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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
アメリカとは全然違う! 元外交官が教える「日本人のイメージとは少し異なるカナダという国」 - ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#463 --- 真夏の夜の“お便り”---
今年のお盆も終わって、秋もすぐそこ...
もの悲しい日曜日の夜は訓市と一緒!
リスナーの皆さんからの“お便り”を紹介しながら、
リクエスト曲をオンエア・・・
選曲のオーダーにもお応えましす。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Time After Time / Chet Baker
A Whiter Shade Of Pale / Joe Cocker
When The Sun Hits / Slowdive
Island In The Sun (Live Version) / Weezer
Aqua / 坂本龍一
Love On The Brain / Rihanna
Spend My Life With You / Eric Benet
Father And Daughter / Paul Simon
I Heard You Looking (Live Version) / Yo La Tengo
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:タイキ さん
出張で名古屋から東京へ帰る新幹線に乗りながらメッセージを書いています。今年に入り、世の中的にこれまで控え気味だった人の行き来が再び活発になりましたね。私も仕事で各地へ飛び回ることが多くなり、対面で人と会う機会が増え、移動の大変さはありますが充実した日々を過ごしている今日この頃です。リモートワークの良さももちろんありますが、やはり私は営業職に就いていることもあり、人と顔を合わせながら仕事をする方が性に合っているような気がします。訓市さんはコロナ禍と今現在で働き方に変化などはありましたでしょうか。
☆KUN:
コロナ禍と今の違いっていうのは、とにかく海外が1回も無かったんで、それがzoomになりましたけど、今はほぼ戻ってしまったので働き方として変化ってほとんどないのかなって感じですけども。もちろん海外に行く前にその相手の人たちとzoomをしたりとかっていうオンラインでのやり取りっていうのは確かに増えましたけども、僕も対面で働く仕事の方が100%好きで、もし自分が全部リモートワークでしたら多分サボるんじゃないのかなーと、そういう気がします。
★From RN:ねぎっこ
このメッセージはフジロックの2日目の帰りのシャトルバスで書いています。今日7月29日は私の長女の誕生日でした。今年のフジロックは、長女・私・長女の友達・その母親の4人で参戦しました。今回のフジロックは私にとってとても特別なものになりました。それは、癌と診断され8月に手術も決まり、その前の楽しい思い出になるからです。帰り際に訓市さんをお見かけしましたが、話かける度胸もなく今メッセージを作成しています。今日はとても音楽に満たされてとても幸せな1日でした。こんな私に応援のメッセージをいただけたら幸いです。
☆KUN:
もしかしたらもう手術が終わっているかもしれませんが、成功して、また音楽に満たされた日が好きな時に持てるようになりますように。フジロック、やたらと色んなリスナーの方に声をかけられたんですけども、半分くらいは本当にリスナー?っていう感じだったんですけども・・・。「ラジオ聴いてます」って言えばいいと思ってそうな人も多いんですが、まぁ、あと申し訳なかったのは「私、リクエストを読んでもらって。こういうのでこういう曲をかけてもらったんですが…」「そんなこともありましたっけねえ」っていう。あとは、「5年前のフジロックで一緒に乾杯をしてもらって、その時にこういう服を着ていた者です!覚えてますか?」「ん〜…」覚えてるわけないですよね。お酒飲んで働いてるわけですからって言うのも失礼なんですが、リスナーの方は覚えてくれているんですが、こっちは目も悪いですしね。プラカップの持ちすぎで夜、手が硬直しているような状態で色んな人と話して、中々一人一人覚えていないんですけども、この場を借りてお詫びさせていただきます。
★From RN:トリプルリバース
毎週オランダで楽しみに聴いている41歳です。日本にいた時は夕暮れのドライブにピッタリな訓市さんの声に癒されていました。オランダに来て早4年、時差の関係で昼過ぎに聴いていますが、これはこれで中々良いものです。今週から夏休みで家族は日本に一時帰国しました。私はオランダに残って通常業務です。週末の土日は空いているので、来週どこかに一人旅に出かけようと思っています。訓市さんだったらヨーロッパの週末旅行にどこを選びますか?オススメの国、街があれば教えてください。
☆KUN:
オランダから聴いてくれているっていうのもまた不思議な気分がしますけども、日曜の昼過ぎということですので、アムステルダムにいましたら是非「ボンデルパーク」辺りの芝生で聴いてみてください。あそこはとても良い公園でして、ブルーティーガタン、ティーガーデンみたいな丸い建物で紅茶とかサンドイッチみたいのを売っているお店が公園の真ん中にあります。そこもとても気分が良いです。そしてオランダから週末旅行、ドイツとか近いんでベルリンとか行っても良いと思いますし、夏の最後を北の国で過ごすっていうのであればコペンハーゲンから橋を渡るとスウェーデンにマルメという3番目くらいに大きい街なんですけども、学生の街で水は冷たいですけどもビーチもあります。そこでゆっくりしたりするのも良いんじゃないんでしょうか。
★From RN:ゴンドラ
現在16歳の高校生です。旅と言えばなのですが、私は去年の夏にイギリスの港町へ3週間行きました。正確に言えば短期留学ですが、海で泳いだり、浜辺でダンスしたりビーチバレーをしたり、ロンドンヘ週末旅行へ行ったり、同世代の国を超えた友人たちと出会いました。タクシーの運転手にキレられたり、英語のクラスでイタリア人のグループに入ってしまい、なぜかイタリア語でグループワークが進んでいたり、カルーチャーショックがあってこその旅だなあとしみじみと思います。旅の思い出を形に残そうと思い、現地で購入しメッセージを書き合ったユニオンジャックは私の宝物です。帰国後も連絡を取り合い、来月にはダブリンでオランダの友人と再開予定です。私は大学生になったら出会った友人たちの国を訪ねながら旅をするのが今の楽しみです。訓市さんは様々な所へ旅をされていらっしゃると思いますが、忘れられない旅はありますか?
