PROGRAM
箭内道彦のHeart to Heartの
第10回目は宮城県気仙沼市・南三陸町・登米市へ
第10回は、宮城県気仙沼市、南三陸町、登米市へ。被災地気仙沼を走るシャチやサンマがボディに描かれたタクシー。地元の名産品、サメで街を元気にする取り組み。津波の塩害で立ち枯れた杉の木を使い、多くの善意によって建てられた幼稚園の園舎が伝える記憶など、デザインを復興に役立てようという動きを取材します。スタジオにはアーチストの日比野克彦さんを迎えて、復興を早めるデザインの可能性、デザインの意味ついて語り合います。
GUEST
- 日比野克彦
- 世代や地域を越えて、人々の想いやこころ、気持ちを伝えるカタチである「ハートマーク」を用いて被災地の景色を変え、気持ちを繋いでいくプロジェクト、「ハートマークビューイング」などで復興支援を続けるアーチストの日比野克彦さん。日比野さんと復興を早めるデザインの可能性、デザインの意味ついて語り合います。
プロフィール:
アーティスト。1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性 を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。ぎふ清流国体•ぎふ清流大会総合プロデューサーを 務める。震災後に東日本大震災復興支援活動「HEART MARK VIEWING」を立ち上げ、大きな被害を受けた人びとがものを作る喜びを取り戻すきっかけを作り、人と人を繋ぐことを試みる。日本サッカー協会理事。東京藝術大学美術学部先端 藝術表現科教授。