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Let's travel! Grab your music.
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#522 --- 11年目に入りましたぁ〜 ---
番組スタートから10周年・・・11年目入り!
日頃のご愛聴に感謝!
10月の第一弾は恒例の“お便りナイト”
リスナーの皆さんから寄せいただいた
“お便り”の中から訓市が独断でセレクト
旅のエピソードからお悩み相談まで・・・
テーマは何でもOK!
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。
毎週1名の方には、
「500回オンエア記念Tシャツ」をプレゼント。
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番組スタートから10周年... 11年目に入り、
Podcastがスタート!
毎週日曜日の午後8時に最新版をアップします。
10月6日放送分は、13日(日)です。
こちらも聴いてください〜
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Believe It Or Not / Joey Scarbury
Last December / Prince
Walking Flames / Actress
I Saw You / Brian Eno
Revelations / Ono Yoko & Cat Power
真夜中のプール / 斉藤和義
情熱の薔薇 / 三宅洋平
夕暮れ電車に飛び乗れ / 空気公団
Robinson Crusoe (Remix by Youth) / Art Of Noise
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ピンチブロック さん
毎週、子供をお風呂に入れながら楽しく聴いている42歳会社員です。唯一の趣味は「フジロック」なのですが、この時期は向こう1年、目標の無いままどう過ごすか悩んでいます。私は80年代の洋楽が好きで、会社の先輩と「80's Bar」でゆっくり食事と音楽を楽しむのが密かな楽しみなのですが、野村さんは80年代の洋楽で好きなアーティストや曲はありますか?
☆KUN:
80年代にだいたい洋楽を聴くようになったので、好きなのが多すぎてなんとも言えないですけどね。80年代のパンクも好きですし、ヒップホップもハードロックも好きですし、別に普通に売れてた曲… 何でも好きで、これって言いづらいですけどプリンスは大好物です。掘っても掘ってもいろんな曲が出てくるんで沼なんですけども、一番好きな曲・・・ でも、「Purple Rain」とかやっぱり好きですけどね。キャッチーな曲、バラードじゃないですか。なんですけど、あれはやっぱりギターソロがもうジミヘンぐらいに凄いんですよ。ぜひ爆音でかけてみてください。
★From RN:NOP さん
出張中の雨模様のバンコクで書いています。雨期も後半に差し掛かり、夜は激しく降るようになってきました。毎年9月は日本関連のイベントにクライアントと一緒にブースを出しているのですが、たまたま日本語の上手い同年代くらいのタイ人男性が立ち寄ってくれ、仕事内容にも関心を持ってくれたのでLINEやFaceBookを交換しました。すると、しばらくして携帯が鳴り「なんで、この2人と繋がっているんですか?」と興奮の声。私が働いていた原宿のタイレストランのタイ人シェフ夫婦が共通の友人だったため、直接シェフに確認してみたら「お前がうちでバイトしてた時に一緒に働いていたよ!」と。私の本名とあだ名の「チューレン」が繋がり、記憶が蘇った瞬間でした。30年近く経つとお互いに当時の面影も変化し、まさかこの場で奇跡の再会が訪れるとは思ってもおらず、喜びもひとしおでした。訓市さんも“意外なところ”で“意外な再会”とか、何か思い出深いエピソードがあったらぜひ聞かせてください。
☆KUN:
