ON AIR DATE
2024.06.02
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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Let's travel! Grab your music!

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TUDOR logo


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#504 --- お便りの中から訓市が1枚をセレクト! ---

番組で紹介した“お便り”の中から
選曲、内容などを吟味して訓市が1枚をセレクト!
間もなく完成する番組オリジナルTシャツを
プレゼントします。

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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2024.06.02

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Clouds Across The Moon (Supernova Mix) / The Rah Band

2

Right Here, For Now / Bakar

3

Turn Your Love (Mad Professor Dub) / Jack Johnson

4

Frisco Blues / Lewis OfMan

5

One Day / Kuwata Band

6

Little By Little / Oasis

7

Angel Eyes / Wet Wet Wet

8

Both Sides Now (Live Version) / Seal

9

Caribbean Blue / Enya

2024.06.02

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

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★From RN:慎一 さん
毎週楽しく聴いている福岡在住の30代男性です。元々、目先の事、周りを気にする性格で、それが仕事に影響を与えていました。数年前から訓市さんのラジオを聴き、村上春樹さんの小説を読み、少しずつ物事を遠くから眺められるようになり良い方向に向かっています。訓市さんの「しなければならない」などのマイナスのループから抜け出す方法、もしくはそうならないよう、日頃気をつけていることなどありましたらお聞きしたいです。

☆KUN:
マイナスループから抜け出す方法ですか。あんまり考えたことないですけども、完璧ないいことしかない1日が無いように、すべてが最悪だっていう1日も無いと思うんですよ。どんなに落ち込んでても笑ったりしますし、一瞬。そういうのを絶対忘れないようにすることと嫌なことを次の日に持ち込まないっていうか、起きたことで気がへこむのはしょうがないんですけども、次の日、起きた時に前からのその感情を引きずるっていうのは物凄く勿体無いなって思ってます。じゃあどうやって切り替えるかっていうのは人それぞれだと思うんですよ。僕の場合は、もちろん、お酒様に頼って最後いい気分で帰ればいいっていうのが方法なんですけども、瞑想する人とかもいますし・・・。例えば10分瞑想して何も考えないっていうことをしてから寝ると、次の日引っ張らないってよく聞きます。方法はそれぞれだと思うんですけども、とにかく明日は明日の風が吹くじゃないですけども、勿体無いじゃないですか、その前日の負の感情を抱いて次の日を迎えるっていうのは。慎一さんもその日の嫌なことはその日に終わらせるっていう、引っ張らないっていう方法を見つけてみてください。



★From RN:ててを さん
先日、5年振りにハワイに旅行に行ってきました。ゴールデンウィーク前ということもあり、日本人観光客の姿は少なく欧米人がほとんどで、かつてのハワイとういう感じではなく、アメリカにいるんだなぁと実感できたのは良かったような寂しいような。円安と物価高でコーヒー1杯 1500円かぁと思ったのは始めのうちだけで、ステーキ・ポケ丼・ガーリックシュリンプなど制限することなく頂きました。 そこでしか食べられないものをその場の空気を感じて食べられたことは値段以上の価値があったのではないかと満足しています。ちなみに、来月のクレジットカードの支払いの覚悟はできています。 訓市さんといえばNYとかLAの都市のイメージが強いので、私は訓市さんからハワイを感じることが無いのですが訪れたことはあるでしょうか?もしあれば、その時の思い出を話してして頂ければ幸いです。

☆KUN:
ハワイですか。もちろん行ったことありますよ、何度か。まあワイキキのイメージとかっていうのはもちろん好きではなくて、どちらかといえば苦手というか。なんか、みんな買い物して、お勧めの所でご飯食べに行ってみたいなことをやってるじゃないですか。何だかなあっていう。友達が向こうにもいるので、車で人がいないローカルの人しか行かないビーチでボケっとしたりとか、そういうのは好きでしたけど。まあ、なんか島値段ですよね。行ったら行ったで、もちろん気候はいいですし楽しいんですけども、今のこの円安で身銭を切って一番最初に行きたい所がハワイかと言えばもちろん違うんですけど。チャイナタウンにある呑んべいが集うバーとか、そういう所でウダウダ飲むのはすごく好きでしたけども、そんな感じです。



★From RN:Calm Boy さん
仕事帰り、疲れた雰囲気の漂う電車内でこのメッセージを書いてます。私は昨年1年間、オーストラリアのシドニーで生活をしていました。何もかもが初めてで、とても刺激的で有意義な時間でした。昨年末に日本に帰って来て、1月からまた仕事に就き、気がつけば早や半年。オーストラリアに行く前の今まで通りの日本での生活に何の違和感もなく溶け込んでいる自分が寂しいような、つまらないような、はたまたホッとするような、何とも言えない気持ちです。訓市さんも長い海外生活明けはこんな気持ちになるのでしょうか?

☆KUN:
そんなもんだと思いますよ。それこそ、たまに海外で生活始めて、長くして帰ってきて「ロンドンだとこうだよ」とか、「ロンドンだとあーだよ」とかみたいなことをずーっと言ってて比較しまくってる人がいますが、しばらくすると落ち着いてくるんですけども、時差ボケじゃなくてカルチャーボケって言うんですか。長くいればいるほどそれに正比例して、元に戻るまでに気持ち的に結局時間がかかるんですよ。もちろん生まれ育った国なのでスーッと戻れるんですけど、こう違和感っていうか、そういうものってのが心に残ってると思うんですが、まあそれが普通なんじゃないんでしょうか。そして、また次どっか海外に行った時にやっぱり楽しいなとか思いながら日本の良いとこが見えたりするものだと思います。オーストラリアなんかまだ良い方じゃないですか。初めての海外旅行がインドで打ちのめされて帰ってきた友達とかは帰ってきた時、本当にルンギを腰に巻いていて、誰に会ってもナマステって言ってまして、みんなクスクス笑ってたんですよ。いつまでこれが続くかなみたいな。ある日突然、元に戻りましたけどもね。



