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2021年8月10日

  
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今回は劇団ゴジゲン主宰、水曜日深夜2時からの番組、

J-WAVE JUMP OVERナビゲーターの松居大悟さんを

ゲストにお招きして

コロナ禍でのエンターテインメントについてお話しました。

 

昨年からコロナ禍になり音楽業界では、

ライブの中止や延期が相次ぎましたが

舞台でも同じく苦しい状況が続いたとのこと。

  

1つのチームとして行う舞台

1回延期したら、再度、俳優さんやスタッフが同じで集まることが

ほぼ難しいため延期という名の中止が多かったそうです。

  

本番までの稽古では、マスクを着用して行った様子。

  

松居『劇場に入って照明と音響と合わせて、

最後本番の前日に初めてマスクを外すので

「あっ、こんな表情していたの。」

っていうのがかなりありました。』

斎藤『あるか、ないか、わからないライブのリハーサルって

めちゃくちゃしんどくないですか?』

松居『PCR検査を何回も受けながら本番に向けていくんですけど、

怖さしかない。

PCRは受ける必要があるんですけど、

1ヶ月間頑張ってきて劇場に入るときに

検査をしましょう、というのがすごく嫌で。

ゼロかマイナスしないじゃないですか。

安全ですよっていうためにお金をかけてゼロかマイナスの勝負をして、

ダメだったら解散とか。

でも実際に舞台をやった時にお客さんが静かに場内に来てくれて

拍手だけがすごい大きいんですよね。

あれは何かグッとくるものがありましたね。』

  

昨年はこの事態の中、ご自身の中で

何かできることはないかと考え、

同じくステイホームしている人たちのために

自宅だけで映画を制作して発表したり

劇団でYouTubeを始めたりされたそう。

このコロナ禍で無意識のうちに作品に込められた想いが

変化して行っているそう。

 

松居『人の心に突き刺さるものを、

というのを昔は意識してやっていましたが、

それよりも映画とか演劇を見ている時間とかが

愛しく思えたりとか、

見た後に人を愛しく思えるものがいいなと思っているのは、

きっとこの時代いるからなのかもしれない。』

  

現場での活動を続けていくことの大切さや、魅力とは・・・

  

松居『僕がやっている映画とか演劇とかは

人と人とが話し合って

何かが生まれる場所なんですよね。

現場で生まれていくものが絶対にあると思うから

人と関わることを信じ続けることとか、

それによって人が感動することも含めて大切だし。

去年、エンターテインメントは不要不急という話ありましたが、

家にいてみんなエンタメ見てただろうし、

聴いてただろうしと思うと、

絶対にそこに誰かを救う強さはあるから

信じ続けることかな。作品も人も。』

 

  

9月から松居さんが演出を担当する舞台『Birdland』がスタート!

映画『くれなずめ』もまだ上映している劇場あります!。

ゴジゲンで毎週土曜日にYouTubeにて配信中

そして、J-WAVEではJUMP OVERは毎週水曜日、深夜2時から!

ぜひチェックしてみてください!

 

2021年8月 5日

今月から水曜キンプレを担当するSaucy Dog。

初回のキングスミーティングは、
今年2月に開催した日本武道館ワンマンについて話しました。

"武道館のライブが決まったのは2019年末。
2020年のうちにたくさんライブを重ねて
力をつけて頑張ろう!と意気込んでいたものの
数カ月後に新型コロナが猛威を振るい、
武道館の日程は緊急事態宣言の延長期間と重なり、
開催するかどうかはギリギリまで決まらなかったので、
精神的な不安を抱えたまま日々を過ごしていました。

開催することが決まって、感染対策や人数制限など
ガイダンスに従った状態で開催したけど、
当時は声を出せないライブに
れていないお客さんがほとんど。
不安と楽しみが混じったよく分からない気持ちで
私たちもステージに立ったけど、
客席を見たらマスクをしてても笑顔なのがわかるし、
楽しい!という気持ちを
アピールしてくれようとしているのが伝わった。