30年経ってお互い会った時に気づかないぐらい変わっていたという、僕らぐらい年をとるとありがちな話ですけども、普通に歩いてて本当に古い昔の知り合いに声かけられて、全く分かんなかったことっていうのが何度かありまして、向こうは僕の名前が変わった名前ですし、何をしてるか知ってるみたいで、「よー訓市!」って大声で呼ばれて、「誰…?」っていう。「俺だよ、俺」って言われてもオレオレ詐欺かみたいな。しばらく話を聞いてるうちに、「あー。すごい久しぶりだね」っていうのはよくあるんですよ。あり過ぎて面白いエピソードというか月に1回ぐらいありますかね。それが空港で声かけられて“うわっ”てなったこともありますし、新幹線でもありますし。だいたい僕が気まずい方なんですけどもね。気づかない方で、曖昧な相槌を打ってるうちに突然思い出して、急に反応が変わったりするもので、「お前さっきまでうんうん言ってたけど、分かってなかっただろ」っていうことがよくあります。
★From RN:WILD3 番地 さん
今年8月、ヨーロッパを3週間1人旅してきました。ロンドンから入り、鉄道でベルギー、オランダ、ドイツのベルリン、ミュンヘンを経由。ベルリン滞在期間中には「LOVEPARADE」の後継、「LOVE IS STRONGER」が開催され、ドミトリーの同部屋だった仲間と共に行ってきました。DJとオーディエンスを乗せたトラックが爆音でテクノを流しながらゆっくりと走り、同じようなトラックがひっきりなしに行き交うので、好きなDJがいれば付いて行きます。お年寄りから子供まで思い思いの格好や踊りで楽しむ姿は海外のレイブだなぁと印象的でした。同じくベルリンには有名なお土産があり、「鑑定書付きのベルリンの壁」が売っています。貴重な文化遺産をお土産で売っているのか!と言えば信じられない話ですが、細々した破片から塊まで真面目に売っています。その真意はともかく、ドイツ人なりのジョークなのでしょうか。訓市さんがこれまでに見た「面白いお土産」はありますか?
☆KUN:
「ベルリンの壁」、まだ売ってるんですね。昔も売ってましたけど、買ってどうすんだっていう疑問の方が多かったんですけどね。売る方も売る方だけど、買う方も買う方だっていう。お土産、色んなもの買って飾る人とかすごいなって思うんですけど・・・ 人には買うんですけどね。自分のためにお土産を買うことっていうのが考えてみたら無いんですよね。興味が無いのかなって言うか、もう物を増やしたくないっていう気持ちの方が強いんですけども、やっぱ食べれるものじゃないと嫌だっていうのがありますかね。
★From RN:しゅんぺに さん
中間管理職の47歳の男です。4月から新しい職場に異動になったのですが、なかなか上手く行かず業績も低迷、仕事ばかりが増えて早朝から夜中まで会社で過ごす毎日です。仕事に行くのも憂鬱になってきました。 訓市さんはこんな状況の時、どんなことをしてモチベーションを上げますか?ぜひ、経験談などアドバイスを頂けるとありがたいです。ちなみに、私は下戸なのでお酒以外で。
☆KUN:
会社で働いたことが無いので偉そうなことは言えないんですけど、ただ、夜中まで仕事をしてるっていうのは一緒かなっていう感じですね。僕はお酒を飲んでしまいますので、【しゅんぺにさん】にその素晴らしさをお伝えできないのが大変残念なんですけども、モチベーションを上げる… なんだかんだ言って大きな目で見ると人生って絶対波があるじゃないですか。良い時ってあんまり気づかないんですけどね。悪くなった時、「去年は調子良かったのにな」とか思いがちなんですけども、まずは今があんまり上手く行ってないとしても、そういう波が来てるということで、抗わずにですね、「こんな時もあるさ」って思うのがまず一つ。あとは多分その仕事の仕方で毎日がルーティンになってしまってると思うので、それを壊すっていうのが良いんじゃないんですかね。何か普段と違うことをするとか、強制的に月曜日はこれをする。次の日もやると疲れるかもしれないんで間をとって水曜日とか木曜日には映画を見に行くとか。決まりごとを作ってやってくと、だんだんそれが面白くなってきたりとか、とにかくいつもいるところにいて同じルーティンでやってると、やっぱり頭がそれに持ってかれると思うんですよ。なので、それをどう壊すかっていうのが大事なんじゃないんでしょうか。