★From RN:ミサマリ さん
私は以前、コミュニティFMラジオでパーソナリティを13年していました。追われる選曲、ネタ探し、プレッシャー。好きで始めた事とは言え、毎回心から楽しんでるとは言い難く、辞めたいと思った事も何度もありました。実際、スタジオを去って2年経ちます。先日の放送を聴いて、尊敬する訓市さんも同じような心境を経験されていたと初めて知りました。訓市さんが現在も番組を継続されていることがラジオという媒体を大切に、愛を持って取り組んでくださっている事の証明だと思います。これをお伝えしたかったのでメッセージを送らせていただきました。これからもずっとずっと番組を続けて欲しいです。飲み過ぎには気を付けて元気でいて下さいね。

☆KUN:
そうなんですよ本当に。面倒か面倒じゃないかって言ったら、ひどく面倒くさいですよ。この準備がね。とにかくね、はあ…って思うんですよね。もっと楽にできたらいいんですけど。前回の500回の放送では言わなかったですけども、自分で選曲して自分で構成も書くっていうのは売り言葉に買い言葉だったんですよ。「訓市君は音楽好きで、自分もパーティーやってるぐらいだから、赤の他人が選曲した曲なんてかけたくないよね」って言われて、それでいいですよなんて言えないじゃないですか。番組のこの内容も、「訓市君は自分で物書きで、雑誌でコラムとか取材もやってて、知らない人が書いた原稿を読みたくないよね」って言われて、それでいいですよなんて言えないじゃないですか。結局、それでこのざまなんですけども、頭の回転がまだ続く、落ちない限りは、あとはスポンサーさんがいて、この番組をサポートしましょうってしていただける限りは続けたらいいなあと思っています。



★From RN:hotman さん
500回プレミアム放送が聴けた幸せ者です。『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』の魅力の秘訣が聴けた気がしました。先日の放送で一番驚いたのは訓市さんは番組の準備に5時間かけていらっしゃるということでした。私はてっきり打ち合わせはするものの、それを元に全てJ-WAVEスタッフが台本を作り、リスナーからのメールを選定し、1度も流したことがない曲をチェックして番組が作られているのだと思っていました。妄想で訓市さんは手ぶらで収録スタジオに入り、ヘッドホンをして栄養ドリンクを片手に台本を読んでいるのかもと。コメントの内容がすごいので、構成作家さんはすごく打ち合わせを密にしているんだなぁ〜と勝手に感心していましたが… 現実は「MADE BY 訓市さんの TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING」でした。スイッチを付ければ気軽に聴ける約1時間番組を5時間かけて作られている。感謝が足りなかったです。このラジオに出会える幸運なリスナーが増えることを祈っています。

☆KUN:
でも、やる以上あんまり手は抜けないっていうか、今週は疲れたからお便りの上から順番に9通選べばいいやとかってできたらいいんですけど、やっぱりできないじゃないですか。でも、もし皆さん、長く僕が楽にできるように番組を作らせてあげたいなあと思うのであれば、リクエスト曲をまず1度もかかってないかどうか調べて、なおかつテンポ的にこれは番組に相応しいかっていうのもよくよく吟味して、なおかつお便りの内容も、「ほほ〜これは素敵な旅の思い出ですね」とか、「素晴らしい構成だな」っていうお便りをくださればですね、僕はお便りを最初の1から9番だけで作れてしまうんですよ、番組が。皆様、よろしくお願いいたします。

★From RN:はる さん
今年で31歳になる私は出身の京都を離れ、神奈川で暮らし始めてしばらく経ちます。先日、70歳の父と2人でハワイに行ってきました。父は関空から、私は羽田から出発し、現地集合・現地解散です。 旅の目的は「ホノルル・ハーフマラソン」の出場。 父が10 年前からこの大会に毎年のように出場し始め、私も影響を受けランニングを始めました。去年初めて2人で参加し、今年は2回目の親子揃っての出場予定でした。残念ながら私は現地には行ったものの膝の調子が悪く、父の応援に回りました。今年も父は無事に完走。娘ながら、「若々しい父親だなぁ〜」と感心しています。30歳の娘が70歳の父と2人旅とは珍しく見えるようで、周りからは「親孝行だね」と言われるのですが、私自身そんなつもりはなく、年齢から考えると元気な父と会えるのはそこまで多くない回数かと思うので、できる限り両親との思い出をたくさん作りたいと思っています。今回で6回目となる「父娘2人旅」でしたが、 また機会があれば7回目の2人旅をしたいです。

☆KUN:
「娘の鏡ですよ、あなたは」っていう感じですよね。親孝行を親孝行と思わないっていう。そして、70歳でハーフマラソンを走っているお父さん、「何を食べてるんですか?」っていう感じなんですけど、もうマラソンとか考えただけで膝がガクガクするぐらい大嫌いです。辛いじゃないですか。小さい頃から走るのは好きなんですけども、短ければ短いほど良いというのが僕のモットーで、もう長いと気が滅入りますよね。ランナーたちの心境が全く理解できないんですよ。ランナーズハイとか言うじゃないですか、苦しさの後に喜びで溢れるって。ただのそれドーパミンハイですよ。だったらもうちょっと高いところに立って飛び降りてみるとか、滝から飛び込むとか、そっちの方が手軽で良いかなとか、僕には多分そっちの方が性に合ってるんですけども。はるさんも膝を治して、いつまでも若々しいお父さんと一緒に走ってください。