PROGRAM
第3回オンエアは、岩手県陸前高田市へ
第3回、千住明さんは、津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪問。
震災の夜大津波で壊滅的な被害を受けた街で、未来へ大切な記憶を伝えようとしている人々を取材します。
決して忘れてはならない教訓としての記憶。忘れたくない、大切な人の記憶。震災から復興する中で学んだものの記憶。
陸前高田で出会いを通じて、記憶すること、記憶を伝えることを考えます。
被災者からの「地震が起きたら坂道を登れ」という教訓を歌にしたいという想いに応えて千住が作曲、覚和歌子さんが作詞した『坂道のうた』を高田高校の生徒と共に歌います。
GUEST
- しりあがり寿(漫画家)
- スタジオには漫画家のしりあがり寿さんが登場。震災翌日から漫画で震災を描き続けた彼と“記憶の伝承”について考えます。
プロフィール:
しりあがり寿(漫画家)
1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。