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Let's travel! Grab your music.
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#524 --- レジェンドであり、今も現役! ---
番組リスナーの皆さんから寄せられた“お便り”から
訓市が独断でセレクトして紹介します。
曲のリクエストは勿論、
選曲オーダーにもお応えします。
後半は日本人アーティストの曲を
まとめてオンエア!
番組オリジナルTシャツのプレゼントも継続中!
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毎週1名の方には、
「500回オンエア記念Tシャツ」をプレゼント。
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番組スタートから11年目に入って、
いよいよPodcastがスタート!
毎週日曜日の20時に最新版をアップします。
こちらも聴いてください〜
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Bold As Love / Jimi Hendrix
Paradise / Sade
Best Day Ever / Mac Miller
Black Dog / Arlo Parks
さびしさ / 折坂悠太
GIRL FRIEND / ルースターズ
Paper Moon / Personz
Womn 〜Wの悲劇より〜 / 薬師丸ひろ子
In A Little While (Demo) / Noel Gallagher's High Flying Birds
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ぎゅぎゅぎゅん さん
私は野村さんよりちょいお姉さんです。今から30年前、バブルの終わり・・・勤務先での友人がイタリアのカプリ島で人前結婚式を挙げるというので、みんなで押し掛けました。業務に支障が出ないように少しずつずらして10日間の休暇を取得、カプリ島で合流して4日間過ごしました。「人前結婚式」と言っても滞在先のホテルの海に面した大きなバルコニーを借りて、2人が我々とホテルスタッフや通りがかりの人も巻き込んで結婚宣言。花びらと金平糖を2人にかけ乾杯といったシンプルなものでしたが、夜は皆んなでバシッと一張羅でシックに決めての「クイシサーナホテル」での夕食で、思い出深いものになりました。30年前のカプリ島も今ほどブランドのお店ばかりでなく、もう少しのんびりしたところもあって、我々でも居心地が良かったものです。その後、みな転職してバラバラになりましたが、明日その結婚式の当人達を囲んで久しぶりにみんなが集います。多分昔の良き時代の思い出話に終始すると思いますが、それもまた良いんじゃないでしょうか。
☆KUN:
カプリ島の結婚式にみんなで行くっていうのが、もうそれ自体がバブルの香りがプンプンしますけど、もう今、海外で結婚式できる人ってよっぽど太い人じゃないと無理ですよね。そんなの企画されても、呼ばれたこっちはたまったもんじゃないっていうぐらいお金がかかる時代になってしまいました。そして、どんな島とかに行っても高いホテルがあったり、富裕層がいるとブランドが進出してたりして・・・何ですかね、この金太郎飴みたいになりつつある世界っていうのは。かと言って地元のお店で何か洋服を買うってことでもないんですけども、もう少しその土地ならではの風景とかを味わいたいなと思うばかりです。
★From RN:駒沢のランナー
28歳、都内在住の会社員です。本日、娘のピアノ発表会があり、4歳の娘と妻と3人で「連弾」をしてきました。“してきました”と言いつつも、演奏の順番になると娘が観客の方々の多さから緊張で大号泣をしてしまい、演奏順番を変えていただくなどアクシデントがありつつ、どうにか演奏をやりきることができました。演奏を終えた瞬間に新卒1年目、当時23歳で全てが未熟な中、産まれた娘をここまで育てられた事への安堵。産まれた時は全く余裕は無かったものの、激務に耐え、今は習い事をさせてあげられる余裕を持てている事への達成感。大学時代から今も共に歩んでくれている妻への感謝の気持ち。そして、これからは好きな事をやってお金を稼いで行くんだという覚悟が込み上げてきて、1人で泣きそうになっていました。発表会当日も、自宅で3人で行った練習も、今後の人生を彩る最高の思い出になったと思いますし、娘の4歳を思い出す時の代表的な思い出になったと思います。訓市さんは娘さんの昔を振り返る時に必ず思い出すエピソードはありますか。
☆KUN:
すごい本当に良い思い出になったんじゃないんでしょうか。2、3歳とか4歳とか、小学校行く前の時間っていうのは本当に尊いものだなと今でも思い出しますし、もう少し酒の量を減らしてりゃよかったなとか。この間も「訓市さんが昔、小さい娘を連れて真っ青な顔で芝生で寝てたところを見ましたよ」って言う人に会いまして、「あれ完全に2日酔いですよね」って言う、返す言葉がなかったですけども。「それでも連れてくだけ凄いですよ」って逆に慰められましたけど・・・。僕はよく覚えているのは子供が風が吹いてる時に頭を押さえていて、「何をしてるの」って言ったら「髪の毛が飛ぶのを抑えてる」って言う。「いや、飛ばない。風ごときで」って言う。でもそういう風に考えるんだとか、そういうことをよく覚えてます。
★From RN:リーカー
