変わらないままです。こんなことを言いながら、自分が何がしたいか分からず、現状も変えようとしない自分がなんとも言えません。それでもふと思うのは、光の中にいたいこと。暑苦しくてすいません。夜に帰りながら大好きな曲を聴いていると、どこまでもいけるんじゃないかと、空が満天に瞬いて大好きな気持ちになります。訓市さんは音楽を聴きながら夜空をふらふらっと歩いている時、どんな気持ちになるのかなと気になりました。

☆KUN:
ラッキーオレンジさん、酔ってましたね。音楽を聴きながら夜道をふらふらと歩いている時、どんな気持ちかって言うと、最近ですと大体は自分の家ってこんなに遠かったっけとか、寝落ちしても今の気温だったら全然安全だなーとか。そういうことしか考えてないかもしれませんが、そういう時こそ音楽を聴いて、ちゃんとまっすぐ歩いて家まで帰るぞって思うんですけども。27歳ぐらいって多分本当の意味での学生時代と社会人の分岐点なのかなっていう気がします。意味分かるでしょうか。まあ学生気分で引っ張り切れなくなってくるのがこの頃で、どこかで変わっていく時期なのかな。若い頃に好きだったことをやるけども、社会の中でやって行くっていったら責任感も持たないといけないのかと、そういう葛藤を感じる時期なんじゃないんでしょうか。ラッキーオレンジさんは多分本当のところで自分が何がしたいかっていうのは分かっていそうなので、そろそろお酒が抜けた時にですね、真剣に考えてみるのも良いのかもしれません。



★From RN:SevenSeas さん
僕は2023年春に社会人になった22歳です。なんとなく単位を取り、友達と遊ぶ毎日から一転、週5で働く生活がやっと落ち着いてきたところです。幸いにも興味のある職に就くことができ、期待を膨らませ4月を迎えました。しかし、現実は同じミスを繰り返したり、働くことへの姿勢などをひどく叱られる毎日です。べンチャー企業に就職した事もあり、社長との距離が近く、その社長の言葉がとてもきつく、メンタルをえぐられている気持ちです。ふざけているつもりもないですし、真面目に取り組んでいるのも事実ですが、何かうまくいかない毎日で、あまり凹むことのない僕ですが、かなり落ち込んでいます。これから僕がすべき心構えのアドバイスを頂きたいです。

☆KUN:
まぁ、凹むことって生きていれば絶対あるので、例えばSevenSeasさんが就職後にトントン拍子で楽しくて楽しくて嫌なことがないって言っても、いつかは必ず凹む時が来るわけです。なので入って早々そういうことがあったっていうのは逆にラッキーだったと思ったほうがいいのかなって思うのと、僕はフリーランスですから叱ってくれる上司がいないんですよ。何かあったら契約を切られたりとか仕事が来なくなるだけだと思うので、叱ってくれる人がいるっていうのは有り難いことなんじゃないのかなーと思います。もちろんその社長さんっていうのが横柄で横暴な人かもしれませんけども、全員にそういう態度を取っていないのだとしたら、何かしらそこに意味があるわけで、怒っているうちっていうのは期待されてる、出来るはずだって思われてるって思ったほうが呑気かもしれませんけど良いんじゃないのかなと思います。それでも辛かったら、とりあえず1年とか自分の中で期間を区切って、それまで自分のやり方が上手く行ってないんだったら違った方法をやってみるとかって決めて、それでも一向に改善しなくって自分も辛いってなった時、初めて次の仕事を考えたりとかしてみるのが良いんじゃないのかなって思うんですけどもどうでしょうか。まぁとにかく、まだ夏前ですよ。自分だけじゃなくて色んな人が思った以上に自分ができなかったりとか、会社が怖いとか、上司が厳しいとか悩んでいる人はたくさんいると思うんですが、たかだか初めてまだ数ヶ月でバリバリ自分が出来ちゃう方がおかしいと思うんですよ。普通ってスポーツを始めて4ヶ月で試合に出れるようにならないでしょう?なので、今は新しい部活に入った高1くらいに思った方が良いのかなって思います。



★From RN:タロル さん
自分は誕生日を迎えると43歳になる、いわゆるオジサンの部類ですが、最近お知り合いになった歳上の女性に心惹かれています。実は、この訓市さんの番組を教えて下さったのもその女性で、その女性と知り合ってからの日々はやる気に満ちるというか何というか、もう過去に忘れ去っていたであろう甘酸っぱい気持ちに俺自身なってしまっています。そこで訓市さんにお願いです。この番組を聴いているであろう素敵な歳上の女性(あかねさん(仮名))に自分の気持ちが届くようなそんな1曲をリクエストしたいと思ってます。

☆KUN:
そんな、僕の選曲に乗っかろうなんて甘いですよ。タロルさん。とは言え42歳で甘酸っぱい気持ちを堪能できるっていうのも、まあそれはそれで素敵だと思うんですが。歳上の女性を思う野郎の気持ち…分かりました、1曲かけたいと思います。