PROGRAM
藤巻亮太のHeart to Heart
第5回オンエアは、宮城県石巻市。
第5回は被災地の震災復興支援が切っ掛けで生まれたReborn-Art Festivalが現在開催中の宮城県石巻市を訪ねました。
豚を育て、その豚の命をいただくプロジェクトの横で豚のオブジェを制作した作家の想い。石巻に移住して活動するアーチストが感じたいのちの循環。東日本大震災で最も多くの犠牲者を出した街で命を考える機会をという現地スタッフ。アートを通じて改めて“いのちのてざわり”を感じ、考えます。
GUEST
8月3日から、宮城県石巻市を中心に開催されているアートと音楽と食の総合祭、リボーン・アート・フェスティバルの石巻駅前エリア担当キュレーターであり、フェスティバルで上演されるオペラ『四次元の賢治–完結編-』の脚本も書かれた、思想家で人類学者の中沢新一さんとアートフェスで実現したい被災地の復興やアートを通じて改めて“いのちのてざわり”を感じ、考えます。
- 中沢新一(思想家・人類学者)
- 1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。 明治大学野生の科学研究所所長。 インド・ネパールでチベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。
著書に『チベットのモーツァルト』『アースダイバー』『カイエ・ソバージュ』シリーズ『芸術人類学』「野生の科学」ほか多数。
日本の各地における歴史や文化の生成を人文科学と自然科学の両観点から解き明かそうとする試みである「アースダイバー」プロジェクトや展覧会の監修など、多岐に渡る活動を展開している。