日本、世界の現状についての思いを語りました。
ベンジーさん
最終目標が利益なのか志なのかによって
集団は仲間割れするかしないか違いが出てくる。
日本の感覚が世界に通じないときがあると思う。
世界が平和であるために準備はしておかないといけない。
UAさん
教育のシステムを見直してほしい。
今までのつけを未来に責任を負わせていくわけにはいかない。
ネットの情報だけで判断するのではなく、ローカリゼーションが大事。
それぞれの場所でもっと農業・観光・文化を日本らしくやるべき。
日本、世界の現状についての思いを語りました。
ベンジーさん
最終目標が利益なのか志なのかによって
集団は仲間割れするかしないか違いが出てくる。
日本の感覚が世界に通じないときがあると思う。
世界が平和であるために準備はしておかないといけない。
UAさん
教育のシステムを見直してほしい。
今までのつけを未来に責任を負わせていくわけにはいかない。
ネットの情報だけで判断するのではなく、ローカリゼーションが大事。
それぞれの場所でもっと農業・観光・文化を日本らしくやるべき。
尾崎世界観のキングスプレイス
2回目のキングスミーティングは尾崎さんが、
「クリープハイプとしてのこれから」について
語りました。
5月に2本のフェスに参加したクリープハイプ。
尾崎さんはどのような気持ちだったのでしょうか。
尾崎「単純にやれてよかったなっていうのが率直な感想ですね。
VIVA LA ROCKは1回目からずっと出して頂いてますけど、
本番前も主催者の鹿野淳さんという方と少し喋って、
『尾崎これ大丈夫かな』って鹿野さんが聞いてきて、
みんな迷惑してないかなってっていうのは気にしてましたね。
それまでね、かなり苦労して、いろんな想いがあって、
開催するって決めたと思うんですけど、
やっぱステージに立つ前にそれを思いましたね。
誰かの決断の上で、誰かの責任の上で、
これからライブするんだなって思って。」
JAPAN JAMは野外でのライブ。
尾崎さんはどのような気持ちだったのでしょうか。
尾崎「その日は天気も悪くて、雨が降って、すごい風が吹いてて、
歌ってないと、マイクに風の音が入ってずっとゴーッて
音が鳴るぐらいのすごい劣悪な環境だったんですけど、
それはそれでしっくりきましたね。
そもそも世間の風当たりが強いわけだから。
ロックフェスに対する。これMCでも言ったんだけど。」
屋内と野外という対照的な2本のフェスを経て、
改めて尾崎さんが感じたこととは。
尾崎「どっちの主催者の方も不安そうな顔をしているんですけど、
でも覚悟を持った表情だから、ただ自信がないわけじゃない
っていうのを感じたし、改めて力強いものだなって感じました。
そこにくるお客さんもそうですけど。」
「まあでも報道でね、いろんなところ切り取って報道されるのも
目にしたし、そりゃ待ってれば1万人ぐらい集まって、
張り込んでればルールを守らない人の姿を
捉えることができるとは思うんですけど、
実際事実だから悔しいけど、そこはね、
そういう報道されてしまうのは仕方ないと思うんだけど、
いろんな視点があると思うんですよ。
そういうものを取り締まる視点もあれば、
ルールを守れなかった視点もあって、でも守ってる視点もあるし」
「自分はもうロックフェスに出ている時点で、
人に迷惑をかけてしまうことから逃げられないと思うんですよ。
フェスが開催されることで、被害を被る人もいるとは思うし、
ただ、やることによって喜ぶ人がいるのを自分は見たから。
そこに対峙してライブやったし。
だから自分の視点っていうものをぶらさないでいたいなって
思いましたね。それぞれカメラがあるとしたら、
なるべくブレないように、その映像を綺麗に写して、
届ける人に届けたいなと改めて思いました。」
久しぶりのフェスから様々な人の思いを感じ取った尾崎さん。
改めてライブで気持ちを届けるという決意を伝えてくれました。
恵比寿LIQUIDROOM・東田慎二さんにお話を伺いました。
ベンジー&UAについて
浅井さんは先日もTHE INTERCHANGE KILLSでワンマン。
UAさんは歌舞伎町時代から周年イベントも出てもらっている。
二人ともずっとカッコいい。
声が素晴らしい、ずっと聴いていられる。
UAさんは気さくな大阪の女性。
浅井さんはTHEロックアーティスト。
コロナに対して
自分や働いているスタッフが感染しないように
気をつけること、館内の換気消毒、キャパを半分以下に。
床にテープをはってソーシャルディスタンスも確保。
お客さんの協力もあって
感染対策を徹底してライブをやっている。
自分たちのやれることをやって
毎日の公演をできる限りやっていきたい。
東田さんお忙しい中、お話ありがとうございました!
