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Let's travel! Grab your music.
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#516 --- 番組Tをプレゼント中 ---
リスナーの皆さんから寄せいただいた
“お便り”の中から訓市が独断でセレクト
旅のエピソードからお悩み相談まで・・・
テーマは何でもないOK
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。
毎週1名の方には、
「500回オンエア記念Tシャツ」をプレゼント!
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
The Best Thing / Electric Youth
Mi Swing Es Tropical / Quantic & Nickodemus feat. Tempo & The Candela Allstars
Badfish / Sublime
I Love You / Willie Griffin
街の風景 / 尾崎豊
Hey Little Baby / Dope Lemon
Australia / Conner Youngblood
Salt Water / Ed Sheeran
I Let Go / HNNY
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:サマーラブ さん
月曜の出勤時に毎週聞かせていただいてる22歳男です。私事ではありますが、7月20日に元気な女の子の父となりました。妻は19個上の41歳。出産は初めて。不安な事だらけでしたが、産む覚悟を決め無事に産んでくれた妻には感謝と尊敬しかありません。2人にとって大きなターニングポイントとなり、ここから家族として大きな旅をしていくのだと思うと楽しみです。
☆KUN:
ありがとうございます。そして、おめでとうございます。まあ、常に言われると思いますが、”年の差婚”だと思いますが、年の差の大きい友達っていうのが何人もいるんですが、みんな言うのは、「年齢が違うから喧嘩になってるんじゃなくて、どんなご家庭も普通に喧嘩があるということを忘れないようにする」っていうのが大事だと思います。これから子育て大変だと思いますけども、楽しくいろんな所行っていい思い出をたくさん作ってください。
★From RN:イバラチッス さん
初めてメールします。46歳、男です。この時期になると思い出すのは2001年から2年間、農業研修で訪れたアメリカはワシントン州です。配属農家によって研修を行う州が変わるのですが、私は「落葉果樹農家」に配属され、ほぼ2年間をワシントン州で過ごしました。作業はメキシコ人クルーと一緒に働き、英語よりスペイン語を使う毎日でした。アメリカンチェリーも作っていたので、夏は朝3時頃から昼まで働き、帰って来たら近くの湖に泳ぎに行くというアメリカらしい生活を送ってました。もちろん、チェリーは食べ放題です!日本の果物は高品質といいますが、向こうで食べたチェリーやリンゴも美味しかったですね。野村さんは旅先で食べて美味しかった果物の記憶はありますか?
☆KUN:
ワシントン州っていうとシアトルとかがある所ですから西海岸で、カリフォルニアがあって、オレゴン州があって、ワシントン州がある。日本の果物って勿論美味しいんですけど、やたらと糖度が高すぎたり、美味しいんですけど、例えばケーキとかに使うと水っぽくなっちゃったりするじゃないですか。僕はアメリカのアップルパイとか大好きで、日本のフジとかああいう蜜が入ってるリンゴに比べると、あんなに甘くないんですけども、食べやすくて、焼くとやっぱりすっごく美味しいんですよ。なので、今は全然食べないですけど、アメリカにいる時は毎日、リンゴをブラウンバックってお弁当を茶色い紙袋に入れて持ってくんですけども、必ず食べてましたね。ジーパンで農薬を拭いて食べるっていう。俺もアメリカ人っぽいなって自分で思いながら食べてた記憶があります。
★From RN:とうしゅう さん
リクエストですが、ウィリー・グリフィンで 「I Love You」 をお願いします。先日、BBCのイギー・ポップのラジオ番組にてかかっていて知りました。ピースフルで良い曲だと思いました。日本のラジオ番組でかかるとしたら、きっとここだけではないでしょうか。それとも、もうかかってますか?運が良ければ日曜夜に聴きたいものです。では、お身体ご自愛ください。
☆KUN:
かけてないですね。というわけで日曜の夜にかけたいと思うんですが、BBCのラジオ番組を聴いてるってのも中々いいですね。昔は海外のラジオ番組ってすごく憧れていて、日本じゃ聴けないじゃないですか。なので普通にカセットにラジオ番組が録音されたものを買ったりしてましたからね。特にアメリカとかニューヨークとかはミニFMというか小さいカレッジラジオとかがたくさんあって、マニアックな人がDJをやって喋って音楽かけたりしていて、もう欲しくて欲しくて、ずいぶん集めたっていうか、友達に持って帰ってきてもらって聴いた記憶があります。
★From RN:テツティー さん
タイ料理店をやっている44歳です。いつもお店のスタッフと6人で閉店作業中に楽しく聴いております。今年6月にニューヨークを訪れた時のことです。タイムズスクエアの近くをウロウロしており、裏通りにある、ふと立ち寄った小さなカフェで、私が長年探していた古い本が棚に並んでいるのを発見しました。驚いて手に取ると、それは私が小学生の時に読んで感動した絶版の絵本でした。ページをめくると、その本にはなんと!私が子供の頃に書いたメモとサインが!それは幼少期に大切にしていたが、引越しの際に手放してしまった思い出の1冊だったのです。ニューヨークで自分の過去と偶然再会し、感動で胸がいっぱいになりました。大都会での小さな奇跡に感謝しています。訓市さんは旅行中に起きた「奇跡の体験」などはありますか?