幸せを与えたいと思って、
「send for you」というタイトルをつけたけど、
逆にお客さんからたくさんの幸せを
与えてもらえたライブでした。"

2021年8月 4日

  
  

ライブの企画、宣伝、チケット販売はもちろん、

アーティストの宿泊の手配、当日の会場の運営などなど

ライブには欠かせないイベンターというお仕事。

  

今回は東北でイベンターをされている、

ノースロード・ミュージックの井上馨さんに

コロナ禍でのライブについてお話を伺いました。

  

コロナ禍でライブに参加するにあたり

マスクをつけないといけない、声を出してはいけない、など

様々な制約がある。

でも、ライブに来ると

日頃、我慢を強いられていることや

コロナ自体も忘れさせてくれるような空間になっていて

それは、2011年の東日本大地震の後と同じような感覚と

井上さんは感じているそう。

  

『ライブ中だけは震災の苦しみや

キツいことを忘れさせてくれて

何もなかった日常に戻れるという感覚があって。

その感覚に近いものがあるな、とすごく感じていますね。』

  

イベンターとしてライブを行うにあたり

正直なところ、仕事量はかなり増えたとのこと。

しかし、その努力と、お客さんの協力もあり

全国の累計で250万人ほどライブで動員していますが

感染者が発生したという事例は報告されていないそう。

  

そして、9月にXIIXSHE’Sでまたツーマンをやりますが、

このイベントの企画は井上さん。

Doors New Normal】という名のこのイベントは、

お客さんにお目当てのアーティスト以外のライブを見てもらい

お客さんにとって新しい音楽のドアを開けて欲しいという

想いも込められているライブとのこと。

  

最後に井上さんに

ライブを続けていくことの大切さをお話しいただきました。

  

『このコロナ禍で何回かライブを見ているんですけど

泣いているお客さんが結構いるんですよね。

去年10月のUNISON SQUARE GARDEN

LIVE (on the) SEAT】の仙台サンプラザホール公演は

僕の中でもコロナ禍初のライブでした。

あの時、ステージにメンバーが出てきて

音がなって幕が開いた時に涙してしまって。

本当に生きてきてよかったなと思ったし、

この仕事していてよかったなと思えた瞬間だったし、

そう思えるライブってすごいんだなと。

だからそういうライブを作り続けていくことって

人のためになるし、心を豊かにするし、

これは続けていくべきだなと思っています。』

  

  

そんな井上さん企画の【Doors New Normal】は

8月8日までチケット先行予約を受け付けています!

詳しくはこちら

  

井上馨さん、ありがとうございました!

  

  

2021年8月 2日

今週はなんと、KEYTALKの所属事務所社長で

KOGA RECORDSを主宰する下北沢の魔法使い、

みんな大好き古閑裕さんがリモートで登場しました

 

コロナ禍のライブについて古閑さんは

「ガイドラインの則ってやれるべきことをやるしかない。

一番ライブハウスが感染対策を守っていると思う。」
と話されていました。

 

またライブハウス関係者、アーティストの方々への援助、

支援体制について。

一般社団法人インディペンデント・レーベル協議会(ILCJ

の会長を務める古閑さんは

ILCJではライブハウスで働いている人や

アーティストの補助や援助をしているので、

ILCJで検索して是非活用してほしい。

またNPO法人インディペンデントレコード協会IRMAでも

支援事業を行なっているので

自分で選んで利用してほしい」と呼びかけていました。

 

最後に古閑さんにとってライブハウスとはと伺うと、

次のような答えが。

「遊び場&新しい音に出会う場所。

そして2年後でいいのでお酒を飲める場所」


2年後酔っ払った古閑さんを
ライブハウスで見ることができますように!

 

古閑さんめっちゃ真面目で素敵お話ありがうございました!

