2022.10.22

今日は・・・カルダモン！

スパイスやハーブの魅力を掘り下げながら、週末楽しみたい料理のレシピや、専門店の注目グルメをご紹介。10月のスパイスプレゼンターは、南インド料理専門店「エリックサウス」、総料理長の稲田俊輔さん！

●今日は、カルダモンに注目！
「別名「スパイスの女王」と呼ばれるカルダモン。すごく高貴で、そして爽やかで、なおかつ芯が強い香りがするスパイス。世界中にいろいろある中でも非常にキャラの立ったスパイスの1つといえます。7ミリ位の緑色の種のような形をしていて、その殻を剥くと、中に黒いつぶつぶが入っています。これが、カルダモンの香りの正体の種ということになりますね。
ちなみに他のスパイスよりちょっとお高いです。でも少量使うだけで、すごくきまるので、そこはちょっと奮発して買っておくと色々楽しいですよ。
カレーにはもちろんよく使われますし、ちょっと意外なところでは皆さんが普段から慣れ親しんでる、ドイツのハムやソーセージ、さらにはお菓子に使われたりしていて、北欧ではケーキとかクッキーによくカルダモンを使っています。」（稲田さん）


●炊飯器で作るプラオの作り方！
「フライパンで、香味野菜（玉ねぎ、ニンニク、生姜）、お肉（チキン）、スパイスを炒める。このときのスパイスはいわゆるカレーを作るときのスパイスと同じと考えていただいて大丈夫です。カルダモン、クミン、カイエンペッパーまたはカレー粉でもOK。いわゆる固形のカレールーではなく粉状のMの。そうやってスパイスで炒めたお肉や野菜を、あとは普通に炊き込みご飯を作る時みたいに、お米の上に乗せて、お米の分ちょっと塩加減を強くして炊飯！なるべく少なめの水加減で炊いていただくと、これだけで簡単にエキゾチックなチキンプラオが完成するということになります。」（稲田さん）