☆KUN:
16歳にしてとてもしっかりしたお便りを書くゴンドラさん、ちゃんと勉強もしてそうですね。忘れられない旅…まあ言い方ひねってませんけど、どれもこれも忘れられないなーっていうのはありますけども、若い時に確かに同年代の子達と知り合ったり出会う旅っていうのは本当に一生のもので。僕は自分ですごいツイてるなーと思うのは、まだその頃に出会った人たち全員じゃないですけど連絡をよく取るというか、1年に1回は必ず連絡が来て写真が添付されていたりして、お互い老けたなーっていうので笑うんですけども、向こうは向こうでこっちの写真を送れって言ってくるんで送ったりすると、「やってること変わんないっていうか、同じTシャツ着てないか?」って言われたりとか。そうですね、言われてみると多分ゴンドラさんの歳ぐらいから趣味が変わってないのかなーと思うんですが、色んな所に行って色んな人と出会って、なんですかね、それが多分心のご飯というか栄養で、それをゆっく消化して何にしていくかっていうのがこれからのゴンドラさんの人生なのかなって思うんですが、とても楽しみにしています。またどこか旅行に行って帰ってきたら、是非お便りをください。
★From RN:メタファー
突然ですが、私は今、素敵な女性と時間を共にする機会をいただいていま す。彼女は私よりも少し年上でクリエイティブな仕事をしており、モノの考え方やメンタリティ、発想力などの面で私に常に新しい剌激を与えてくれるとても美しい人で、彼女と初めて出逢ったその日に恋に落ちました。彼女も私の考えや話がおもしろいと感じてくれているようで、ありがたいことに一緒に過ごす時間を作ってくれています。そして先日、彼女の部屋で共に夕食を摂りながらこの番組を聞き、それはそれは今まで感じたことがない多幸感に包まれました。大人になるとただ好きだからという理由だけでは結ばれないがあるのも重々承知しています。人間的にまだまだ未熟な私が彼女の全てを受け入れ、彼女も私の全てを受け入れてくれるのか、そんな不安な気持ちが押し寄せることもあり、思い立ってメールを送ろうとこの文章を打っています。
☆KUN:
なんですかね、真面目ですね。他の人が自分を、全てを受け入れてくれるっていうことは多分絶対ないと思いますし、自分が他人の全てを全部受け入れるってこともないと思うんですよ。だから今どんなに好きでも、自分の51倍以上を受け入れてくれる人が見つかったっていうことで喜ぶくらいが良いんじゃないのかなと思いますけども。逆に、時間を過ごしていれば絶対に話が合わないとか、決断の答えが違ったり、頼む料理が違うものを食べたくって喧嘩になったりとかあると思うんですけども、それを受け入れられるかどうかが一番大事な点なんじゃないんですかね。全てを受け入れるって重く考えないでっていうのはいかがでしょうか。
★From RN:かっこいいおばあちゃんになりたい
訓市さん、リスナーの皆さんこんばんは。24歳女性です。このメッセージは語学留学のため、成田空港からバンクーバー空港に向けた飛行機の中、綺麗な朝焼けを見ながら書いています。このラジオはお父さんに教えてもらい、3年程前から聴いています。毎週お父さんと訓市さんのラジオについて、あーではない こーでもないと晩酌をしながら話すのがとても好きでした。私の留学に伴いお父さんとは気軽に訓市さんトークができなくなってしまうのは寂しいですが、訓市さんのような大人になるべく、バンクーバーで沢山の人と出会い、沢山の経験をしてきます。
☆KUN:
お父さんと一緒に僕のラジオを聴いて晩酌をしながら話す…?この世にこんなに素敵な娘さんが存在するってことが、もう奇跡だって思うんですけども。24歳でですよ?3年前から聴いているってことは21歳の頃から、ほぼ毎週お父さんと日曜日に晩酌をしながら聴いているんですよ!皆さん21歳の頃、記憶ありますか?日曜日とか。僕はアフターアワーズでまだ踊っていたかもしれませんけども。なんか最近はSNSで人が攻撃的だったりすぐ炎上したりとか色んなことが言われますが、世の中捨てたものじゃないですね。という気持ちを新たにしました。ありがとうございます。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。