今回は下北沢 THREEで店長をされている
こっけさんこと、中村公亮さんに
コロナ禍でのライブハウスの現状についてお話を伺いました。
コロナ禍でライブができなくなった
昨年の4〜5月ごろに一番考えたのは
若手バンドの未来だったと話すこっけさん。
『配信ライブに切り替えていこうっていう動きを
下北沢BASEMENTBAR とTHREEは
ずっとやっています。
でも、みんなが知っているバンドって
配信で見てもらいやすいけど、
これから世に出ていくバンドが配信だけでライブをしていくのって
結構しんどい状況なんです。
音楽を始めていく子たちにとって、
明るい未来を見せられなくなっちゃうのが
一番不安だったかもしれないですね。』
弾き語りにして人数を少なくする事でコストを下げ
無料で配信を見られるようにし、
また投げ銭機能も活用したり
新しいアーティストをお客さんに見てもらいやすいように
環境を作りを工夫されたそう。
段々と感染者が少なくなってきて
久々に生でライブができた時には
ライブならではの感動を改めて感じたそう。
『耳以外で聴いている音楽がたくさんあるじゃない?
体に響いてくるとか、単純に生の目で見る風景って
配信と全然違うし、
耳以外で音楽を感じていたんだと改めて思ったのが
一番印象的だったかな。』
感染予防対策はどこのライブハウスも心がけているけど
特に、ライブに対する演者やお客さんの心配を少しでも軽減させて
せっかく来たからには気持ちよく楽しく帰ってもらえるように
気持ちの面でのケアに力を入れているそうです。
下北沢のライブハウスでは
お互い情報を共有して連携したり、
つけ麺を始めたり、配信プラットフォームを立ち上げたりなど
お互いの動きを把握しながら
利用したり、支えあったりしているとのこと。
最後、こっけさんにライブハウスの魅力を伺いました。
『俺自身、いろんな人と出会えた場所はライブハウスだから
そういう場所でありたいなと思います。
生きていく中でどれだけたくさんの人と出会ったかって
自分を形成していく上で大切なことだなと思うし
ライブハウスは面白い人がたくさんいるから
そういう人と新しく出会えるし、
もちろん音楽の出会いもあるけど
いろんな出会いがある場所っていうのが
一番の魅力かなと思います。』
こっけさん、ありがとうございました!!
尾崎世界観のキングスプレイス
初回のキングスミーティングは尾崎さんが、
「コロナ禍での活動」について
振り返りました。
エンタメ業界が大変な時期にある中で、
バンドマンとして色々気づきがあったそうです。
尾崎「基本的には悪く思ってないですね。
悔しい思いはいっぱいしましたけど、
いいこともあったなーと思います。
最近は弾き語りのツアーを回ってるんですけど、
今の時期に弾き語りやれてよかったなって思ってます。」
ライブでは声が出せなかったりあまり動けない中で、
弾き語りではお客さんは拍手をしているそうですが、
その中で尾崎さんは拍手の大事さを知ったそうです。
尾崎「曲終わりで、ジャンって締めた後に、
『ありがとう』と言うまでの間をすごく計りながらやっていて、
場所によってタイミングが速かったり遅かったりするんですけど、
ある時まだありがとうって言ってない時に拍手が起きてしまって、
ちょっと早いけどまあいっかって言うのが何回か続いた時に、
無音が不安にならないような場所にしたいってMCで提案したら、
今度はありがとうって言った後も探り探りの拍手で(笑)
それがなんか愛おしくて、嬉しいような、ありがたいような、
もどかしいような気持ちになって。
でも拍手1つでこんだけやれることがあるんだなっていうことは
その時に思いましたね。」
尾崎「そもそもフェスでいろんなバンドが出て、
どのバンドでも手あげたり飛び跳ねたり、
クリープハイプだったら『セックスしよう!』って
叫んだりする場所がありますけど、そういうのが
浸透しきってるのがなんか気持ち悪い世界だなと思いましたね。
自分もそこに乗っかって享受してたけど、
それはやっぱ先人が作ったものなんだなって気づきました。
当たり前のロックフェスっていうシステムを
先に作ってくれていた人がいて、
そのシステムの中で調子に乗ってただけだったんだなって。
ミュージシャンとしては、
今までがおかしなことだったっていうことに気づけたので、
また拍手1つから今始めている感じがしますね。
お客さんとのやり取りっていうのは誰かが決めたことではなくて、
自分達で1から作っていきたいということを改めて思いました。」
コロナ禍の中、お客さんとの信頼関係の大切さに
改めて気づいたという尾崎さん。
今年からまた信頼関係を作っていけることが
すごく楽しみということを話してくれました。
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