2021年7月30日

尾崎世界観のキングスプレイス

11回目のキングスミーティングには、

クリープハイプから満を持して、

ドラムの小泉拓さんが登場しました。


尾崎「いきなりこんなこと聞くのもあれなんですけど…

       セコムしてます?」


小泉「セコムしてないですねぇ」


尾崎「したほうがいいと思うなぁ」


まずはキンプレライブについて。


尾崎「ちょうどね、キンプレライブも終わった頃でしたが、

   どうでしたか?」


小泉「楽しかったです。ちょっと我々的には久し振りな曲を

   用意したりして。だからそういう意味での緊張感も

   ありつつでしたけど」


尾崎「リハーサルをちゃんとやって、本番でライブをするっていうのは

   久し振りだったような気がするんですけど」


小泉「リハーサルがあるとさ、かえって緊張しない?」


尾崎「あれ嫌なんですよね。結局音変わるじゃないですか。」


小泉「変わるんだよ〜」


尾崎「だからリハでやったことがあんまり意味ないなーって

   思ってて。何より待ち時間がすごかったじゃないですか。」


小泉「結構あったね。」


尾崎「5時間ぐらい待ってて、みんな微動だにしないから、」


小泉「割と楽屋で喋んないほうだもんね我々は」


尾崎「でー、カオナシが痺れを切らしたようで

   『ゲームしませんか』って。結構ゲームとかボードゲームを

   穿った見方をしているのでゲームかぁって思ったんですけど、

   それを言わせてしまうほどの沈黙があったってことですよね

   でそのゲームがね、ライブのMCでも喋りましたけど、

   ワードウルフっていう。」


話題はクリープハイプのライブについて。


尾崎「最近はライブが始まってますけど、どうですか気持ちの面では?」


小泉「どうなんだろうね、まぁでもライブできるのに越したことはない

   なと思っていて、やれるもんならやりたいって思ってるし、

   でも前みたいに頻繁にできないからこその、1本にかける集中力

   だったりもあるから」


尾崎「セコムも、やれたらそれに越したことはないし、

   やれるもんならやりたいってことですもんね?」


小泉「そうだね(笑)そうなのかな…

   ライブは尾崎くん的にはやれて嬉しい感じなの?」


尾崎「うーん、まぁそうですねぇ、

   嬉しいですけど、なんかこれでいいような気もしますけどね。

   かなり詰め込んでいたし、当たり前のように

   異常な状態でずっとやってきたから、

   こうなってみた、それに気づけているし、

   全部が全部元通りになればいいとも思わないですね。」


小泉「そこは俺も一緒だ」


尾崎「お客さんも限られた上限の中でライブに来てみて、

   いい点も絶対あるだろうし、いろんなことに気づくというか、

   フラットになっていくのかなという。

   このままでいいんじゃないかなってものはどんなものがありますか?」


小泉「お客さんの立場でライブに行った時に、フェスとかでバンドによっては

   モッシュとかあるじゃん。ああいうのが苦手なお客さん

   にとっては見やすかったりするのかなとか思うから」


尾崎「ぎゅうぎゅうに詰まってると飛び跳ねたくなくても横の人のアレで

   飛んじゃうんですよね。ステージから見てると一斉に飛んでくれてる

   と思うけど、中には無理やり飛ばされちゃってる人もいたはずだから。

   あとは何かありますか?歓声が上がらないっていうのはどうですか?」


小泉「リアクションは確かにね。以前に比べて大人しい感じはするけど」


尾崎「でも、珍しい曲をセットリストに入れることが

         怖くなくなったっていうのもあるんですよね。

        前までは急に一曲だけまだ知られてない曲、

   特に新曲とかやると、露骨に手が上がらなくなったり、

         歓声が小さくなったりするのに引っ張られてたんですね。

         そういうのがなくなったから。」


最後に、今後の目標について聞きました。


尾崎「今後の目標を伺っていきましょうか」


小泉「なんだろうな、いろんな状況でも、

   ブレないでやれてる漢になりたいなって」


尾崎「『漢』の方ね。」


小泉「漢になりてえなー。なんかさ、生演奏ができないだと

   生演奏じゃないやつでできたりとかさ。その都度その都度で、

   柔軟に対応できる、漢になることかな」


クリープハイプのライブに対する

熱い思いを語ってくれました。

小泉さん、ありがとうございました!

   

   

   

   

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