PROGRAM
小林武史のHeart to Heart、岩手県釜石市、宮古市へ。
第11回は岩手県釜石市、宮古市を取材。津波から奇跡的に脱出した旅館の女将が映像とともに語る津波襲来。釜石の奇跡と悲劇が隣り合わせとなった鵜住居地区を案内する語り部。万里の長城に例えられた巨大防潮堤を津波が超える映像を撮影した現地で語り継ぐ人を取材。震災から6年を前に、何をどう後世に語り継げばいいのかを考えます。
GUEST
東日本大震災後、被災地を徹底取材したドキュメントノベル『希望の地図 3・11から始まる物語』や、喪失の悲しみと再生への祈りを描いた短編集『また次の春へ』の著者、作家の重松清さんと、震災を語り継ぐことについて考えます。
- 重松清(小説家)
- 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務をへて著述業に。1999年『ナイフ』で第14回坪田譲治文学賞受賞。1999年『エイジ』で第12回山本周五郎賞受賞。2001年『ビタミンF』で第124回直木賞受賞。2010年『十字架』で第44回吉川英治文学賞受賞。2014年『ゼツメツ少年』で第68回毎日出版文化賞受賞。その他の主な著書に『流星ワゴン』『とんび』『その日のまえに』『赤ヘル1975』など。2016年から、早稲田大学文化構想学部教授(任期付き)