PROGRAM
作家・重松清のHeart to Heart、第3回オンエアは、熊本県熊本市・南阿蘇村へ。
第3回は熊本県熊本市・南阿蘇村を取材。
重松さんは、熊本地震発生から2年後の熊本で、くまモンの復興支援活動や熊本のシンボル熊本城、地域経済の中心だった大学が無くなった村などを取材します。
GUEST
スタジオには、熊本市出身で熊本地震後『うつくしいひと サバ?』を制作されるなど、様々な形で故郷熊本を応援している映画監督、行定勲さんと「復興のシンボル」について一緒に考えます。
- 行定勲(映画監督)
- 1968年生まれ、熊本県出身。2000年『ひまわり』が、第5回釜山国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、演出力のある新鋭として期待を集め、01年の『GO』で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし一躍脚光を浴びる。04年『世界の中心で、愛をさけぶ』は興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象となった。以降、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『パレード』(10/第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『円卓』(14) 、日中合同作品『真夜中の五分前』(14)、『ピンクとグレー』(16)、故郷・熊本を舞台に撮影した『うつくしいひと』(16)、日活ロマンポルノリブート『ジムノペディに乱れる』(16)、『うつくしいひと サバ?』(17)、『ナラタージュ』(17)がある。2018年2月に岡崎京子原作『リバーズ・エジ』《第68回ベルリン国際映画祭パノラマ部門オープニング作品》が公開され、同映画祭にて批評家連盟賞を受賞した。4月には自身がディレクターを務める《くまもと復興映画祭》で新作『いっちょんすかん』を上映するなど熊本の復興にも精力的に関わる。また映画だけでなく舞台「趣味の部屋」(13,15)、「ブエノスアイレス午前零時」(14)、「タンゴ・冬の終わりに」(15)などの舞台演出も手掛け、その功績が認められ16年、毎日芸術賞 演劇部門寄託賞の第18回千田是也賞を受賞した。