★From RN:T さん
先日、古着コレクターさんのインスタライブに出演されており、大変貴重なお話を聞かせていただき、訓市さんの知識に終始驚かされておりました。そのライブ中に「1000枚以上はTシャツを所有している」と話されていましたが、保管方法に“こだわり”はございますか?色で分けていたり、気に入っている、いわゆる1軍のものは分けて置いていたりなど。自分もTシャツを集めており、是非、参考にさせていただきたいです。
☆KUN:
そうなんですよ。なんか毎回インスタライブに呼ばれて喋らされていまして、なんとなく断りづらくなって、ずっと続けてるんですけども、前回は「このTシャツの・・・」とか見せられたら、「これは、こうこうこうだ」みたいな説明をしてたら、「やっぱり詳しいんだね」って言われたんですけども、それはちょうどバンドTとか映画Tとかで、なんか最近古着が人気があるって言って、何かYahooニュースにも出てるぐらいで、とんでもない高くなってるんですけども。僕がそもそもバンドTや映画Tを持っているのはそれが好きだったからで、すんごい安い時とか新品で買ってるんですよ。なので知らなきゃ買わないだろうっていう感じなんですが、今もう10万超えとか当たり前ですからね。さすがに本当に自分が若い頃にそのバンドが好きで、いつか欲しいと思ってたんだったら買う意味あると思うんですけど、流行ってるからっていって、Tシャツっていっても別に出来がいいわけじゃないですからね。量産品のTシャツにプリントされたものにそんなに価値を見出していいのかって思ってしまうんですが・・・。と言う訳で保管方法はないですね。もうぐっちゃぐちゃで。たまになんかこう「このTシャツを見せてくれ」とか「雑誌で書いてくれ」って、連載してるんで、そういう時に必死に探したものが手前に来て、それを「こんなのあったな
って言って着出すと、洗濯してまた上に戻ってくるんで、しばらくそればっかり着るっていうのを繰り返してますね。なので何も分けてないですよ。最近着たtシャツが手前にあるからそれを着るっていうだけで、しばらく1、2ヶ月して、「さすがにこればっかり着てるから、ちょっと他の着よう」っていう時にそれが入れ替わって行くっていうのがスタイルですね。手洗いもしないですし、乾燥機にもガンガン突っ込んじゃいますし。「穴が空いたらどうするんですか?」ってよく言われるんですけど、「そんな貴重なTシャツを」って。着るものですからね、「穴が開いたらしょうがないし、本当に気になったら縫えばいいんですよ」って思ってます。
★From RN:北かわうそ さん
ベトナム「ダナン空港」のカフェでこのメール書いてます。今回、本来ならシンガポールに行く予定だったのですが、台風の影響を考えて1日早く出発しました。シンガポール・プランばかり考えていてベトナムは全く考えていなかったんですが、ソウルの仁川経由で韓国のLCCを 使うとハノイまで約1万円安い!ということで決めました。ハノイからは以前からやってみたかった「夜行寝台列車」を使ってダナンまで来ました。久しぶりの寝台列車。しかも海外ということで寝るのももったいなかったです。よく揺れたりもするのですが、旅の醍醐味を味わえます。そんなこんなで「ダナン空港」・・・深夜便なので時間潰してますがベトナムほんと楽しいです。
☆KUN:
これですよ。夜行列車の旅。番組が始まってからもずっと言ってるんですけど、やっぱ時間に余裕がないとできないじゃないですか寝台列車って。全然出来てないんですよね。で、確かに【北かわうそさん】が言うように滅多に乗らないんで乗ると興奮しちゃってあんまり寝ないんですよね。景色とかすっごい見ちゃいますし。だけど、あれこそ移動の醍醐味というか、別に僕は“てっちゃん”じゃないですよ。ただ寝台列車だけはすごく好きで乗りたいなと思うんですけども、ヨーロッパのとか良いですよ。国をどんどん、どんどん跨いで行くじゃないですか。車窓から見る景色っていうのが本当に繋がっているのに国境を超えると雰囲気が変わってくっていうのを見るのは、「ああ俺って移動中なんだな」って感じさせてくれる一番いい旅だと思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。