☆KUN:
これって凄いことじゃないですか?日本で読んでいたものがアメリカにあって、偶然通りかかるっていうのは1億円の年末ジャンボが当たるぐらいの確率だと思うんですけども、僕だったらジャンボがいいなって思いかけてしまいましたが、そんなことないですよね。思い出との再会の方がはるかに美しいと思います。ここまで書いておいて、タイトルを教えてくれないっていうのがものすごく気になるんですけども。テツティーさん、この絶版の絵本は何ていう絵本だったんでしょうか。旅行中にあった奇跡って何ですかね。前も話しましたけど、乗っていたプロペラ機がエンジン火災で落ちかけたみたいのがあって、もう本当に降りた時はびっくりしたんですけども、お守りにつけていたネックレスが無くなってたんですよね、降りた時に。そういう時って何か験担ぎじゃないけど、身代わりになってくれたみたいなってあるじゃないですか。インドでバイクで事故った時もそういえばネックレスをしていて、動脈を守ってくれたってことがありましたけども、以来、ネックレスを欠かさないのは験担ぎかもしれません。
★From RN:ポコ太ンク さん
初めてメッセージを送ります。先日、7月7日の母の誕生日に合わせ、高知県へ2泊3日の家族旅行に行きました。思い返してみれば自分が小学生の時以来、数十年ぶりの家族旅行となりました。空港でレンタカーを借り、有名な四国カルストや仁淀川を観光し、高知料理に舌鼓を打った3日間でした。数十年前の家族旅行とは違い、ドライバーは自分、そして両親はバックシートに。助手席の姉と会話をしたり、横切る景色に目をやったり、ラジオをBGMに黙々と運転。昔の父も母もこんな風にして家族旅行に連れて行ってくれたのかなと、おぼろげに当時を思い出しました。お土産を爆買いしたり、何を食べても美味しいと素直に楽しむ両親の姿を見て、嬉しくもどこか儚い気持ちになったのは時の流れを感じたからでしょうか。また来年。人生で1度くらい、両親との海外旅行も良いかもしれませんね。
☆KUN:
読んでて頷く気持ちになりましたけども、そうですよね。大きかった両親の姿っていうのが、いつの間にか自分より小さくなってポジションが入れ替わってるっていうのは、なぜかちょっと物悲しいというか。時の流れっていうのもすごく実感しますし、過去にはもう戻れないんだなっていうのを再確認もしますし。皆さん元気なうちに親孝行というか、してもらったことを返すっていうのも良いカルマなんじゃないんでしょうか。全然やってませんけどね、僕。気持ちだけはあります。
★From RN:BOY さん
先週までバリのウブドで1週間を過ごし、日本に帰ってきました。ウブドはコロナ後に車やバイクの交通量が増え、散歩をするには難儀な街になっていました。それでも小道に入れば昔ながらの住宅や石造りの彫刻が並び、伝統と信仰を重んじる文化に触れることができました。バリでは、「ヤシの木より高い建物は建てない」という条例があるそうです。広大な空の下で鳥たちが飛び回る姿をぼーっと眺めた時間が良い思い出です。
☆KUN:
もうバリはずいぶん行ってなくって、友達が向こうに住んでいるもので、早く遊びに来いって呼んでくれるんですけど、中々行けてないですね。もう20年ぐらい行ってないのかな。色んな友達がバリに行った写真を見るにつけ、ずいぶん変わったなとか、こんなホテルができたんだってびっくりする感じなんですが、そろそろ行ってみたいなと思います。「ヤシの木より高い建物は建てない」っていうのは素晴らしいですね。かなりアバウトですけども。高さ違いますものね。外苑は銀杏より高い建物を建てなくて、下に掘るっていうのだったらすごく良いんですけどね。以前、番組でも話しましたけど、僕は再開発を反対してるわけじゃないんですけども、やたらめったら高層ビル建てて、そこに商業施設を入れるっていうのは、あそこである必要はないのかなと。だったら低層の建物を建てて、下を大きく作って憩いの場になってるとか、明治神宮が管理費が無いというのであれば、新宿御苑みたいにお金を払ったりとかもいいのかななんて思うんですけども。何とかそういう良い形で物事が進めばいいなって思ってます。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。