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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
飲酒をコントロールすることで期待できる健康効果
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#459 --- 真夏の“お便り”ナイト ---
番組リスナーの皆さんから寄せられた
“お便り”をまとめて紹介!
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。
旅のエピソードや思い出から
恋愛・進路・人生相談まで・・・内容は何でもOK!
番組宛にメッセージを送ってください。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Louie, Louie / Los Yesterdays
Who Do You Love / The Black Skirts
Half As Good As You / Tom Odell
Rushes / Frank Ocean feat. Jazmine Sullivan
プライベートサーファー (Puff Fishy Mix) / UA
Teardrop (Mad Professor Mazaruni Vocal Mix) / Massive Attack
Deep Feeling / Chuck Berry
Come Rain Or Come Shine / Bill Evans Trio
Aftrenoon Tea / The Kinks
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:まめまめしいコメ さん
私は現在、大学3年生で就職活動など自分の未来について考えなくてはならない時期にいます。しかし自分が働くイメージができず、どうしたら良いのか分からない状態になり、周りに流されるようにインターンシップへの応募をしています。周りに流されてここまでやって来てしまったので、また自分から何かを選択できず就職をしてしまうのかな?と未来を想像したら気持ち悪くなってきました。
☆KUN:
まあ、20歳そこらで自分の未来がはっきり見えている人の方が少ないと思うんですけども、とは言えすごい厳しい世の中で、そんな悠長なことも言ってられないのかもしれませんけども。何かを選択できず就職をしてしまうって言いますが、就職した時点で1つあなたは選択をしているわけで、それを続けてやっていいかなーと思えるか思えないかで、またそこで自分の選択が生まれるわけで、ちゃんと決めてるんだと思いますよ。完璧な未来を想像しようとか、そういう自分になろうとは思わずに目の前にあるものを1つずつ自分でちゃんと選んでるんですから、結果的に何年か経った後にあの時の決断は良かったなって思えるようになれば良いのかなって思いますが、どうでしょうか。まあ、僕も自分が働くイメージが全くできなく、そのままこの歳まで来ましたけど、先のことを考えて悶々とするより、ふと忙しくして振り返った時に悪くなかったなって思えるのも良いかと思います。
★From RN:シュウシュウ
先日 部屋を片付けていたら、25年ほど前に一緒に世界を旅したバックパックが出てきました。私の学生時代は休みに入るとみんな世界のあちこちに旅に出て、休み明けには集まってお互いの旅話をするのが恒例でした。携帯電話も無い時代です。旅先で出会った旅行者とお互いの訪問者の情報交換をして、地図も現地で調達!なんて今では考えられませんね。今年は特別に1ヶ月間の長期休暇が取れるので、久しぶりにバックパッカーをしてみようかなと思っています。
☆KUN:
そうですね、僕も同じ時代ですけども、色んなことを知らない方が楽しいことってたくさんあると思うんですが。今ってとにかく調べることがタダになってしまったので、現地に行って探す喜びとか、秘密の場所みたいなのを聞いて気分が上がるとか、そういう発見の喜びっていうのは確かに昔の方があったのかなって思うんですけども。調べ物もしないでケータイ持たずに旅行に行けっていうのも酷な話だと思うんですが、たまにはそういう出たとこ勝負の移動っていうのも良いんじゃないのかなって思います。
★From RN:夜の動物ハンター
私はコロナ禍で都心から長野県に家族4人で移住した者です。2歳と4歳の息子たちは自然の中で虫取りや畑での野菜収穫を楽しんでも、なお体力が有り余っているようです。寝室でもプロレスごっこが始まり、中々寝てくれません。その対策として夜のドライブでの寝かしつけが習慣になり、訓市さんのラジオに出会いました。森に囲まれているので、結構な頻度でキツネや鹿などに遭遇します。中々ボーッとドライブすることも出来ないので、J-WAVEに助けられております。余談ですが妻に訓市さんの声を聞かせたところ、周波数が低すぎて聞こえないとのことでした。よって私個人の邪魔されない楽しみとして、訓市さんのラジオを聴いています。
☆KUN:
本当ですか?周波数が低すぎて聞こえない…。ということはですよ、奥さんの悪口を言っても聞こえない。そういうことですね。なんて、悪口なんか言いませんけども。森の中に住むっていうのは、ずっとは嫌ですけど一度はやってみたいかなーとも思うことがあります。電気を消すと森の中ってすごい色んな音があるじゃないですか。あれを聞いているだけでも幸せですし、寝付きやすいって気がするんですけども。
★From RN:ロッシー
訓市さんよりひと回り下の丑年の男です。訓市さんに質問があります。どのように体調管理されていますか?それとも元々タフですか?訓市さんは様々な人と会ったり、お酒のエピソードもよくお聞きしますが、毎週欠かさずラジオ出演されて凄いなと感じています。私が訓市さんと同じ生活をしたら1週間と経たずに体調を崩すと思います。おすすめの健康維持法がありましたら教えていただけると幸いです。