50歳で中学生と高校生の娘の父です。少し前ですが家族4人でソウルに行ってきました。ティーンズの娘2人の要望に沿った旅行でしたので、ご想像の通り「聖地巡り」になりました。主に某音楽事務所やドラマの撮影場所を見に行くことになったのですが、行き方は全て父任せ。そういうことならば“道中を楽しんでやろう”と、私の旅のスタイル。2キロ以内は全て徒歩、それ以外は電車で移動しました。時には私の大好きなドラマの撮影場所である、とあるビルの回転扉を見に行き、とても気分が高揚したりしましたが、基本的にはソウル市内の街並みや電車内から見える景色をぼんやり眺めたり、人々の様子を観察したり、疲れたら雰囲気の良さそうなカフェに寄り道して楽しみました。また、内紛中の某音楽事務所前にてファンからの葬式の花の贈り物がたくさん置かれているなど、その騒動ぶりを目の当たりにして娘達が驚いている際には「こう言うのは百聞は一見にしかず。自分の目で見て感じるのが一番だ」とか、娘達にかっこよく言ってみたり、普段あまり伝えられないようなことも話せる旅行でした。娘達が大人になるにつれ一緒に行動することが無くなっていくのだろうと思いますが、一緒に思い出を作れたり、しっかり向き合って話せたりする家族旅行がこれからもできたらなと思いました。
☆KUN:
韓国に行く若い人って本当に増えましたよね。僕が飲む子たちの間で20代前半の男の子たちがいるんですけども、結構行くんですよソウルに。女の子が行くのはなんとなく分かってたんですけども、「男でも行くの?」「うん、ご飯美味しいし、楽しい」って言うんですよね。「何すんの?」って言うと「向こうでクラブ行ったりとか、洋服見たりとか」。時代は変わると言うか、遊びに行きたいっていうと海外だとアメリカに行きたいっていうのがそれこそほとんどでしたけども、これからアジアとの距離っていうのがどんどん短く近くなっていくんじゃないんでしょうか。
★From RN:コメット
訓市さんは“郷愁に誘われる場所”はありますか?自分は冬のシンと静寂に包まれた深夜の高速サービスエリアが、まさにそうです。子供の頃、家族で祖父母の家がある新潟まで車で向かっていました。途中、サービスエリアで休憩をとっていたのですが、その頃の家族の会話、車中に聴いていた音楽、食事など、その頃の思い出が蘇ります。
☆KUN:
そうですね。サービスエリアってなんとなく変わらず、同じ目的地に行く時は必ずここのサービスエリアに寄るみたいな決まりが自分の中にもあって・・・色んなことを思い出しますけど、郷愁と言うと井の頭公園とか小さい頃よく遊んでいたので、池の周りを歩いたりするとザリガニ獲ったなとか思い出しますし、代々木公園とかもそうですし。何ですかね、開けた場所に行くと都心の中の・・・変わんないじゃないですか、そこから見る風景というのが。だからすごく懐かしい気持ちがしてぼんやりしてしまうんですけども。その中で一番好きなのは、やっぱり神宮の外苑です。あそこの空が広いままだったら良いなあと今でも思ってます。
★From RN:クマのシュウさん
今年9月で47歳になった独身中年男子です。先日の放送でアート・オブ・ノイズの「Robinson Crusoe」が流れた時、東京に出て間もない頃、同じように日曜日の夜を惜しみながら加藤和彦さんの『MARUNOUCHI STYLISH CAFE』を毎週聞いていたことを思い出しました。僕が訓市さんの番組を知ったのはコロナ直前の頃でして、もう10年もやっていたなんてなんて…。タイムスリップできるのなら第1回目の放送から聞いてみたいと、叶わぬ妄想をしながら毎週の放送を楽しみにしています。リクエストはPERSONZの「PAPER MOON」をお願いします。センチメンタルに浸りたい時に車で爆音で聴く曲なのですが、訓市さんのラジオから聴けたら嬉しく存じます。
☆KUN:
PERSONZって懐かしくなってしまって、まだ番組でかけたことなかったんじゃないのかなと思い、今日は選びました。自分はラジオを自分で始めてから全く聞かなくなってしまったので、特にJ-WAVEとか、番宣があったりするじゃないですか。それをよく言われるんですよ、友達に。「昼間職場でラジオかけてたら訓市の声がしてびっくりしたぞ」みたいな。もうそれを想像しただけで、そんな場面に遭遇したくないって思ってしまいまして。全然聞いていないんですけども。聞くべきですよね、僕もね、ほんとはラジオ好きなんですが。と言う訳で自分の番組以外の番組を聴きたいと思います。
★From RN:はなちゃん
いつも日曜日の夜、お風呂に入りながら寝る前にゆったり聴いています。このラジオは父の影響で聴くようになりました。父の中ではJ-WAVE の中でもお気に入りの訓市さんのラジオ。「いつかはメッセージしたいなぁ」とぼやいていましたので、娘の私が代わりに初メッセージ。私は転職による再就職に伴い、いよいよ茨城の実家を出て東京で1人暮らしを始めます。楽しみのほうが大きいですが、やはり親元を離れるのは大変寂しいものです。父とはまあまあ仲がいい方なので、母と一緒によくいろんな所に連れてもらっていました。バイクの後ろに乗って風を感じながら短い旅をするのも本当に楽しかった。心配症で、いちいちどこ行くとかしつこい事もあったけど、私のやりたい事を一番に応援してくれる大好きな父。そして、いつも大きな愛で包んでくれる母。何も親孝行してないなあ〜と思い、せめて大好きな訓市さんのラジオを通してありがとうを伝えられればと思います。音楽も、ありがとうを伝えられる訓市さんセレクトがあればお願いします。
☆KUN:
なんていい娘さんなんでしょうか。ねえ、はなちゃんさん26歳。こんな素敵な心を持ったまま大人になれるって本当に素敵ですね。でも最近の若い子って、僕らの時よりはるかに親と仲がいい気がするんですよ。ずっとこの番組で言ってますけど一緒にラジオを聞いたりとか、旅行に行くとか。僕はバブルの頃の子供で、親も派手なら子供もいい加減っていう世代で、お金がある家は 子どもに金を渡して好きにしてらっしゃいみたいな、親のやることに感知するなていう家がすごく多かった気がしますけども。なんですかね、こういう面では良い世の中になったんでしょうか。親御さんにありがとうを伝えられる曲っていうのが浮かばなかったんですけども、少しひんやりとし始めた時期にぴったりな、きっと親御さん世代が2人で歌ってしまうような曲をセレクトさせていただきました。
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野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。