PROGRAM
姜尚中のHeart to Heart、第12回オンエアは、福島県相馬市・浪江町・南相馬市へ。
第12回は福島県相馬市、浪江町、南相馬市を取材。
今回姜さんは原発事故の影響が残る福島県相双地方を訪ねます。7年経って、やっと出荷が再開する相馬市松川浦名産の青のり生産者。避難指示解除後も、まだ多くの人が戻っていない浪江町でいち早く、オープンしたコンビニエンスストアの若きオーナー、ヘアーサロン経営者や街の復興をデザインで担う、神戸から移住したデザイナーに話を聞きます。
GUEST
スタジオでは、原発事故後の福島を舞台にした戯曲『薄い桃色のかたまり』『少女ミウ』の作者、劇作家で俳優の岩松了さんと「あれから7年の福島」について一緒に考えます。
- 岩松了(劇作家)
- 1952年3月26日生まれ 長崎県出身
自由劇場、東京乾電池を経て、劇作家・演出家・俳優として幅広く活躍。東京乾電池在籍中に「蒲団と達磨』(89)で第33回岸田国士戯曲賞、「こわれゆく男」「鳩を飼う姉妹」(94)で第28回紀伊國屋演劇賞個人賞、「テレビ・デイズ」(98)で第49回読売文学賞を受賞するなど、演劇界の鬼才として名を馳せる。97年には映画「東京日和」で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。本年、「薄い桃色のかたまり」で第21回鶴屋南北戯曲賞を受賞。 最近の主な作・演出作品に、「ジュリエット通り」「水の戯れ」「宅悦とお岩~四谷怪談のそのシーンのために~」「青い瞳」「結びの庭」「家庭内失踪」「シブヤから遠く離れて」「少女ミウ」「薄い桃色のかたまり」「三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?」 2008年映画「たみおのしあわせ」で監督・脚本を手掛ける。
俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍。2013年には「ペコロスの母に会いに行く」で主演をつとめた。