☆KUN:
元々めちゃめちゃタフだと言われるんですが、別に運動も何もしてないですし、ジムも行ってないですし、小麦を食べないくらいが唯一健康に近いもので。なんですかね?毎週欠かさずラジオをやって凄いって言いますが、皆さんもきっと週に5日会社に行ってるんでしょうから、そっちの方が凄ぇっていう感じなんですけども。そうですね、3日一緒に飲んだら大体みんな体調を崩すんですけども、それはですね。突然長い時間大量に飲むからなんですよ。これは毎日続けるから平気なんですね。僕ももし、例えば今1ヶ月禁酒とかをして、タバコも吸わずにカルフォルニアに住んでいる人みたいな健康な日々を過ごしたらですね、多分倒れると思うんですよ。僕も突然同じことをしたら。こればっかりは日々の鍛錬というか、休肝日を作れって言うじゃないですか。迂闊に作ると余計に疲れちゃうんで常に肝臓を使うことですね。エンジンは止めない。今日の格言は、そんな感じです。
★From RN:セブンスコード
先日、本当に久しぶりにライブに行ってきました。隣町のカフェでロックンロール、ロカビリーのライブです。お店に着くと周りは50代、60代の方々ばかり。ライブが始まると水玉ワンピースのお姉さま方が踊り始めました。これがツイスト?!と、初めて見て感激しました。人生の先輩達がオシャレして、ダンスして、お酒と音楽を明るく楽しんで、こちらが元気をもらいました。アラフォーなんて、まだまだひよっ子よ!と言われているようでした。アンコールの「Johnny B. Goode」で大盛りあがりで、みんなで手を挙げてダンス。私は後ろで楽しみました。野村さんのダンスの思い出、ぜひ聞かせてください。
☆KUN:
読んでいて、まるで竜宮城に行ってしまったかのような、そんなお話でしたけども。そうですね、ロックンロールとかロカビリーのパーティーに行くと元気な年配の方がいて…って今思ったら、その年配の方に自分が入ってるんじゃないのかっていう感じになりましたけども、僕は水玉のワンピースは着てませんよ。でも歳をとって、みんなお酒を飲んで踊るっていうのは最高だなって思うんですけど、僕コロナの前ロンドンに行った時に友達がパーティーに連れて行ってくれたんですけども、それが月1である公民館でやってるノーザン・ソウルのパーティーだったんですね。ノーザン・ソウルっていうのはアメリカのリズム&ブルースとかモータウンのソウルをイギリスの北の人たちが好んで聴いて踊っていたから“ノーザン・ソウル”なんですけど、何も日本で言うところの東北あたりでできたソウルってわけじゃないんですよ。僕も勘違いしてましたけども。そのノーザン・ソウルのパーティーが本当に楽しかったんですよ。って言うのもロンドンの郊外にある公民館で全て手作りなんですよ。バーも会議テーブルみたいな簡易なもので、多分やってる人たちの孫だか子供がお酒を作っていて、手作りの装飾がステージに置いてあって、凄いんですよ、それが。テレビの立て付けがあって顔の部分に穴が空いていて、観光地にあるやつですよ。もしくは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる魅惑の深海パーティー。分かりますかね?あんな感じなんですけども、本当におじいちゃん・おばあちゃん、それから孫までが汗まみれでソウルで踊るんですよ。僕もそれにつられてめちゃくちゃツイストしてしまいました。世良公則じゃないですよ。まあ、それを朝までやったんですけど、音楽って年齢を超えるなーと。一生踊りたいなーと思わず熱を入れて話してしまいましたけども。
★From RN:テツ
神奈川県で理科の教師をしている25歳です。先日、訓市さんが手がける「EYEVAN Tokyo Gallery」で行われたナイジェル・グラフさんの「One Handred Eight Club展」に行ってきました。最終日の前日の閉店ギリギリで行き、なんとか展示を見ることができました。特にビル・エヴァンスの作品は私が大学時代よく聴いていた『PORTRAIT IN JAZZ』のジャケットのもので、私の好きが詰まった展示でとても良かったです。たまたまナイジェル・グラフさん本人にお会いすることができ、絵の話だけではなく、仕事の話や訓市さんの話もすることができました。ナイジェルさんは私に「日本の将来を担う子供達を育てている。先生は凄いことをしている。自信を持って頑張れ」と、有難い言葉をいただきました。写真やサインもいただき、気さくで、とても優しい方でした。この場をお借りしてナイジェル・グラフさんにお礼を伝えさせてください。本当にありがとうございました。とても報われました。
☆KUN:
そうなんですよ。僕が会社で設計したメガネ屋さんなんですけども、そこの周年で何かをしてくれと言われてショッパーとかのデザインをしてくれたナイジェル・グラフさんというアーティストの方なんですが・・・。以前この番組で子供食堂のための募金のためにTシャツを作った時、「こういう絵を描いてくれないか」と言ったら二つ返事で引き受けてくれまして、「そういう良い目的のものなら喜んで協力させてください」と言って無償で絵を描いてくれました。そういう人なので普段からもちろん良い人なんですよ。僕みたいに良い人になろうって頑張っているんですけど、たまに二日酔いすぎて手を振られても見えてなかったりとか、何を言われても聞き返してしまったりとか。耳が遠いんですかね?最近。そういうことがナイジェルさんには決してありません。とても素敵な絵をたくさん描くので、是非ナイジェル・グラフさんの絵を皆さん見てみてください。音楽ネタもすごく多いです。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。