PROGRAM
作家・重松清のHeart to Heart、第8回オンエアは、広島県坂町・東広島市。
第8回は、西日本豪雨で大きな被害の出た広島県坂町、東広島市。西日本豪雨は被害が広範囲に及んだため、発生時に情報伝達の難しさ、近い避難場所の確保の難しさ、交通網の寸断による孤立などを引き起こしました。
発災後も復旧作業に必要な重機不足、ボランティア不足や偏在など、ある地域や一自治体だけでは解決できない問題が数多く噴出しました。
大都市に隣接しながら、復旧が遅れた坂町、東広島市を訪ね、現地の方が感じた外部との連携についての問題を取材。
被災地と外部とのより良い連携を探ります。
GUEST
スタジオには、西日本豪雨の現場にいち早く駆け付け、被災地と外部の連携を構築して復旧復興に活躍しているかピースボート災害ボランティアセンターの小林深吾さんを迎え、まさかの時に強くなるために、様々な分野で広範囲に連携するためにどうしたらいいのかを考えます。
- 小林深吾
- (ピースボート災害ボランティアセンター プログラムオフィサー/株式会社 街づくりまんぼう 取締役)
2003年より国際NGOピースボートの船内運営・企画に携わる。「洋上子ども学校」や「パレスチナ難民キャンプスタディーツアー」、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」など平和教育プログラムを担当。2011年、東日本大震災では、発災直後から先遣隊の一人として宮城県石巻市に入り、主に行政や自衛隊、社会福祉協議会、各NGO団体との渉外業務を担う。その後も現地責任者として長期的な支援活動を実施。災害ボランティア育成や防災教育プログラム開発を担当。