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2024.5.4

KIRINJI 堀込高樹さんの1枚目

レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、ご自身のコレクションから、“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。その中から1曲、実際にレコードに針を落としてお届け。
5月のセレクターは、KIRINJI 堀込高樹さんです。

●今日の1枚:「Take It Away / Paul McCartney」(1982)

「今日セレクトした一枚はポール・マッカートニーの『Tug of War』というアルバムで、 僕が中学生の時に家の近くの新星堂っていうレコード屋さんでお小遣いを貯めて買いました。スティービー・ワンダーと一緒に歌った「Ebony and Ivory」を聴きたくて買いましたね。ビートルズのメンバーがリアルタイムで出したアルバムとして初めて聞いたのがこれだったんですね。それまでは過去作を聞いてる感じだったんですけど、ポールが新作出す!みたいな感じで。だからすごいドキドキしながら買ったのを覚えてますね。まだCDが開発されましたよみたいなタイミングだったので、 当時はこのアナログレコードが一番新しいサウンドだったんですね。だからアナログレコーディングがもう完全に技術がピークまで来てて、ちょっと余裕があるぐらいな感じの割と音がすごくいいレコードだと思います。」