今回はUNISON SQUARE GARDENが
来月開催する 自主企画『fun time ACCIDENT 3』の
大阪公演に出演される崎山蒼志さんを迎えて
コロナ禍でのライブや活動についてお話を伺いました。
コロナ禍になる2年ほど前から
徐々にワンマンライブや、様々なアーティストの方と
ご一緒する機会が多くってきたと感じ始めた中での
コロナ禍ということもあり
これからどうなるのかという不安は今でも感じているとのこと。
描かれる歌詞にも変化があったそう。
『今までは本当に暗い内容で歌っていることが多かったんですけど
そういうネガティブな感情からでも
微かに光が差してくるイメージで
描くようになったりしましたね。
そういう曲を歌いたいなと思うようになりました。』
久々にライブをした際には
声やマスクで表情がわからないという
わかりやすい反応がない部分はありますが
拍手を受ける嬉しさがあったとのこと。
ご自身のライブ以外にも
久々に他のアーティストのライブを観に行った際に
改めて生のライブの凄さを体感。
そういう場所はこれからも途切れないで欲しい
とお話しされていました。
途中、崎山さんのギターの演奏法についても伺いました。
斎藤『ギターを弾くときの右手のリズムの意識って
リズム楽器としての観点で演奏しているのか、
それとも1人で歌をより良い演奏でということを
突き詰めたらあの形になっていったのか、
教えてほしいです。』
崎山『元々カッティングっていうギターの奏法が好きで、
あとは1人でやるにあたりバンドみたいにできないかなと
思っていた時期があったり、
打楽器とかも好きというもの相まって
ちょっと打楽器的にカッティングを強くして歌うというのをしたいなと
1人でライブしているときに思うことが連なってという感じです。』
斎藤『ちょっと小耳に挟んだんですけど
コード感がスガシカオさんの影響だとか。』
崎山『そうです。父親がスガシカオさん好きで。
自分がギターやっているので
コードブックみたいなのを買ってくれたことがあって、
教則本とかでも見られないような不思議なコードが多くて、
押さえてみたときの達成感とか響きみたいなところが好きで、
そういうのを取り入れていきたいなというのが
変な和音のルーツにかなと思っています。』
9月8日にニューシングル『嘘じゃない』がリリース!
『嘘じゃない』はTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」
第5期 EDテーマになっており、
カップリングには『過剰/異常』は
リーガルリリーとのコラボ曲や
過去の曲を改めて聴き語りで収録されています。
9月22日にEX THEATER ROPPONGIにて
ワンマンライブも決定しています。
崎山蒼志ウェブサイト
今回は様々なアーティストのライブ写真を撮影されている
カメラマンのカン ビオラさんにライブの現場について伺いました。
コロナ禍になり、様々なアーティストのライブで
各地のガイドラインに沿った感染対策が行っていますが
そんな大変な状況でもライブを行う意味として
HYDEさんの言葉が心に残ったとのこと・・・
『「コロナの状態の中でも待っていても助けは来ないから
自分たちだけではなくファンやスタッフのためにも
自分たちで安全に仕事できるような環境を作るしかない。」
という話を聞いて、守ろうとしているのがすごい感動しました。』
密を避けるためお客さん同士の間隔を開けるようになり
ライブ会場では声も出せず、
さらにはモッシュやダイブもなくなり、
アーティストもお客さんも困惑していた印象だったそう。
ですが実際にライブが始まると
その場で踊ったり、手をあげたりと
本当に規制があったかわからなくなるくらい
会場は熱い熱気に包まれ
新しいライブの楽しみ方が生まれたのではないか、と感じたとか。
最後に今でこそ感じるライブの魅力を伺いました。
『今は制限いっぱいあり、
いつもやっていることはできなくなりましたが
逆にやったことない、やってみたいこと、面白いことを
いっぱい試せる時期だと思います。
ライブは今しかないくらい、楽しい時期だと思います。』
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