PROGRAM
小林武史のHeart to Heart、宮城県気仙沼市、石巻市へ。
- 小林武史
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音楽プロデューサー、キーボーディスト。
80年代からサザンオールスターズやMr.Children、レミオロメンなど日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。90年代以降、映画と音楽の独創的コラボレーションで知られる「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など、ジャンルを越えた活動を展開。映画音楽も多数手がけており、今年は5月に「世界から猫が消えたなら」の公開を控えている。また、「あやしい彼女」（4月公開）の劇中歌プロデュースも手がけている。
2003年に「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギーや食の循環を目指していく試みや東日本大震災の復興支援など、さまざまな活動を行っている。2017年に宮城県・牡鹿半島を中心に行われる「Reborn-Art Festival 2017」の実行委員会、制作委員会の委員長に就任している。
第7回は宮城県気仙沼市、石巻市を取材。津波で被災、炊き出しでラーメンの魅力のとりことなったラーメン店店主、減収増益を達成した居酒屋店主。「海は山が育てる」と言われる気仙沼で間伐材を使ったバイオマス発電を始めたガソリンスタンド経営者。残飯で養豚、ビオトープで排水を処理して稲を育てる体験型宿泊施設モリウミアスを取材。地域の自然や過疎化の問題に向き合って芽生えた様々な動きを通して、被災地に学ぶ持続可能性を考えます。
GUEST
スタジオには、ご自身、阪神・淡路大震災を経験し、東日本大震災後は東北へ度々足を運び、震災をテーマにした小説『そして、星の輝く夜がくる』、『海は見えるか』や、エネルギー問題を扱った『地熱が日本を救う』といった著作もある、作家の真山 仁さんをお迎えして、震災後、特にクローズアップされるようになった様々な「持続可能性」について考えます。
- 真山 仁（小説家）
- 1962年大阪府生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、2004年『ハゲタカ』でデビュー。2007年に『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』を原作とするNHK土曜ドラマが放映され話題になる。地熱発電をテーマにした『マグマ』は2012年にWOWOWでドラマ化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、地検特捜部と宇宙開発を舞台にした『売国』、日本の食と農業に斬り込んだ『黙示』、3.11後の政治を舞台にした『コラプティオ』、東日本大震災被災地に赴いた新聞記者が極限の“現場”で直面する罪と償いを描いた『雨に泣いてる』、被災地の小学校を舞台にした連作短編集『そして、星の輝く夜がくる』『海は見えるか』などがある。
