2022.10.1

10月のスパイスプレゼンターは、エリックサウス・稲田俊輔さん！

スパイスやハーブの魅力を掘り下げながら、週末楽しみたい料理のレシピや、専門店の注目グルメをご紹介。月替わりで、そのスペシャリスト＝スパイスプレゼンターにご登場いただき、スパイスの世界をご案内いただきます。

10月のスパイスプレゼンターは、南インド料理専門店「エリックサウス」、総料理長の稲田俊輔さん！
エリックサウスは、2011年、東京駅八重洲地下街にオープン。現在、エリックサウスブランドとしては、10店舗。さらに、稲田さんがメニュー監修・店舗プロデュースを手掛ける飲食店は、海外を含め25店舗に広がっています。

●スパイスの世界とは？
「世界に一体、スパイスどのぐらいあるのかっていう話なんですが、一説によると、300〜400位あるとも言われてます。ただし、多くの人が日常的に使うものというのは、まぁそこまででもありません。我々が頻繁に使うものとしては、どうでしょうせいぜい30〜50位なんじゃないでしょうか。このスパイス、何が面白いかというと、スパイスの定義の1つとしては、少量で凄く強い風味を持っているということがあります。
しかもスパイスとかハーブの組み合わせの仕方も無限で、工夫次第で料理の世界が、どんどん広がっていく。ここからスパイスの魅力なんじゃないかなと思います。私もスパイスは初めて使い始めた時は、最初は訳がわからないですよね。ほんとに魔法みたいだと思ってたんですけれども、ちょっとずついろいろなスパイスを、日常に取り入れて、使って慣れていったら、だんだん法則性みたいなものがわかってくるんです。そういうことを積み重ねていくと、いつの時からかストンと腑落ちして、まぁ言うなればスパイスが使いこなせるようになった、そんな感覚があります。
ぜひリスナーの皆様もですね、気楽にいろんなレシピを作ってみる、みたいなところから始めて、スパイスに触れていただくといいんじゃないかなと思います。」（稲田俊輔さん）